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【海外】タグのライトノベル・小説

《俺たちのアイドルは、レーニンじゃない。レノンだ!》ソ連時代、ロック少年だった画家スラバと結婚し、ロシアに暮らし始めて5年。そこに暮らす人々は破天荒でやけくそに明るい。戦争が始まって、ロシアの人々は何を思う?──ロシア暮らしの「いま」をリポートする。----------------------著者は、無類のビートルズファンである画家のスラバと結婚し、2018年からイルクーツクに暮らす。西側の情報が入らないソ連下で、ロック少年として暮らしたスラバは、ペレストロイカをくぐり抜け、激変する社会を生き抜いてきた。彼の波乱に満ちた人生と、自らの人生を重ねながら、別の価値観で動く社会のなか、人々はどのように暮らしているのか、アートや音楽や文学は、彼らをどのように支えているのか。〈イルクーツクの人々の本音や生き方に寄り添う、海外事情エッセイ集〉----------------------スラバの数奇な半生を主旋律とし、そこに私の半生を対旋律のように織り交ぜつつ、両者が響き合うよう試みた。ドラムやベースの響きも聴こえてくるように、社会背景も適宜盛り込んだ。曲の合間には、個性あふれるスラバの友人たちの物語も、間奏のように挟み込まれている。──「はじめに」より----------------------【目次】■はじめに01.スラバの部屋■1……シベリア、イルクーツク、Z通り一番地■2……ビートルズで結ばれたきずな■3……愉快でマイペースな仲間たち02.ソ連に生まれ、ロシアに生きる■4……サバイバルの時代■5……ペレストロイカ・ノスタルジー■6……夢見がちな野心家たち03.二一世紀のビートルズ■7……自分らしい表現を求めて■8……遠ざかるソ連ロック・ビート■9……過去との出会い■10……戦争の暗雲■あとがき
公開日: 2022/10/28
ライトノベル
 
孔子と弟子たちの言行録であり東洋思想の古典中の古典『論語』。本書では論語全文の「原文(白文)」、定番の「書き下し文」、作家・教育家としても著名な下村湖人による自然で格調高い「現代語訳」と「注釈」を各章ごとにまとめ、論語のエッセンスを湖人が物語として編んだ「論語物語」も合本。さらに和辻哲郎による孔子論『孔子』、孔子の高弟・子路の生涯を情感豊かに描いた中島敦の小説『弟子』も収録。一冊で論語のすべてがわかる必携書。●目次【現代訳論語】下村湖人「論語」を読む人のために訳註その他について学而第一為政第二八?第三里仁第四公冶長第五雍也第六述而第七泰伯第八子罕第九郷党第十先進第十一顔淵第十二子路第十三憲問第十四衛霊公第十五季氏第十六陽貨第十七微子第十八子張第十九尭曰第二十【論語物語】下村湖人序文改版序富める子貢瑚連伯牛疾あり志を言う子路の舌自らを限る者宰予の昼寝觚觚ならず申?の欲大廟に入りて豚を贈られた孔子孝を問う楽長と孔子の眼犂牛の子異聞を探る天の木鐸磬を撃つ孔子竈に媚びよ匡の変司馬牛の悩み孔子と葉公渡場陳蔡の野病める孔子と子路一以て貫く行蔵の弁永遠に流るるもの泰山に立ちて【弟子】中島敦【孔子】和辻哲郎序再版序一 人類の教師二 人類の教師の伝記三 『論語』の原典批判四 孔子の伝記および語録の特徴付録 武内博士の『論語之研究』
公開日: 2022/10/28
海外
ライトノベル
 
粗野で暴力的、淫蕩の限りを尽くす父親フョードル・カラマーゾフと3人の兄弟をめぐる濃厚な人間ドラマ。ドストエフスキーの最高傑作の一つであり、『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』とともにドストエフスキー五大長編と称される世界文学屈指の名作にして問題作。往年のロシア文学者中山省三郎の読みやすい名訳を上・中・下巻セットで合本した完全版。
公開日: 2022/10/28
ライトノベル
 
白痴と呼ばれる純朴なムィシキン公爵と二人の女性をめぐる群像劇を感動的に描き、ドストエフスキー五大長編の一つとされる『白痴』。ロシア文学者中山省三郎の読みやすい名訳を上下巻セットで合本した完全版。
公開日: 2022/10/28
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ライトノベル
 
