精神科医がうつ病になる。<br />とある病院の精神科に勤務する著者は3回のうつ病エピソードを経験し、その経過中さらに両親の介護、両親との軋轢、自身の離婚なども経験した。<br />「心の青あざ」をいっぱい持ちつつも、ともにつきあってきた53冊の本が心を救ってくれた。<br />本と暮らした日々の葛藤をつづった痛快エッセー。<br />