天使日記
自分の中の子供。
目に見えぬもの。
聞こえない声。
長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。
唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。
エッセイ49編。
「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。
人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。
自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。
現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。
そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より)
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