苦学生ラスコーリニコフは自分なりの信念を持って金貸しの老婆を殺害。その罪悪感と運命に翻弄される姿を描いた世界文学史上不朽の名作。ドストエフスキーの主要作品をほぼ全て翻訳し、近現代日本文学にも大きな影響を与えたロシア文学者・米川正夫の名訳を上・中・下巻全巻セットで合本した完全版。
公開日: 2022/10/28
ライトノベル
 
花ほころび,そよ風吹きそめる四月のある日,身分も職業もさまざまな二九人の巡礼がサザークの旅籠に顔を合せた.当時のイギリス社会の縮図というべき顔ぶれが,カンタベリーへの道中,順番に話をすることになって…….中世イギリス最大の詩人チョーサー(一三四〇頃―一四〇〇)の代表作.バーン=ジョーンズの端整な挿画を収載.
公開日: 2022/10/27
海外
ライトノベル
 
時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)
公開日: 2022/10/27
海外
ライトノベル
 
「恋は専制君主のうちで最も傲慢な輩であり,一切か無かどちらかしかない」――1882年の出版後も,スタンダールが生涯をかけて取り組んだ無類の書物.下巻には女子教育・結婚制度を論じる第五十四章以下と,箴言や考察からなる「断章」,序文や短篇小説などを収録,詳細な注を付す.新訳.(全二冊完結)
公開日: 2022/10/27
海外
ライトノベル
 
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。自分に大切なものは何かを考えさせる絵本。「なんなんなん?」とは、「なんのために生きているの?」という問いかけ。人生に大切なものは、人それぞれ違います。主人公の少年は、おばちゃんに聞きます。「なんなんなんのため?」と。おばあちゃんは、「それは自分で探さなくちゃいけないよ」と答えました。すると、少年は、それを探すために旅に出ました。漁師さん、ダンサー、大工さん……いろんな人に出会い、「なんなんなん?」と問いかけます。少年は、自分の答えを見つけることができるのでしょうか?アメリカのベストセラー作家コンビが、人間の永遠のテーマをほりさげて生まれたユニークかつ難解な絵本。※この作品はカラー版です。
公開日: 2022/10/26
ライトノベル
 
アフガンの女性作家たちによる23の短篇集。書くことがこんなにも強靭な抵抗になるなんて。この炎のような短篇集を読み、語り合うことで、彼女たちの命懸けの戦いにくわわろう。――柚木麻子早急に、世界に届けられなければならない声がある。そしてその声は、物語の力を借りて、何より強いものとなる。――西加奈子どんなに過酷な現実が目の前にあっても私たちは描く。ペンを持っている間だけ心は自由に空を飛べるから。――窪美澄 抑圧・蹂躙され口を塞がれた女性たちがペンを執り、鳥の翼のように自由に紡ぎ出した言葉の数々。女性嫌悪、家父長制、暴力、貧困、テロ、戦争、死。一日一日を生き抜くことに精一杯の彼女たちが、身の危険に晒されても表現したかった自分たちの居る残酷な世界と胸のなかで羽ばたく美しい世界。 アフガニスタンの女性作家18人が紡ぎ出す、心揺さぶる23の短篇集。
公開日: 2022/10/26
海外
ライトノベル
 
2022年、ノーベル文学賞受賞! 別れた男が他の女と暮らすと知り、私はそのことしか考えられなくなる。どこに住むどんな女なのか、あらゆる手段を使って狂ったように特定しようとしたが──。妄執に取り憑かれた自己を冷徹に描く「嫉妬」。1963年、中絶が違法だった時代のフランスで、妊娠してしまったものの、赤ん坊を堕ろして学業を続けたい大学生の苦悩と葛藤、闇で行われていた危険な堕胎の実態を克明に描き、オードレイ・ディヴァン監督により映画化され、ヴェネチア国際映画祭でも金獅子賞を受賞した「あのこと」の原作の「事件」の傑作二篇を収録。巻末には、獨協大学名誉教授の井上たか子氏による「事件」の解説も合わせて収録。
公開日: 2022/10/26
海外
ライトノベル
 
「〈新訂版コナン全集〉(東京創元社)」を基に、訳者・中村融氏が全面改稿、新たに新資料も加え、全4巻にてお送りする『愛蔵版 英雄コナン全集』、第2巻となる「征服篇」には、中短の5編に加え、ハワードのデビュー作「槍と牙」、ラヴクラフト宛の書翰をまとめた「野蛮と文明」など、新資料を収録。【収録作品】ザムボウラの影/鋼鉄の悪魔/黒い予言者/忍びよる影/黒魔の泉〈資料編〉トムバルクの太鼓(梗概)/トムバルクの太鼓(草稿)/槍と牙/闇の種族/キンメリア/ハイボリア時代の諸民族に関する覚え書き/野蛮と文明――ハワードのラヴクラフト宛書翰より
公開日: 2022/10/26
ライトノベル
 
