【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
2020年、認知症であることを公表した漫画家・タレントの蛭子能収さんが、家族やマネージャーの助けを借りつつ完成した、世にも珍しい’認知症エッセイ’。また、妻・悠加さんが過酷な現状を初告白し、認知症介護の先輩たちに「介護相談」も。さらに、公表後も続ける人気コラム「蛭子能収のゆるゆる人生相談」傑作選も収録。「自分ファースト」で生きてきた蛭子さんの考え方が、意外にも介護する家族の心を楽にするヒントになる!
〈3.11〉直後、メディアに溢れた言葉の泡を掬い取った、稀有の批評集。『目白雑録 小さいもの、大きいこと』再編集版。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。女の人生は闘い。親から「結婚はまだ?」といわれたら?都合のよい女にならないためには?人生のSOSに効く、笑えるお悩み相談集。
昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしアンソロジー!
作家たちが自ら料理し、その手順を綴ったエッセイを精選。内田百?、石井桃子、武田百合子らの「お家ごはん」をなぞる悦楽。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。たんたんと、時にシュールに、そして深くリアルに。20年目を迎えた、ライフワーク日記、最新刊! 2017年〜2020年収録。
声優・緒方恵美、初の自伝本発売!『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ、『幽☆遊☆白書』蔵馬、『美少女戦士セーラームーン』天王はるか/セーラーウラヌス、『カードキャプターさくら』月城雪兎/ユエ、『遊☆戯☆王』武藤遊戯、『ダンガンロンパ』苗木誠/狛枝凪斗、『地縛少年花子くん』花子くん/つかさ、etc.数々の人気作/役を演じてきた大人気声優が初めて明かす、これまでとこれから。===その時はいっぱいいっぱいだったけど、こうしたらもっとラクだったとか、死にそうだったけど、結果的に選択したことは正しかったとか。折しも、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ完結編の収録が終わり、ひとつ、大きな荷をおろせそうなタイミング。膨大な私の「トライ&エラー」。それを越えた先に拡がった世界の話。それをお伝えすることで、もしかしたら、誰かのお役に立てるのかもしれない。僕はここにいてもいいのかもしれない。僕はここにいてもいいんだ!――「はじめに」より===声優・緒方恵美がいま伝えたいこと。オール書き下ろし、出演作品秘話も満載!巻頭には、ライブの写真の数々やアフレコ時の写真、幼少期〜学生時代の貴重な写真も掲載した豪華16ページカラーグラビアも収録。
四季おりおりの自然、自己とその周囲、今と昔、生の哀しみ、日常生活の襞。生粋の都会人の冷徹な目と繊細な詩人の感性横溢する、簡潔化されたエッセイの世界。「鴉」「天気予報」「桃の節句」「夜涼身辺」「歯のこと」「小唄」「酒について」「水のあと」ほか、短篇の名手・永井龍男が、多彩な題材で軽妙に描いた、82篇の名文。
M・ジャクソンの鼻、つんくのブス好き、叶姉妹の豆まきetc.……流行ネタをヤジ馬考察! ――つんくは、ブスが好きだって言うけれど……!? ストーカー殺人事件の犯人は、意外とイケメン! 『真珠夫人』の大ブレイクはなぜ? そして、松田聖子、岡田美里の離婚、小室哲哉の再再婚など、ちょっと気になるワイドショーネタを、文章とカラーイラストでユニークに考察するヤジ馬エッセイ。
中国史の英雄に出会う旅。史記、三国志、唐詩、西遊記、水滸伝に登場する魅力的な人物とその舞台を語る好著。中国史上の雄大な人間ドラマを活写――史家や軍略家が主命を奉じた苦難の旅、皇帝の大旅行、飢えと非礼の中の亡命者の旅、刺客の悲壮な旅、詩人たちの異郷の旅……。中国史上の英雄たちの旅の現場を辿り、雄大な歴史と風土を目のあたりにする好著。天下を争う人々の興亡を俯瞰し、人間の悲劇に対する深い洞察を読む、興趣尽きない歴史エッセイ集。史実の重みと自由な空想の醍醐味を味わう!
