最高の顧客が集まるブランド戦略 ボルボはいかにして「無骨な外車」から プレミアムカーへ進化したのか
経営は「データ」「アイデア」「ストーリー」だ! ボルボ・カー・ジャパンの窮地を救った社長が明かす顧客を惹きつけるブランド戦略と経営術を凝縮した一冊スウェーデン生まれの自動車ブランド「ボルボ」。
若者の車離れやカーシェアの普及が進む環境変化もあり、2014年時点では日本市場で苦戦を余儀なくされていた。
しかし2014年に木村隆之氏がボルボ・カー・ジャパンの社長に就任し、同社はそれから2018年までの4年間で売上1.6倍のV字回復を遂げる。
この躍進の裏には、木村社長が推進したブランドイメージの転換があった。
ボルボの顧客層は他のプレミアムブランドと遜色ないという事実を発見し、プレミアム感という面では中途半端であったボルボを「プレミアムカー」へと進化させたのだ。
木村社長のブランド戦略・経営術は、レクサス、ユニクロ、ASEAN日産での経験から導き出されたものである。
本書にはそのノウハウがふんだんに詰め込まれている。
また、各章の最後には自動車ジャーナリスト、小沢コージ氏のコラムを掲載。
第三者の視点で木村社長の経営ノウハウに切り込むことで、内容をより深く理解する助けになるだろう。
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