生真面目であまのじゃくな86歳が贈る笑いと感動の珠玉エッセイ39篇老いを笑い、亡き妻を想い、お遍路に自己変革を願う人生100年時代、こう生きればよいのだ。<br />認知症が始まったのではないか。<br />認知症という専門用語を使うと大したことではない印象を持つが、つい先頃までは「老人性痴呆症」と呼んでいた。<br />これなら分かる。<br />日本人はとかく真実を伝えることを恐れて曖昧な用語に逃避する。<br />「認知」などという専門用語がおかしい。<br />どこかに隠し子がいるわけではあるまいし。<br />