近・現代をいかに超えるか? 著者の代表的エッセイ――〈前近代的なものを否定的な媒介として近代を超える〉……著者の生涯を貫ぬいて実践された主題に添って書かれた「柳田国男について」は、柳田国男の現代的な再発見を促がし、フォークロアや口承文芸、〈近代〉から排除されたB級文化話芸などが、教養主義的価値観から解放され陽の目を見た。活字中心の価値観に、根柢的改変を迫った、衝撃的エッセイ。
長安の春秋、唐代の人間模様。夢結ぶ花の都、ローマと並ぶ最大の都の全容。華やぐ長安。さんざめく最大の都! ――長安には、春がふさわしい。漢の時代から、長安は、はなやいだみやこであった。そして唐代には、ローマと並ぶ最大の都だった……。日本にも馴染の深い白居易、李白、杜甫、王維らの詩眼を通して、いにしえの夢のみやこの全容を浮きぼりにする。「西域巡礼」「三蔵法師の道」を併録し、シルクロード、天竺への道をも紹介。
寄せては返す歴史の波。営々とはてしのない悠久の流れ。古今東西人類万歳! 生ある地球を語り救う思想と人物! ――古今東西、人類は果てしない歴史の営みを継続してきた。秦の始皇帝陵のおびただしい兵馬俑、草原に展開する遊牧と定住のドラマ……。文明の波は全世界に寄せては返し、人間存在の重みを証明している。過去・現代・未来への流動と息づきを、地球規模で展望し、人の英知と歴史の知恵を模索する名エッセイ。
ウマし、マズしと味わって、咀嚼し、ハマる、懐かしむ。うなぎ、スナック菓子、エナジードリンク。チーズ、きのこ、マーマイト、山椒。あんこの甘さ、地ビールの苦み。食の記憶、異文化の味。そして、卵へのただならぬ愛着。「あたしは、カリフォルニアロールである」。海をまたいだ往来の果て、母/妻/娘の役目をいよいよ終えて、詩人の言葉がほとばしる。胃の腑をゆさぶる本能を賞味すべし。滋養あふるる偏愛のエッセイ。
文士、猿を飼う。愛猿、愛犬、愛鳥をめぐるエッセイ集。動物随筆の名品!誰にもなつかないと評判の猛猿が不思議と著者にはたちまちなついた。情にほだされ、二代目、三代目と飼いつづけた著者と猿(三ちゃん)との十数年の日々。彰義隊生き残りの武士の孫として生まれ、新選組はじめ幕府に殉じた男たちの物語を書き続けた骨太の作家の、意外な横顔を伝える感動のエッセイ。文体は洒脱な語り口調で読みやすく、そして笑いと涙を呼ばずにはいられない。
夜中にふと目が覚めた。そんなことはこの夜に限ったことではない。若いころなら枕に頭をつけた途端に寝入って朝まで目覚めないのが当り前のことだった。今はそうはいかない。何度寝返りを打っても廊れないときは眠れない。そういう日は手洗いに行き、睡眠薬を服用してから寝床に戻る。そうして何とか朝方まで寝入る。目覚めた時間が六時、七時だと起きてしまう日もあれば、それから九時、十時までぐっすり睡る日もある。 今夜は私一人である。隣りで寝息をたてたり寝返りを打つ音がまるで聞こえてこない。私は臆病だから私を取り巻く静寂な闇が、私を抑えつけて胸を圧し潰したりしないか、とビクビクしている。 でもその夜は一人きりのわりには、不思議なほどこわくなかった。もう老人だものなぁ。私がお化けになって人に恐がられる日も間近いのかもしれない。そんなことを考えた。 夫は今朝入院して、今はいないのである。…… 夫が救急車で入院するのもおそらく珍しいことではなくなって、その回数も増えていくであろう。私がその都度うろたえないように、あわてないように、と神様が私に練習の機会を今日は与えて下さったのであろうか。 八十七歳と八十二歳の夫婦には、やがては無に帰する日が来るのであるが、その日が来るまで長く生きていくのは、それほど容易なことではない。試練はまだこれからか。とにかく年を取るということは、避けることができないだけに、大変な大仕事なのである。年を重ねると同じものが別のように見え、かぎりなく愛しくなってくる。一族の歴史、近所のよしなしごと、仲間たち、そして夫との別れ。漱石の孫である著者によるエッセイ集。
料理を店まで取りに行き、注文者の元まで配達すれば仕事は終了。ただそれだけ。スマートフォンと配達するための自転車やバイク、あとはバッグさえ購入すれば、すぐにでも始められる。それがウーバーイーツの仕事だ。いつ働こうが個人の自由。しかし、世の中はそんなに甘くない。ネットやSNSでは「ド底辺」とののしられることもしばしばだ。苦情、恫喝、ときどきチップ。これは、「誰でもなれる」という落とし穴に落ちた四十路ライターがつむぐ、悲哀と憂鬱の実録ドキュメント。蔑んでもいい、罵ってもいい。でも、ここで描かれているのは未来のあなたかもしれない。【著者プロフィール】渡辺雅史 (わたなべ まさし)1975年生まれ。ラジオのハガキ職人を経て、ライターに。出版不況の折り、減り続ける仕事と、「メタボ」「糖尿病」「高血圧」「脂肪肝」の四重苦から少しでも免れるためウーバーイーツの配達員に。本書のベストセラーによる印税生活を夢見ている。
作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう!
