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香港街角ノート 日常から見つめた返還後25年の記録

1997年7月1日、香港の主権がイギリスから中国へ返還された。
西洋文化と中国文化が共存する魅力に取りつかれ、返還前の1995年から香港に移住した筆者。
反政府デモ、SARS、新型コロナウイルスなどを経験し、新たな時代へと歩み出す香港。
今もなお現地の人と街を愛し、追いかけ続けた筆者が25年間の記録をまとめたルポルタージュ。
<著者紹介>野上和月(のがみ・なつき)1995年から香港在住。
日本で産業経済紙記者、香港で邦人向け出版社の副編集長を経て、金融機関勤務。
1987年に中国と香港を旅行し、西洋文化と中国文化が共存する香港の魅力に取りつかれ、香港の中国返還に興味を抱く。
本書は、読売新聞の衛星版とレコードチャイナに写真と文で綴ったコラムをもとにしている。
<目次>はじめに第一章 新たな時間へ第二章 大転換もたらしたSARS(新型肺炎)第三章 摩擦(中港矛盾)第四章 一国二制度と香港らしさ第五章 進む中国化第六章 台頭する新世代(集体回憶とともに)第七章 自由社会から統制社会へ第八章 香港の中の日本第九章 中国の香港へ私の香港生活おわりに参考文献




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