世界をおおった未曾有の蟄居の日々、友だちはあっちの世界に仲間入り。<br />でも、本を開けばまた会える。<br />かれらとのつながりは、いまのほうがつよく感じられる。<br />樹木希林、鶴見俊輔、池内紀、橋本治、和田誠、加藤典洋、古井由吉、坪内祐三、平野甲賀……ページのむこうにある記憶の重なり。<br />希代の本読みの読書案内、しみじみと完結。<br />