腸内細菌の研究ではウンチの分析が欠かせません。およそ半世紀にわたってウンチと格闘し続けてきた著者の研究人生は、まさにウンチと一心同体!? 本書では研究秘話とともに、腸内細菌と健康・美容に関する最新知識をご紹介。腸内細菌がいかに健康と深く関わっているのか、理想のウンチの作り方から研究の最前線まで、楽しみながら健康知識を高められるオモシロウンチエッセイ!
爪さんの人生は、いたってまともじゃない。どんな自分になったって、笑って生きていける気がしました。この一冊は、私の温かい居場所です。――アイナ・ジ・エンド(BiSH)小学校から高校までいつもクラスメイトの女子に恋をしていた。主演・賀来賢人、ヒロイン山本舞香でドラマ化もされたデビュー作「死にたい夜にかぎって」の前日譚ともいえる、全20篇のセンチメンタル・スクールエッセイ。きっと誰もが〈心の卒業アルバム〉を開きたくなる、せつなくておもしろくてやさしくて泣ける作品。
巻頭特別作品三十首 馬場あき子「ドラえもんの扉」一挙掲載 三〇〇歌人新作作品集 テーマ「ディスタンス」七首+エッセイ足立敏彦 阿木津英 秋葉四郎 秋山佐和子 井谷まさみち 伊藤一彦 池田はるみ 石川美南 梅内美華子 尾崎まゆみ 大河原惇行 大下一真 大塚寅彦 大辻隆弘 沖ななも 荻原裕幸 奥田亡羊 加藤治郎 香川ヒサ 春日いづみ 川野里子 木村雅子 来嶋靖生 久々湊盈子 栗木京子 黒瀬珂瀾 桑原正紀 小池 光 小島ゆかり 佐伯裕子 佐佐木幸綱 佐藤通雅 斉藤斎藤 三枝昂之 三枝浩樹 坂井修一 沢口芙美 篠弘 島崎榮一 島田修三 高野公彦 谷岡亜紀 玉井清弘 俵 万智 千々和久幸 外塚 喬 時田則雄 奈賀美和子 内藤 明 永田和宏 長澤ちづ 花山多佳子 林田恒浩 日高堯子 東 直子 藤島秀憲 藤原龍一郎 古谷智子 穂村 弘 松川洋子 松平盟子 松村正直 松村由利子 三井 修 御供平佶 水原紫苑 道浦母都子 宮本永子 村山美恵子 森山晴美 安田純生 山野吾郎 吉川宏志 米川千嘉子七首亞川マス子 阿波野巧也 英保志郎 青木昭子 青柳節子 秋葉貴子 天野 慶 綾部光芳 井田金次郎 井辻朱美 井上洋子 五十嵐順子 伊勢方信 碇 弘毅 石井和子 磯田ひさ子 市原敏司 櫟原 聰 出井洋子 今井恵子 岩田記未子 内山晶太 浦河奈々 江副壬曳子 江戸 雪 遠藤由季 小笠原和幸 小笠原信之 小川真理子 小佐野 彈 小塩卓哉 小畑庸子 大朝暁子 大井 学 大石惠子 大口玲子 大崎安代 大島史洋 大滝和子 大松達知 大森静佳 大山敏夫 岡田恭子 奥村一征 奥村晃作 長屋琴璃 押切寛子 カン・ハンナ 香山静子 影山美智子 風早康惠 梶原さい子 春日真木子 門脇篤史 金子貞雄 金子正男 上條雅通 唐津麻貴子 雁部貞夫 川崎勝信 川島結佳子 川谷ふじの 川野芽生 紀野 恵 喜多弘樹 北山あさひ 久我田鶴子 久保田幸枝 久保庭紀恵子 工藤吉生 草野百合子 鯨井可菜子 楠 誓英 楠田立身 栗原 寛 黒岩剛仁 黒川光子 黒木三千代 桑田靖之 郡司和斗 小坂井大輔 小島なお 小林幸子 小見山泉 小柳素子 後藤由紀恵 高 蘭子 紺野万里 さいとうなおこ 佐久間裕子 佐佐木定綱 佐沢邦子 佐田公子 佐藤慶子 佐藤モニカ 佐藤弓生 佐野豊子 佐野美恵 佐波洋子 嵯峨直樹 齋藤芳生 最首洋子 桜川冴子 笹 公人 澤村斉美 志垣澄幸 柴田典昭 島田幸典 菅原恵子 杉本容子 鈴木利一 鈴木博太 染野太朗 田口綾子 田中 槐 田中成彦 田中教子 田村 元 高貝次郎 竹中優子 竹村紀年子 竹村公作 武下奈々子 辰巳泰子 千種創一 千葉 聡 辻 聡之 寺井龍哉 土岐友浩 利根川発 東郷良子 遠野 真 遠役らく子 堂園昌彦 富田睦子 鳥居 なみの亜子 中川佐和子 中島やよひ 中根 誠 中野昭子 中野 霞 仲 宗角 永井 祐 永田 紅 永平 緑 波汐國芳 西田政史 野口あや子 野澤正子 野地安伯 野田光介 箱崎禮子 畑谷隆子 花山周子 浜田康敬 林あまり 林 和清 日置俊次 比嘉美智子 疋田和男 平出 奔 平岡直子 