日本史は「嫉妬」でほぼ説明がつく
古来、「嫉妬」という単語は女性と関連づけて語られることが多かった。
しかし、嫉妬はもちろん、男性にも存在する。
むしろ、政治や戦と強くかかわりのあるぶん、男性の嫉妬のほうが、歴史に与えた影響は深刻であった。
日本史の世界でも、嫉妬が大きく歴史を動かした事例は、あまた存在した。
本書は、嫉妬が歴史を動かした事件・政争・紛争をとりあげ、その原因と結果を追うことで、感情が歴史に与える影響の大きさ、根深さを示し、「歴史に学び、未来を読む」ための反省材料として、その原理・原則を掴み、大いに活用しようとするものである。
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