Pythonプログラミング完全入門〜ノンプログラマーのための実務効率化テキスト
武器としてのPythonをこの1冊で身につける!これから「Python」を学ぼうとしている皆さんは,おそらく,今後ITに関わっていくなかで必要な「スキル」を身をつけたり,自らの力で業務の自動化や効率化を実現したりといった,何らかの目的をもっていることかと思います。
プログラミングの学習は一朝一夕には効果が出ません。
ある程度の時間を要することになるかと思いますが,「時間」とそのコントロールの重要性の認識が甘いまま進みはじめると挫折する可能性がとても高くなります。
本書の1章と2章では,そうしたプログラミング学習を行う上での時間管理なども含め,Pythonを学ぶ前の事前知識の習得と準備を行います。
第1部 準備編Chapter01 Pythonを学びはじめる心構えを整えようChapter02 Pythonを学ぶ環境を作ろう「Python」は比較的簡単に学べる言語とはいえ,学習は長い道のりになります。
心構えや準備は,その長い期間の学習活動を継続し,その効果を高めるという視点で重要です。
続いて,3章から6章までは,プログラミング言語Pythonの最初の一歩の基本から,関数やクラスといった部品化のテクニックまでを解説します。
実務でPythonを活用する際の土台をしっかりと身につけるパートです。
第2部 文法編Chapter03 Pythonプログラムの基本を知ろうChapter04 フロー制御について学ぼうChapter 05 データの集合について学ぼうChapter 06 プログラムを部品化しよう7章から18章までは,クリップボード,ファイルやフォルダ,インターフェース,Excelファイル,QRコード,画像,PDF,スクレイピング,データ処理,グラフといった対象を操作する,実用的で具体的なツールを作りながら,そのために必要なモジュールとその組み立て方について学びます。
第3部 実践編Chapter 07 Excelにデータを集めるツールを作ろうChapter 08 Excelレポートを更新するツールを作ろうChapter 09 Pythonを動かすインターフェースを作ろうChapter 10 スクレイピングツールを作ろうChapter 11 ブラウザを操作してスクレイピングをしようChapter 12 画像を加工するツールを作ろうChapter 13 QRコード生成ツールを作ろうChapter 14 PDFを操作するツールを作ろうChapter 15 ZIPファイルを展開・圧縮するツールを作ろうChapter 16 Jupyter Notebookでノートブックを作ろう本書を通して学習をすることで,皆さんの仕事のいくつかの面倒な業務をPythonに任せられるようになるはずです。
また,別の実現したいことがあれば,ご自身で調べながら実現する地力がついていることでしょう。
そして,そこから先,データ分析,AI・機械学習,Web開発,IoTなど,無限といってもよい「Python」の世界が広がっています。
そこまでは多くの学習の積み重ねが必要ですが,皆さんご自身の働き方やキャリアにとって,「Python」が強力な武器になっていることでしょう。
本書をぜひ,そのための最初の足がかりとしてご活用ください。
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