太平洋戦争は愚かな戦争だったと非難するのは易しい。<br />しかし世界最強国を相手に3年9カ月にわたり独りで戦ったという事実は重い。<br />それを解明するには歴史を遡り,また世界政治を規定している文明観,世界観の違いにまで想いをめぐらさねばならない。<br />本書は,東京裁判史観や自虐史観でもない「第三の史観」の提示・確立を目指す著者渾身の力作。<br />(※本書は2014/6/10に株式会社 文眞堂より発売された書籍を電子化したものです)