かすうどん男
200人を超える全従業員がいきいきと働く笑顔の絶えない焼肉ホルモンの人気店「龍ノ巣」。
大将(店主)は大阪の小さなかすうどん屋からスタートし、その後東京・福岡にも進出して現在では12店舗を構える会社経営者となった。
しかし、かつては将来の方向性が定まらない’ブレブレ人生’を送っていた。
大将の人生を一変させた、かすうどんとの出会いとは――。
社会から必要とされていない人やモノに目をつけ、磨き輝かせてきた著者が仕事や人生に悩む人の心を軽くする!------------------------------------------------------------------「なんやこれ……! めちゃくちゃうまい……!」かすうどんを食べた瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けた。
かすうどんとは油かすをのせたうどんで、大阪の南の地域で昔からよく食べられているソウルフードのこと。
それまで働く目的が見えずブレブレな人生を送ってきた男は、このかすうどんとの偶然の出会いによって飲食業界で生きることを決意し、かすうどん専門店をオープンさせた。
その後、男の人生は決してとんとん拍子には進まなかったが、いいお客さんに出会い、いい従業員に恵まれ、いい業者さんと知り合えたことで、縁が縁を呼び、運が運を呼んだ。
周りの人たちに喜んでもらうために、自分ができることを全力で楽しんで取り組むようになったことで、仕事も自分の人生もなぜかうまくいき始めたのだった――。
本書では、著者がたった1人で始めたかすうどん専門店から200人を超える従業員たちがいきいきと働き、人気店となるまでの過程で起きたエピソードとともに著者が感じた仕事や人生におけるヒントを紹介する。
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