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登り道 鳥甲山から産婦人科医へ

「あの頃」があるから「いま」がある。
日本が誇る「膣式手術」スペシャリストの原点を綴ったエッセイ。
医学生時代、山岳部に所属していた著者は、その他の多くの若者と同じように、将来のことを考えて漠然と不安を抱く学生だったーー。
第一部『岳人より』では、著者が山に何か答えを求め、いろいろな山を登った記録がまとめられている。
若かりし日の著者がその時々の等身大の不安や不満、悩みを抱いたまま山に赴き、山登りをしていくなかで少しずつ成長していく姿が描かれている。
同じように将来や人間関係について悩む十代、二十代の若者にとって、支えになりえる作品だろう。
タイトルの通り山岳雑誌「岳人」に投稿し採用された著者の読む登山の記録でもある。
第二部の『私の記憶』では、産婦人科医として医院を開業した著者の日常が、テーマ毎に切り取られて描かれている。
産婦人科医としての仕事のことだけでなく、旅先での出来事や、音楽をはじめとした芸術のことなど、著者が興味を抱く物事について書かれており、著者という個人の生活を垣間みることができる。
著者の日常を通して、仕事をしながらもしっかりと趣味を持ち、充実した日々を送ることの大切さを学ぶことができるだろう。
第一部の内容は十代から二十代の若者に向けて、そして第二部の内容は、三十代以降の現役で働いている方に向けて描かれているため、幅広い年齢層の方が読んで楽しめるエッセイ作品。




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