過去の闇の深さゆえ、今この世界は輝いている。<br />静謐の内に脈打つ魂の鼓動を映す自叙伝的エッセイ。<br />過去に囚われたまま、彷徨い続けた日々。<br />私はあらゆるものを捨ててきた。<br />故郷を捨てた。<br />家族を捨てた。<br />そうして手にいれたのは自由。<br />それは圧倒的に孤独な世界。<br />それでも好きなもの達に囲まれた、ここは私の楽園なのだ。<br />私は書き続ける。<br />私を受け入れてくれる、誰かに届くように。<br />破壊から再生へ。<br />溢れる思いを書き綴った人生の記録。<br />