第70回配信(8188字)/全108回人気作家Priestの再生回数36億回超ドラマの伝説的原作BL小説(台湾リリース版)。重厚な世界観の中での数万年の時をかけた壮大な愛と戦いの物語が待望の邦訳!大都市龍城(ロンチェン)。人間ではない存在が引き起こした特殊事件を扱う特別調査処の所長・趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は、龍城大学で起きた不思議な事件の捜査中、大学教授・沈巍(シェン・ウェイ)に出会う。二人は初対面なのに、なぜかそんな気がしない。一目惚れだと確信した趙雲瀾は沈巍に猛アタックするが、沈巍は距離を置く。それでも趙雲瀾が危険な捜査現場を突き止めたり、体調不良で倒れそうになったりするたび、そこには常に沈巍の姿があった。趙雲瀾が沈巍の正体に迫ると、二人の関係と特殊事件が交差し、数万年の時空をさかのぼり――。数多くの前世からの輪廻を超えて、彼らは結ばれるだろうか?
公開日: 2022/10/26
ライトノベル
 
地下の墓所で死んでいたはずの男が、暗闇の中目を覚まし次第に感覚を取り戻していく。男は名前を含め記憶のほとんどを失っていた。周囲の状況からすると埋葬者たちは男の復活を予期し、この場に閉じ込めておこうとしたが予期せぬ墓荒らしが入ったために期せずして封印が解かれたようだ。目の前に転がっている墓荒らしの死体が不意に動き出し男に襲い掛かかる。男は自分が魔術の使い手であることを思い出し、手のひらから放った魔法の光で墓荒らしを倒す。すると男の頭の中に墓荒らしの生前の記憶が流れ込んできた。
公開日: 2022/10/25
海外
ライトノベル
 
ノーベル文学賞受賞作家ヘミングウェイの世界的名作が、第一人者による新訳でよみがえる。マカジキと対峙する老人は、「老い」と「弱さ」に向き合うひとりの人間だった。老人と漁を共にする「boy」を、「少年」ではなく「若者」と解釈することで、老人の「弱さ」を浮かび上がらせ、世界的名作に新たな光を当てる。老人・サンティアゴのモデルとなった人物を訪ねたエピソードをおりまぜた、訳者・今村楯夫氏による解説も掲載。
公開日: 2022/10/25
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ライトノベル
 
