国際都市〈ミリオポリス〉を舞台に機械化された少女たちの闘いを描いた、冲方丁の<最後のライトノベル>「シュピーゲル」シリーズ。ミリオポリス憲兵大隊に所属する涼月&陽炎&夕霧を主人公とした『オイレンシュピーゲル』シリーズ、ミリオポリス公安高機動隊に所属する鳳&乙&雛を主人公とした『スプライトシュピーゲル』シリーズ、そして両シリーズが合流する『テスタメントシュピーゲル』シリーズの、全13冊が1冊にまとまった合本版。「シュピーゲル」シリーズの電子合本版特典として、シリーズの各作品を著者が振り返る、大ボリュームの「電子版あとがき」を収録。●「オイレンシュピーゲル」シリーズ(全4巻) イラスト:白亜右月国際都市ミリオポリスでは「黒犬」涼月、「紅犬」陽炎、「白犬」夕霧の3人が、警察組織MPB(ミリオポリス憲兵大隊)で治安維持に努めていた。彼女たちは機械化された肉体を武器に犯罪者を制圧する! クールでキュートでグロテスクな「死に至る悪ふざけ(オイレンシュピーゲル)」!●「スプライトシュピーゲル」シリーズ(全4巻) イラスト:はいむらきよたかミリオポリスの空を翔る〈紫火〉鳳、〈青火〉乙、〈黄火〉雛。MSS(ミリオポリス公安高機動隊)に所属する彼女たちは、鋼鉄の手足と輝く羽を〈転送〉し、テロに立ち向かう。「オイレンシュピーゲル」内の事件を並行して描く、衝撃の同時多発ストーリー!●「テスタメントシュピーゲル」シリーズ(全5冊) イラスト:島田フミカネテロリスト集団と対峙するMPBの涼月、陽炎、夕霧。事件はやがてMSSの鳳、乙、雛らも巻き込んでいく。「オイレンシュピーゲル」と「スプライトシュピーゲル」、2つのシリーズの謎が全て解き明かされる、「シュピーゲル」シリーズ完結編!