源氏物語五十四帖 現代語訳 紫式部の物語る声 [一]桐壺・帚木・空蝉・夕顔・若紫
千年前の物語は、すでにこの世の真実を語っていた複雑に絡み合う人間心理、繊細な自然描写、内裏での政(まつりごと)や神事。
目に映るすべてが緻密に描かれた物語世界を分析し、「原文分解分類法」を確立した著者による、原文に沿い本質に迫った現代語訳。
紫式部にとって、「物語」は、「物事の真実を語ること」。
後世の我々に、人間として「生きる意味」を、伝えたかったのだと思います。
(「おわりに」より)光源氏誕生から、のちに妻となる紫の上との出会いまでを綴った、「源氏物語」はじまりの全5 帖を収録。
理解がより深まる、著者作成の五十四帖人物相関図付き
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