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雑草――麻薬と食品公害を乗り越えて――

「雑草のように、雑草らしく生き抜いてやる」 ヒ素ミルク事件の被害、幼少のころからのいじめ、母親の麻薬事件と逮捕、自身や弟の非行行動と自殺未遂――。
壮絶な経験を乗り越え、麻薬取締員として不遇な青年たちと戦い続けるある男の半生をありのままに描いた自叙伝。
〈著者紹介〉本田正純(ほんだ まさずみ)香川県の瀬戸内海の小島において、食品公害の被害者となり、健全な心身を保てず辛い日々を過ごした。
また、母親の麻薬事件での逮捕、家庭崩壊、思春期のイジメ、実弟の警察沙汰、父や兄弟への恐喝、兄の失踪など連続して苦悩の長い時代を過ごす。
こんな中、17歳にして感動する哲学に出会い、自分と同じような境遇に青少年を遭わせないため相談役となる。
仕事は薬剤師となり人を守る食品衛生監視員として公衆衛生の業務に励む。
また、母親の麻薬事件で辛酸を嘗めた自分が、麻薬取締員として不遇な青年たちとの厳しくも寄り添う戦いを続ける。
自分の経験を基に、社会の底辺で苦悩する若者の激励に奔走する。
自らの病との格闘を経つつ、この人生を自伝として世に残し、青少年らの参考となれば幸いである。




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