生活陶治
人生を陶芸とともに歩み、見いだした、「生きること」の本質を綴るエッセイ集。
生きがいというのは、なまはんかな、それらしきものを作るより、すきなことをやりたいように考え、苦しむことではないかと思う。
―「なぜ壺をつくりたいのか」 わからんことだらけのこのごろ、せっせとその日その日を働いて、ただなんとも思わずに、すごしたような気がする今まで。
だんだんと、生きるということがわかって、生きていけるようなものだと思うのに、私はその反対らしい。
―「国宝的な馬鹿」(本文より)
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