16世紀中頃、戦国日本に伝来した鉄炮。<br />砲術師・鉄炮鍛冶・武器商人により国内に広まると、長槍や騎馬隊が主力だった戦場の光景を一変させた。<br />さらに織田信長は検地によって巨大兵站システムを整え、鉄炮の大量保有を実現。<br />鉄炮や大砲を活用する新たな戦術を野戦・攻城戦・海戦に導入し、天下統一へと邁進した。<br />軍隊や統治のあり方をも変えたこの「革命」が豊臣秀吉、徳川家康と引き継がれ、近世を到来させるまでを描く。<br />