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失われたモテを求めて

どうして私には好きになってくれる相手がいないんだろう。
31歳、年収300万円、小さい頃からずっと「学年で一番太った子」。
Tinder、Go To、パイパン、卵子凍結……コロナ禍でのモテ奮闘記。
誰かに選ばれた、好きになってもらった、という記憶がない。
いつも自分から追い求めて、そして拒絶されることの繰り返しである。
きっと私は永遠に誰かに大事に思われることなど、ない。
(本文より)・「一人に執着してはダメだよ、次に行かなきゃ」・私がもやもやとしたのは、山里さんの「しずちゃん」の扱いである。
・内から輝きを放つ、自信が香り立つ顔が私もほしい。
・多目的トイレに呼び出されたら、私は行く側の人間かもしれない。
・一つの卵子を凍結できました。
(本文より)【目次】1 臆することなくシャネルで口紅を買う2 失われたモテ3 「ともかく人に会え」4 子どもと避妊5 どうしてモテたいの?6 モテの途中下車?7 一人でいること8 (ソフィア・ベルガラに学ぶ)自信を持つこと9 モテは生死に直結する―就職活動について10 新型コロナ時代のシングル女性11 明るい部屋でのおこもり生活12 コロナ禍でモテを世界中で味わってみたら……13 短絡的ハッピーエンド思考について14 三浦春馬なき世界で15 内から輝きを放つ、自信が香り立つ顔が私もほしい16 思い直すとしっかりと傷ついている、そんな経験17 「Go To行きませんか?」18 銀座キラキラ生活で穏やかさの感触を手に入れる19 どうして私たちはパートナーが欲しいと思うのだろう?20 「パイパン」問題21 ラフォーレ原宿で膣トレボール購入22 一つの卵子を凍結できましたあとがき




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