Scratchで楽しく学ぶアート&サイエンス 改訂第2版
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Scratchは子ども向けのプログラミングツールだと思っていませんか?いえいえ、そんなことはありません。
大人だからこそ、こんなに楽しく、こんなこともできるのです。
本書は、Scratchに対する「誤解」(子ども向けである、ゲームしか作れない、きちんとしたプログラミング言語ではない)を解き、Scratchが対象年齢としている「すべての年齢の子どもたち」(Children of all ages:子どもから、子どものような好奇心を持った大人まで)にScratchの楽しさ、プログラミングの楽しさを伝えるためのものです。
本書では、アートとサイエンスという一見高度で難しそうなテーマを選んでいます。
このテーマを支える題材となる、等加速度運動、二進法、論理回路、確率、三角関数、モンテカルロ法、フラクタル図形を用いたさまざまな作品(プログラム)をつくりながら、「わからなかったことがわかる」「できなかったことができる」楽しみを味わってください。
■「おわりに(ふたたび、ホビープログラミング)」から抜粋プログラミングは、本来は楽しいもの、面白いものであったはずです。
そこには、明確な目的や合理性はなく、ただ自分がやりたいからやっていただけでした。
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