新版 頼朝の時代 1180年代内乱史
源頼朝と後白河法皇。
中世の幕を開けたふたりの真実平家、義仲や義経は京を制圧しながらも敗れ、頼朝は遠く東国で幕府を樹立できた。
頼朝が獲得した正当性とは。
鎌倉幕府成立論の名著。
源頼朝が幕府を樹立するためには、幾多の謎がある。
挙兵直後に惨敗しながら、なぜ次々と武士が結集したのか。
平家の追討軍に勝利しても、なぜ三年半も鎌倉を動かなかったのか。
源義仲は京を制圧しながらなぜ敗れたのか。
弟義経はなぜ逐われたのか。
頼朝にとって後白河上皇はどのような存在なのか――。
鎌倉幕府成立論に新たな地平を拓いた名著。
解説・三田武繁
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