Unity+OpenXRによるVRプログラミング Meta Quest2/Windows Mixed Reality対応
これまでのVRのソフトウェア開発では、プラットフォームおよびデバイスに依存したソフトウェア開発キットを用いてきましたが、2019年にKhronos(クロノス)コンソーシアムによりロイヤリティフリーのXR用API「OpenXR」がリリースされました。
これを使用することにより、ソフトウェアの移植性が向上し、さまざまなプラットフォームおよびデバイスに対応したコンテンツを提供できるようになります。
多くの主要企業がOpenXRのサポートを表明しており、これを標準化する動きが進んでいます。
本書は、Unity+OpenXR+XR Interaction ToolkitによるVRプログラミングに必要な各種命令の詳細解説およびC#サンプルスクリプトからなる解説書です。
次の3項目に該当する方を対象とし、その方々のVRプログラミングの学習支援を目的としています。
・VRプログラミングを学び、自作のVRアプリケーションを開発したい方・Unityの入門書を読み終えた初学者の方・C#言語の基本的文法(データ型、ifなどの基本制御構造、クラスの定義と利用など)を理解している方本書の主な特色を次に示します。
(1)命令文の汎用的な書式と使用例の提示: (2)自作アプリに転用しやすいサンプルスクリプト: (3)各機能の理解を深める工夫: 本書は次の環境下におけるVRプログラミングについて解説されています。
また、本書のサンプルスクリプトは、この環境下で動作が確認されています。
・Unity 2021.3.8f1 Personal・OpenXR Plugin ver. 1.4.2・XR Interaction Toolkit ver. 2.0.2(その他のパッケージについては本書第1章参照)・OS: Windows 10 Home 21H2・ヘッドセット: Meta Quest2、Windows Mixed Reality(Acer AH101)
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