越境と冒険の人類史:宇宙を目指すことを宿命づけられた人類の物語
アフリカを出た人類が宇宙移住をもくろむまでの歴史をたどる壮大な歴史ノンフィクション!人類は、私たちの祖先がアフリカから足を踏み出したときから生存と繁栄のために冒険の旅を続けてきた。
そしていま、冒険の最前線は宇宙になった。
本書はSpaceXの宇宙工学者が最新の研究成果を交えて「未知の世界」に挑み続けてきた人類の歩みを描くユニークな歴史ノンフィクション。
人類史が宇宙開発の未来図と結びつく稀有な一冊!なぜ地球から宇宙へと旅する必要があるのかと尋ねるのは、私たちの先祖に、なぜアフリカ大地溝帯という境界から外へと出て行くべきなのかと尋ねるのと同じだ。
たいていのニーズは満たされているのに、なぜ外の世界へ出て行く必要があるのか。
……重要なのは、現時点における可能性の限界に身を置くことで、過去には解決できなかった問題を解決するためのインセンティブが生まれるという点だ。
(本書「プロローグ」より)ゆりかごを出て/初期の放浪/海の人々/古代世界の探検者たち/越境するギリシャ・ローマ/北からやってきた「蛮族」たち/初期の遭遇/もう一つの地中海/中国の大航海時代/インドへの航路/略奪と黄金/世界一周/貿易の帝国/開かれる大陸/科学のフロンティア/氷と雪の大地/空へ/宇宙競争/ロボットの目を通じて見た世界/未来へ/火星への道/宇宙旅行者への道/星間を旅する/異世界の生命/最終目的地(本書「目次」より)
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