真珠湾作戦回顧録
【真珠湾攻撃80年】山本五十六の密命を帯び、作戦の中心的役割を担った元参謀による歴史的回顧録!魚雷の使えない浅い港湾、命中確率の低い水平爆撃、給油不可能な荒れる航路――開戦と同時に米太平洋艦隊の根拠地を叩く真珠湾作戦は、当初誰もが不可能と考えた。
ただひとり、連合艦隊司令長官・山本五十六を除いて……山本の密命を帯びた著者は、いかにして不可能を可能としたのか。
元参謀、驚愕の回想録。
増補2篇「真珠湾奇襲と三人の提督」「淵田美津雄という男」収録。
(解説・秦 郁彦)機密保持は? 指揮官の人選は?雷撃や爆撃の訓練方法は? 空母編成は? 攻撃目標は?南方か北方か――接近航路は?第二撃はなぜ行われなかったか?山本五十六、大西瀧治郎、南雲忠一――三人の提督の素顔とは?指揮官のあるべき姿とは?そもそも、奇襲は必要だったのか?戦史的観点から真珠湾攻撃を観察しようとする人々にとって、本書は不可欠の文献である(※秦 郁彦氏の解説より)
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