平山公一 平山良明 フラワーしげる 福井 緑 藤井幸子 藤岡武雄 藤川弘子 藤田 嫩 藤吉宏子 星野 京 堀井美鶴 本田一弘 馬渕礼子 真中朋久 前川佐重郎 前川登代子 前田康子 前田彌生 蒔田さくら子 正岡 豊 松岡秀明 松坂 弘 松田愼也 松本典子 松山 馨 三井ゆき 三浦恭子 三宅勇介 光本恵子 宮原 勉 村上章子 森 藍火 森 淑子 森本 平 やすたけまり 八木博信 矢沢歌子 柳 宣宏 藪内亮輔 山川 藍 山木礼子 山崎聡子 山下 翔 山階 基 山田富士郎 山田吉郎 山田 航 山中律雄 山村泰彦 山本光珠 山本雪子 山本和可子 横山岩男 横山未来子 吉岡正孝 吉田竜宇 脇中範生 渡辺幸一 渡辺松男米川千嘉子選短歌研究詠草・特選望月公子第64回「短歌研究新人賞」応募要項第39回「現代短歌評論賞」応募要項
私は人生のピークを最晩年に設定している。年をとってから一番楽しさのピークを迎える、という人生でありたい。そのために、今、日々を淡々と過ごしているのだ。銀色さんの壮大なる記録、第39弾。
旅に必携&必笑! 痛快ガイド本第2弾――世界ってホントに面白い! 「安かろう」系エアラインのありがちなトラブル、バスの座席で分かる人の性格、女ひとり旅の鉄則などなど。わがまま気ままで非常識?な、著者独特の海外「大笑い体験」。必ず笑えて役立つ好評旅エッセイの第2弾。海外への旅って、こんなに楽しかったんだ!
大らかなロマンを秘める敦煌千仏洞。その偉容を訪ね中国史の奥行きを探る。中国西域の歴史。大佛次郎賞受賞作――シルクロードの途上にあるまち、敦煌。かつて、天竺にむかって三蔵法師玄奘や法顕がたどり、ラクダの隊商が往来した西域のまち、敦煌。大らかなロマンと悠久の歴史を秘めて息づく莫高窟。念願かない、その地を訪れることのできた著者が、胸を燃やしその胸の炎の輝きを情熱こめて綴る旅行記。第3回大佛次郎賞受賞作。
バリが失ったもの、守り続けているもの。この島は、何故かくも旅人のこころをからめとるのか!? 究極のバリ島読本。バリの迷宮をさまよう――目も醒めるような青い水田、耳に優しいガムランの音。小さな遺跡を訪ね、ウブドのアートや市場の喧騒に酔いしれる日々。バリは、何故かくも旅人の心をからめとるのか? 暮らし、食べ物、祭り、舞踊、言葉、暦……。バリ島の魅力に深くふれた名著『バリ島 不思議の王国を行く』に書き下ろしを加えた、究極のバリ島読本。
首都の輝き、首都の威厳。北京千年の歴史、文化、風俗を伝える魅力の旅行記。千年の歴史を秘める中国首都を探訪――中国の首都として、千年の歴史を秘める北京。そこは時の流れの風化、人の世の変転のなかで、いまなお首都の輝き、首都の威厳を失わない。まちには人々の精気が、活気がみなぎっている。歴史の遺跡をたずね、文明の源流を求めて雄大な王城の地をくまなく逍遙し、肌で感じた北京のすべてを伝える好紀行。
中国史を彩った美女の魔力。美女に迷って暴走する男たちの本性と、女の妖態を軽快につづる女性論エッセイ。女の「妖しさ」はどこからくるのか? ――美女には、時代によって、はやりすたりがあり、好みにも個人差がある。男心をかき立てる「妖女」の魅力とは何? 少女が見せる妖、男装の女武人の倒錯美、愛らしい醜女の心根、病身美人の抗しがたい良さなどなど、男を刺激し翻弄する、妖しくも愛すべき女。博識のフェミニストが軽快に、女性の魅力を語るエッセイ集。
徒歩2分の場所にあるウリセン・バーに行く。あの男の子がいた。私の心は柔らかくなる。今日も買ってしまうんだろうなぁ。もうこの時間ではロング料金しかない。お金で男を買うのは感情を絡めたくないからだ。もう面倒なことは嫌だった。ところがある日、「あの男の子」からメールが届いた。びっくりした。目をこすって何度も読み直した。これって告白メールってやつ??? 年がら年中、金欠と心の寂しさを抱えていた著者の元に舞い降りたドナ君。彼は、新宿二丁目でゲイのお客さんを相手にする「ウリセンバー」で働く男の子たちの1人で……。元風俗嬢のノンフィクション作家があけすけに生活の全てをさらけだした極私的エッセイ。