映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』2022.11.18(金)より映画公開もうすぐ60歳の家政婦さんがディオールのドレスに恋をした!1950年代のロンドン。ハリスおばさんはもうすぐ60歳の通いの家政婦。夫を亡くし、質素な生活を送っている。ある日、勤め先の衣装戸棚でふるえるほど美しいクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。今まで身なりを気にしてこなかったが、自分もパリでドレスを仕立てようと決意し、必死でお金をためることに。やがて訪れたパリで、新しい出会い、冒険、そして恋? 何歳になっても夢をあきらめない勇気と奇跡の物語。解説・町山智浩※本書は、1979年12月に刊行された『ハリスおばさんパリへ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:Mrs Harris Goes to Parisこの物語は、還暦近い家政婦ハリスさんが、努力と幸運と善意で、パリの高級ドレスを仕立てることになる、シンデレラ・ストーリーです。しかし、その背景には、当時、イギリスやフランスで起こりつつあった社会変動が隠されています。オート・クチュール(高級仕立て服)はどれも一点ものです。だから、ファッションショーもごくごく限られた大金持ちのお得意様だけに見せるものでした。ハリスさんはそれでも堂々とショーを見せろと要求します。自分が汗水垂らして稼いだ金を持ってきたのに何を恥じることがあるのか。ディオールのマダムは、ハリスさんを見て「不思議な風格」を感じます。風格とか気品はその人の生まれ育ちや着ている服ではなく、内面から立ち上がるものだからです。一生縁がないと思われたドレスを作ることが、ハリスさんなりの反逆であったことはいうまでもありません。――町山智浩
公開日: 2022/10/24
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試験に絶対出ないユニークな英単語、異様に長い地名、階級による発音の違い。イギリス英語からリアルな英国社会と文化が見えてくる!
公開日: 2022/10/21
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。第59回文藝賞発表(選考委員:角田光代/島本理生/穂村弘/町田康)【受賞作】安堂ホセ「ジャクソンひとり」日比野コレコ「ビューティフルからビューティフルへ」【特集 魔女・陰謀・エンパワメント】対談:円香×雨宮純創作:王谷晶、カレン・ラッセル(松田青子訳)、近藤史恵、アリス・ソラ・キム(加藤有佳織訳)論考:木澤佐登志、北村紗衣、橋迫瑞穂、河西瑛里子エッセイ:吉村萬壱、平松洋子、鈴木みのり「現代魔女の基礎知識2022」円香・谷崎瑠美【新連載】岸政彦「クアトロ」【創作】小川哲・金子薫・水沢なお[特別対談]奥泉光×加藤陽子「眼前の「戦前」を直視する」「排除の暴力」がもたらす熱狂に抗うために 『この国の戦争』刊行記念トーク【特別セッション】阿部和重 聞き手:フィクショナガシン検索と風刺の作家は現在(いま)を書き続ける
公開日: 2022/10/21
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2028年に復活した帝国では、親衛隊士たちが特権を享受している。貴族や民衆への暴力、謎の集団トリップ、真実を見通す点眼女、蒸風呂での奇妙な儀式。ロシアの現在を予言した傑作長篇。
公開日: 2022/10/21
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歴史は「昔、むかし」の物語。さあ今から昔話をはじめよう――。『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。ネアンデルタール人の登場から自ら体験した第二次大戦まで。一九三六年の初版刊行から半世紀を経て復刊されて以来、各国で読みつがれてきた’物語としての世界史’の古典。文庫上下巻を合本とし、最新版を参照して訳文を見直した、待望の改訂版。目次1 「昔、むかし」2 偉大な発明者たち3 ナイル川のほとり4 日月火水木金土5 唯一の神6 だれもが読める文字7 英雄たちの時代8 けたちがいの戦争9 小さな国のふたつの小さな都市10 照らされた者と彼の国11 大きな民族の偉大な教師12 偉大なる冒険13 新しい戦い14 歴史の破壊者15 西方世界の支配者16 よろこばしい知らせ17 帝政のローマ18 嵐の時代19 星夜のはじまり20 アッラーの神と預言者ムハンマド21 統治もできる征服者22 キリスト教の支配者23 気高く勇敢な騎士24 騎士の時代の皇帝25 都市と市民26 新しい時代27 新しい世界28 新しい信仰29 戦う教会30 おぞましい時代31 不幸な王としあわせな王32 その間に東欧で起こったこと33 ほんとうの新しい時代34 暴力による革命35 最後の征服者36 人間と機械37 海の向こう38 ヨーロッパに生まれたふたつの国39 世界の分配40 わたし自身が体験した世界史のひとこま
公開日: 2022/10/21
