マナー講師の正体、マナーの本質
マナー講師が炎上する事例が増えている。
しかしそれも無理はない。
マナー講師によって言うことがバラバラだったり、聞いたこともないような妙なマナーを押し付けてきたり、あるいはその居丈高な言動に、世間の人は不信感を覚えているに違いない。
「失礼クリエイター」なる蔑称さえ生まれたほどである。
だが実際のところ、マナー講師がどのような職業なのか、ご存じだろうか? ネット上ではマナー講師に対する批判が高まっているが、もしかしたら実態が分からないからこそ、批判したくなる面もあるかもしれない。
そこで本書では、バッシングの対象になりやすいマナー講師の実情を、マナー業界の第一人者である著者が解説。
新人研修の現場、企業側の要請、メディアの演出、講師育成の裏側……。
さらには、近年炎上したトンデモマナーを改めて検証。
SNSでの誹謗中傷、迷惑ユーチューバー、表現規制やポリコレ、江戸しぐさといった社会現象についても、マナー的観点から考察する。
「型」一辺倒だった従来のマナー本とは一線を画す、衝撃の一冊。
電子オリジナル作品。
まえがき 〜地に落ちたマナー講師の信頼〜第1章 マナー業界に何が起こっているのか第2章 炎上するトンデモマナーを検証第3章 生存競争が激しいマナー業界第4章 企業がマナー講師に期待する姿とは第5章 メディアが演出するマナー講師の虚像第6章 マナーなき暴挙が横行した社会現象第7章 私がマナー講師を生涯の仕事に選んだ理由第8章 マナーは誰のためのものなのか……本当のマナーとはあとがき 〜マナー講師は再び信頼を得られるか〜●西出ひろ子(にしで・ひろこ)マナーコンサルタント、ビジネスデザイナー、美道家。
ヒロコマナーグループ代表、ウイズ株式会社代表取締役会長、HIROKO ROSE株式会社代表取締役社長、一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。
大妻女子大学文学部国文学科卒業後、参議院議員秘書、政治経済ジャーナリストの秘書などを経て、マナー講師として独立。
英国オックスフォードに単身渡り、オックスフォード大学大学院遺伝子研究者と起業。
帰国後、心を形にするマナーの本質を提唱し、企業と起業家の収益増に貢献する人材育成・コンサルティングを行う。
その実績はマナーの賢人として『ソロモン流』(テレビ東京)でも放送された。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』の他、NHKドラマ『白洲次郎』『岸辺露伴は動かない[富豪村]』、映画『るろうに剣心 伝説の最期編』、多くのテレビCMなどのマナー指導者として依頼件数国内No.1の実績を持つ。
2015年よりオンラインセミナーをスタートさせ、現役マナー講師たちが世界中からその教えを学び、後進育成にも定評がある。
28万部を突破した『お仕事のマナーとコツ』『入社1年目の新しい教科書 ビジネスの基本とマナー』(ともに学研プラス)など、国内外で100冊近くの著書を上梓。
累計100万部を超えるベストセラー作家でもある。
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