中学生の「ぼく」の日常は、今も世界の縮図のよう。<br />授業でのスタートアップ実習、ノンバイナリーの教員たち、音楽部でのポリコレ騒動、ずっと助け合ってきた隣人との別れ、そして母の国での祖父母との旅――’事件’続きの暮らしの中で、少年は大人へのらせん階段を昇っていく。<br />80万人が読んだ「親子の成長物語」、ついに完結。<br />