百姓の自己主張はすごかった!江戸時代の百姓は、武士に支配されるだけの「もの言わぬ民」ではなく、自らの利益を守るためにはどんどん訴訟を起こしました。<br />原告・被告の百姓たちの猛烈な自己主張に対し、武士は、原告・被告双方が納得する判決を下さなければ、支配者としての権威を保てません。<br />裁判は、武士にとっても緊張を強いられる場だったのです。<br />希少な裁判資料に基づき、百姓と武士のリアルな駆け引きを描く。<br />