「私は決して猫が好きなのではない。<br />猫を飼うのも下手だ。<br />ただ、友達になった相手がたまたま猫だった」-猫たちのために都内のマンションを引き払い、未知なる土地千葉S倉に住むことになったものの、そこも彼らの安住の地ではなかった。<br />新しい闘いが今、始まる。<br />涙と笑いで読む者の胸を熱くする、猫と文学を巡る奮闘記。<br />