商人の家に生まれ、独自の卸売業を確立。<br />二十代で会社を設立した男の人生の軌跡。<br />仕事のことから家族のこと、趣味の骨董収集のことから日常の見聞まで。<br />現代の徒然草、ここに極まれり。<br />「せっせせっせと古時計が時を刻んでいる。<br />まだ何か言い残すことでもあるのかと問われれば、はっきり’ある’と答えたい」