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時代に翻弄されながら、したたかに生きた十五人の職人の物語。誰の心にもきっと「失われた村」がある。パリに住む中国人作家・申賦漁(シェン・フーユイ)が描く、江南の村を舞台にした一大叙事詩。父や祖父から聞き、幼い頃に交流もあった、故郷の村の個性的な人々。彼らがたどった波瀾万丈の物語を、筆者は百年にわたる十五人の職人の話として描いた。中国、フランス、アメリカで刊行され、各国で高く評価されている注目作家、待望の初邦訳作品!◆十五人の職人とその物語1 瓦職人:キリスト教に改宗し、先祖の位牌を焼いた男の話2 竹細工職人:老いたアカウシと暮らし続けた男の話3 豆腐職人:夭折した友人の父で、礼節を重んじた男の話4 灯籠職人:外祖父が新四軍の逃亡兵だったと知る話5 大工:祖父の大ノコギリが夜中に死者を知らせる話6 床屋:日本軍がきた村で男が起こした驚きの事件7 鋳掛屋:「村の六百年で最高の大人物」になり損ねた男の話8 彫物師:朝鮮戦争から戻り孤独に死んだ男の秘められた恋9 植木職人:幼馴染が猫殺しの事件に巻き込まれる話10 鍛冶屋:先祖の陵墓を失った男が死して掘り返された話11 なんでも屋:定職に就かない伯父が語った幽霊譚12 仕立屋:名士の息子が密告を受けて死刑になる話13 教師:文化大革命で進学も恋愛も成就しなかった男の話14 秤職人:「三代続けて頭の弱い男が生まれる」と予言された家15 織物職人:意に沿わぬ結婚から自らの人生を貫いた女の話
公開日: 2022/10/21
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川の中洲で共食いを繰り返す異常繁殖した白兎たち、耳から生えてきた肢に身体を乗っ取られた作家、レストランで供される怪しい肉料理と太古の絶滅動物の目撃譚、死んだ母親から届いたフェイスブックの友達申請……今、世界の文芸シーンでブームの渦中にある〈スパニッシュ・ホラー〉の旗手による、11篇の鮮烈な迷宮的悪夢が本邦初上陸!!!現実と地続きに現出する奇怪な歪み、底知れぬ不安と恐怖を、生理的嫌悪感を催すような濃密で冷たい筆致で描き切った、現代スペインホラー文芸の旗手による11篇の鮮烈な傑作怪奇幻想短編集!〈スパニッシュ・ホラー文芸〉とはマリアーナ・エンリケス、ピラール・キンタナ、サマンタ・シュウェブリン、フェルナンダ・メルチョール、グアダルーペ・ネッテル――今、スペイン語圏の女性作家が目覚ましい躍進を遂げている。作家によっては三十か国以上で翻訳され、世界中で好評を博すなど、現代文芸シーンにおける一大ブームとなっている。中でも、社会的なテーマを織り込みながら、現実と非現実の境界を揺るがす不安や恐怖を描いた作品群である〈スパニッシュ・ホラー文芸〉は、特に高く評価され、全米図書賞などの著名な賞の候補にも作品が上がるなど、今、最も注目すべき熱い文芸ジャンルの一つである。そして、このほど本書で初めて邦訳紹介するスペインの新進作家エルビラ・ナバロも、その代表的な書き手として数えられる。作者エルビラ・ナバロは世界最大の文学誌Granta誌(英)のスペイン語圏ベスト若手作家にも選出された気鋭の作家。 本書の英訳版(2021)は、ニューヨーク・タイムズ紙、ロサンゼルス・タイムズ紙などの各紙誌でも絶賛され、同年の全米図書賞翻訳文学部門ロングリストにノミネートされた。「この作家は生まれながらの文学的才能に恵まれている」エンリケ・ビラ=マタス「不安を掻き立てる、カフカ風ですばらしい語り口」マヌエル・ジョレンテLa isla de los conejos, 2019【目 次】ヘラルドの手紙ストリキニーネ兎の島後戻りパリ近郊ミオトラグス地獄様式建築に関する覚書最上階の部屋メモリアル歯茎占い師謝辞訳者あとがき
公開日: 2022/10/21
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生まれたばかりの娘を置いて、妻はどこへ消えたのか――。世界が新作を待ち望む作家、余華の8年ぶりの長編。20世紀初頭の清末民初、匪賊が跋扈し自然災害が襲う混迷の時代、林祥福は、兄とともに南方の町「文城(ウェンチョン)」からやって来た女・小美を妻にする。束の間の幸せが訪れたが、小美は生まれたばかりの娘を置いて姿をくらましてしまう。林祥福は娘を連れて妻の故郷を探す旅に出るが……。人災と天災、過酷な運命に翻弄され、それでも強く生きていく人々を描く大河巨編。中国で100万部突破! 余華が20年あまりの歳月をかけて書き上げた、世界的ベストセラー『活きる』の前史。「この儚くも強靭な人生を見よ! 作家として嫉妬し、いち読者として感嘆し、中国にルーツを持つ者としての誇らしさが止まらない。」東山彰良氏推薦
公開日: 2022/10/20
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偽装転入し進学率の高いチョンミン洞の中学校に通うカンイ、リーダー格のソヨン、貧民街に住むアラム。3人は家出を企てソウルに辿り着く。しかし、路上生活は厳しく疲弊した少女たちは家に戻る。やがて、人を貶めるソヨンの態度に3人の関係は壊れ、いじめは暴力にエスカレート。やり場のない感情が暴走し――格差、搾取など大人の加虐に晒されてきた少女たちは、最善を望んで最悪をたぐり寄せる。韓国発、壮絶なる青春群像。
公開日: 2022/10/19
