センスに惚れた。<br />笑わせられた。<br />この談志を客に選びやがった――愛嬌と哀愁が漂う任侠の男・落田八郎。<br />不思議な天才ウエスタン歌手・ジミー時田。<br />そして親友・毒蝮三太夫。<br />人生の師匠に捧げた『酔人・田辺茂一伝』に続き「書き残しておきたい」と綴られた、三人の友への家元流ラブレター。<br />〈解説〉毒蝮三太夫