日本の社会保障制度は、高齢化社会の到来により大きく揺らいでいる。<br />またこれまで日本の医療制度を支えてきた製薬会社も、薬価引き下げによる利益の減少、創薬難易度の高まりにより、新たなビジネスモデル開拓の必要性に迫られている。<br />長く大手製薬会社の研究職として最前線で活躍してきた著者は、医療制度と製薬会社の変革は切り離して考えるべきではないと主張。<br />「持続可能性」をキーワードに、未来の医療のあり方を提唱する。<br />