いきていてこそ
【「生きる勇気がわいてくる」と話題の‘声なき詩’】脳性まひとたたかう22歳の‘声なき詩人’、堀江菜穂子さん。
寝たきりの生活を送りながら、わずかに動くゆびさきを使って「筆談」で紡がれる彼女の言葉にいま、心励まされ、勇気づけられる人があとを絶ちません。
メディアでも詩の一部が紹介され、「勇気をもらった」「とても美しい言葉」「生きる意味を教わりました」と感動の声が続々と寄せられています。
そんな彼女の初の本格詩集となる『いきていてこそ』。
これまでベッドの上で紡いできたおよそ2000編の作品から珠玉の54編を選び、まとめました。
どうぞ大切な方と一緒に、あるいは自分自身の心と静かに向き合いながら、彼女の言葉に触れてみてください。
<菜穂子さんの詩によせて>「はたちのひに」まで読み進めて思いました。
菜穂子さんが書いたものは、詩なのに詩を超えて、生と言葉の深い結びつきに迫っていると。
(詩人・谷川俊太郎)
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