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AI時代の憲法論

人の常識や倫理を無視する「新たな知性」とどうつきあうか。
本書は、2017年に毎日新聞労働組合主催で行われたシンポジウム「AIはトランプを選ぶのか〜民主主義と憲法の未来像」がきっかけとなり誕生。
憲法学者の木村草太・首都大学東京教授が編著者となり、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏、山川宏ドワンゴ人工知能研究所所長と個別に対談し、大幅加筆で書籍化したものの電子版。
「常識外れの人物」「これまで見たこともない技術」「信じられない出来事」が次々に登場する今、未知の存在は恐ろしく感じられる。
そのためか、トランプ現象やAIについての議論は、悲観的なものになりがちだ。
多くの人が、「AIが世界を支配するときがくる」「AIに人間の仕事が奪われ、大量失業時代がくる」「民主主義は終焉を迎える」「これからの政治は、人権や正義といった建前でなく、自国中心主義と差別への迎合の本音によって動いていく」といった議論を聞くことが増えたのではないだろうか。
本書では、柔軟な思考に基づき、ディストピア的(ユートピア〈理想郷〉の正反対の社会)ではない、AIと人間とのつきあい方を論じ合う。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。
重複購入にはお気を付けください




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