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陳君とはスタバで勉強をする。給料は自分が払うと言い、高価な服飾品自慢など金銭でマウントを取りたがる彼。陳家は裕福だが、複雑な事情があった。「帰る家がなくなった彼」/男尊女卑の強い家庭のジャスミンは、兄との差別に悩んでいる。親の関心を引くため、常に親の望む道を歩んできたが。「受け継がないもの」/過熱する学歴社会に翻弄される親と子。教育の意味と本質を問いかける、台湾で大きな話題を呼んだベストセラー小説
公開日: 2022/10/19
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黒いダイバースーツに身を包み、浴室で首をくくっていた男。赤ん坊を死なせた夫の罪を肩代わりし、3年後に出所の日を迎えた母親。静寂の中で余生を暮らし、夏の終わりに小銃に弾を込めた湖畔の住人。犯罪組織のボスとして人身売買の罪で起訴された男と、彼を弁護することになった新人弁護士。──唐突に訪れる犯罪の瞬間には、彼ら彼女らの人生が異様な迫力をもってあふれだす。刑事専門の弁護士として法廷に立つ傍ら、デビュー作『犯罪』で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に輝いた当代随一の短篇の名手が、罪と罰の在り方を鮮烈に問う12の物語。/【目次】参審員/逆さ/青く晴れた日/リュディア/隣人/小男/ダイバー/臭い魚/湖畔邸/奉仕活動(スボートニク)/テニス/友人/訳者あとがき/解説=千街晶之
公開日: 2022/10/19
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中には、見たこともないような鳥がいた。羽根はすべて純金で、目はろうそくの炎のようだ。「わが不死鳥だ」と、獣医は言った。「あまり近づかないようにな。凶暴なのだ」……「ルビーが詰まった脚」。競売で手に入れた書類箱には目に見えない仔犬の幽霊が入っていた。可愛い幽霊犬をめぐる心温まる話……「ハンブルパピー」。ガーディアン賞、エドガー賞受賞の著者による不気味で可愛い作品10編を収めた短編集。/【目次】葉っぱでいっぱいの部屋/ハンブルパピー/フィリキンじいさん/ルビーが詰まった脚/ロープの手品を見た男/希望/聴くこと/上の階が怖い女の子/変身の夜/キンバルス・グリーン
公開日: 2022/10/19
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舞台はテルアビブ郊外にある瀟洒な三階建てのアパート。一階の若夫婦は、同階の高齢夫婦に子守りを頼み、良いご近所付き合いをしているつもりでいた。しかし認知症を発症した老人と彼らの九歳の娘に不幸な出来事が襲いかかり、傷ついた夫は一線を超えてしまう――。二階では、不在がちな夫を頼りにできない、若い母親が二人の子どもの育児に追われている。疲労から幻聴や幻覚に悩まされる彼女の前に、義理の弟が現れ、彼女と子どもたちに新しい風を吹き込む。しかし彼は詐欺事件の容疑者として警察に追われていた――。三階には元地方判事の女性が住んでいる。一年前に夫と死別し、若者の市民運動に身を投じるようになった彼女には、人には言えない、断絶してしまった息子との苦い思いがあった――。交わることのなかった一階から三階までの住民が、ある出来事をきっかけに、互いに作用しながら現代イスラエルの大きな変化の波に飲み込まれていく。イスラエルのベストセラー作家が描く、サスペンスフルで、最後には登場人物を解放の光で満たす、感動の物語。
公開日: 2022/10/19
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第69回配信(5699字)/全108回人気作家Priestの再生回数36億回超ドラマの伝説的原作BL小説(台湾リリース版)。重厚な世界観の中での数万年の時をかけた壮大な愛と戦いの物語が待望の邦訳!大都市龍城(ロンチェン)。人間ではない存在が引き起こした特殊事件を扱う特別調査処の所長・趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は、龍城大学で起きた不思議な事件の捜査中、大学教授・沈巍(シェン・ウェイ)に出会う。二人は初対面なのに、なぜかそんな気がしない。一目惚れだと確信した趙雲瀾は沈巍に猛アタックするが、沈巍は距離を置く。それでも趙雲瀾が危険な捜査現場を突き止めたり、体調不良で倒れそうになったりするたび、そこには常に沈巍の姿があった。趙雲瀾が沈巍の正体に迫ると、二人の関係と特殊事件が交差し、数万年の時空をさかのぼり――。数多くの前世からの輪廻を超えて、彼らは結ばれるだろうか?
公開日: 2022/10/19
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12年前、ゴルフ・シエラに加入したジェントリーはテロ組織KRF(カシミール抵抗戦線)の副司令官の情報を得るべく、屈強なチームの面々とパキスタンへと向かった。だがKRFは大規模な陰謀を進行させており、彼らはそれに巻き込まれる――そして現在、ジェントリーは拉致された仲間の救出と、過去の因縁に決着をつけるため、インドのムンバイに赴く。そこには恐るべき計画が……冒険アクション小説の頂点を極めた傑作
公開日: 2022/10/18
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