ジェンダーバイアスからの解放と男性の人権擁護を求めて
誰もが個性を尊重され、幸福感の中で暮らせる社会の実現を目指して。
「男らしさの規範」は、戦後にあっても、半ば絶対性を有する規範として、男たちを呪縛してきた。
男性は、厳しさに耐え、困難を克服し、守る役割を果たさなければならない。
社会に救いを求めてはならない。
配慮を求めてはならない。
救いも、配慮も、女性のために存在したのである。
そういう同調圧力が、男性同士の人間関係として存在し、女性もまた、その性別役割を、当然の如く男性に要求してきた。
多様性という言葉がようやく拡散するようになった日本――。
しかし社会は今も男性の多様性を照明することなく、ジェンダーバイアスと女性優遇の支配下で、男性の人権を侵犯する。
その理不尽と対峙すべく立ち上がった著者による、10年間の活動と思想の記録。
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