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悲しき国産食品―中国産の食品添加物に抱きしめられて

■食品業界を疑え!2008年の「中国産毒ギョーザ事件」以降、私たち消費者の中では「国産だったら安心」というのが、いわば常識となっています。
ところが、実際フタを開けてみると、疑いたくなるような国産食品の真実が次々と明らかになったのです。
食品添加物のずさんな安全確認、小売と添加物メーカーの言いなりの食品メーカー、業界にべったりの厚労省、そして、まだ伝わってきていない添加物の本当の危険性……。
消費者の知らないところで荒れつづける国産食品の現場を明らかにし、消費者としての必要な知識と知恵を盛り込んだのが本書です。
著者は添加物メーカーで添加物の研究開発に長く従事した、添加物研究のスペシャリスト。
現在は、食品メーカーの研究室長を務めています。
製造現場をよく知る研究者として、業界の悪しき実態と、暴走しつづける添加物利用の危険性を明らかにすべく、クビを覚悟でペンを執りました。
■国産食品との上手な付き合い方も提示本書で切り込んでいるテーマを一部挙げると、次のようなものがあります。
◎添加物を使わざるを得ない、歪んだ業界構造 ◎添加物は化学物質なのに、人間の体で試されていない ◎表示もされない、得体の知れない化学物質が入っている ◎中国産食品が敬遠されているのに、中国産添加物を大量輸入 ◎「健康にいい」の巧妙なるゴマカシ …….etcこうした私たち消費者には見えてこない事実と危険が次々と明らかになっていきます。
日本の食品メーカーや食品に対して、疑いの目をもたないと、私たち消費者には絶対に安全なものは手に入らない――。
これが著者のメッセージです。
食の安全が脅かされているなか、私たち消費者はどうやって身を守っていけばよいのか。
著者がふだん実践している、国産食品との上手な付き合い方も提示しています。
消費者はもちろん、業界関係者も驚愕の事実と対処法を説いた一冊です。
(※本書は2010/6/22に発売された書籍を電子化したものです)




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