時間を水増しした特番、タレントが空騒ぎするバラエティ、増殖を続ける通販番組……視聴者離れに歯止めはかからず、広告費も減少の一途。<br />メディアの帝王は瀕死の状態である。<br />視る側も作る側も不幸なこの構造を変えるには、もはや民放ネット局の削減しかない。<br />ビジネスモデルとしてのテレビを俯瞰して辿りついた結論は「民放3NHK1の4大ネットワーク」への大転換である。<br />元テレビ局役員が放つ渾身のメディア論。<br />