知性は死なない 平成の鬱をこえて 増補版
「うつ」でも大丈夫だよ。
――どんなに「できること」を失っても、必ずまた一緒にやっていける。
研究者として最盛期を迎えていた30代の半ばに、重度の「うつ」で言葉の読み書きができなくなっていた著者は、いかにして知性を取り戻し、しかし大学を去ると決めたのか。
能力主義の限界を超える、新しい社会の見取り図はどこにあるのか。
平成の「反知性主義」を検証し、疫病の令和で孤立する人を励ます真摯な一冊。
解説・東畑開人●文庫大増補版●
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