●酒井あゆみ(さかい・あゆみ)福島県生まれ。元風俗嬢にして元AV女優という異色の経歴をもつ作家。父親がスーパー経営に失敗。莫大な負債をかかえ家庭崩壊。高校卒業後、キャバクラでバイトをしていた時、知り合った男にファッションヘルスの店を紹介される。それをきっかけに「風俗のフルコース」と愛人業、AV女優、銀座ホステスなどを経験。20歳のときにヘルスに来た客と一緒に「AVプロダクション」を設立。AV女優をしながら社長業務をする。デビュー作『東京夜の駆け込み寺』を上梓後、TBSの深夜番組『Tokyo 夜の駆け込み寺』のMCとして出演。小泉今日子が主演した『風花』の映画監修、江角マキコ主演のTBSドラマ『独身生活』、フランスで上映した吉本多香美主演の『TOKYO NOIR』の原案・監修、『アキハバラ@DEEP2.0』ではアシスタントプロデューサーを務めるなど、映像業界でも活躍する。風俗業界と売る女たちを机上の知識ではなく、痛みを伴う性と生の経験から描き出す文章は人の心を打ち、著書は20冊以上に及ぶ。
■働く本質を語り尽くした、一人前の社会人になるための必読書仕事ができる、できないが露骨に問われる時代だからこそ必要なのが「社会人として必要な力」です。それは「ほう・れん・そう」ではなく、「アウトプット型の聞く読む力」や「要件を15秒で伝える力」「妥協を納得に変える交渉力」など全部で9つ。この力は、転職しても新しい場所にスッとなじめて即戦力として働くことができる、幅広く使える万能な力です。そして、もちろん仕事だけではなく、人間関係にも一生役に立つ指針となります。多くの学生を’できる人’’物事がわかっている人’に育て、世に送り出してきた齋藤先生の講義は、社会人にこそ必要なもの。その講義内容を初めて明かした1冊です![目次]第1章 アウトプット型の聞く読む力第2章 要件を15秒で伝える力第3章 クリエイティブな関係を生む力第4章 意識の量を増やす力第5章 世界で闘う力第6章 「妥協」を「納得」に変える交渉力第7章 経験知を共有するチーム力第8章 同じミスを繰り返さない修正力第9章 どんな状況でも何とかするメンタル力<著者略歴>齋藤 孝(さいとう・たかし)明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『図解 論語』『図解 養生訓』『図解 菜根譚』『「何から読めばいいか」がわかる 全方位読書案内』(ウェッジ)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『日本人の闘い方』(致知出版社)等、著書多数。※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『社会人に必要な9つの力』(2016年3月31日 第1刷)に基づいて制作されました。※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
■実践的読書法、本について思うこと、驚愕の読書遍歴──。齋藤先生の教養の身につけ方、本の選び方・読み方を全公開。全317冊書籍リスト付。[目次]第1章 歴史観第2章 思想観第3章 日本文化観第4章 仕事観第5章 科学観<著者略歴>齋藤 孝(さいとう・たかし)明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『図解 論語』『図解 養生訓』『図解 菜根譚』(ウェッジ)、『読書力』(岩波新書)、『教養力』(さくら舎)、『大人のための読書の全技術』(KADOKAWA)等、著書多数。※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「何から読めばいいか」がわかる 全方位読書案内』(2014年9月30日 第1刷)に基づいて制作されました。※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。