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幣原喜重郎 国際協調の外政家から占領期の首相へ

戦前に外相を4度務め、経済重視の国際協調を主導、戦後は占領下、首相として日本国憲法制定に尽力した幣原喜重郎。
外交官の中枢を歩み、欧米との関係を重視した「幣原外交」は、軟弱と批判されながらも中国への不干渉を貫き、政党政治を支えた。
満洲事変後の軍部台頭に引退を余儀なくされるが敗戦後、昭和天皇に請われ復活。
民主化や憲法9条の成立に深く関与する。
激動の昭和期、平和を希求し続けた政治家の実像に迫る。




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