【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
とにもかくにも面白い! イラスト満載大エッセイ集――元シャンソン歌手の夫人、いたずら盛りの男の子ふたりと猫の「桃代」……愉快な一家のにぎやかな生活。イラストレーターとしての仕事、好きな芝居と映画、ちょっと気になる日本語や食べ物のことetc.……。軽妙なタッチで描いた和田誠の世界。◎吉行淳之介氏「これは、和田誠さんが絵と文章の才能を駆使して、おもしろいデータをいっぱい詰めこんだ本である。また、平素めったに自分を語らない和田誠さんが、多彩な自分を多彩に描いた本でもある。とにもかくにも面白い。」
「昭和一九年末、マニラには旧城内、平站を中心に海没部隊の生存者や、船便が無くて本体に追及できない者、日本国への後送途中やむなくマニラに上陸した者、飛行機のなくなった航空関係部隊、船のなくなった船舶部隊、陸軍あり、海軍あり、在留邦人で家財道具を二束三文で処分して内地へ引き揚げようとする者、やむなく日本軍と運命を共にしようとする者、現地召集された者等でごった返していた。」本書より
四国の片田舎で、青春パンクを聴く友人を蔑みつつ、クラスメイトから舐められていた内気な少年が、ノルマを払わずに東京のライブハウスに出られるようになるまで。錯綜する自惚れと卑屈、飛び交う値踏みされる目線とする目線。物語になり切れない物語……。今の時代において「売れる」とは何か、「才能」とは何かを、結果として問うことになる、等身大より少し低めな自伝的小説。
ママ1人、パパ2人?ややこしいけど愛おしい、かつてないファミリーエッセイ!トランスジェンダー・フミノと彼女、ゲイのゴンちゃん。そして、生まれた子どもたち。――「家族ってなんだろう?」 何が正解かはわからない。でも、やってみないことには始まらない。とにかくやってみる、ダメだったらまた考え直す、僕たち三人の子育てはいつだって手探りだった。(本文より)――『ダブルハッピネス』『元女子高生、パパになる』で話題の著者、最新エッセイ!
[小説現代長編新人賞発表]第15回小説現代長編新人賞発表 受賞の言葉 選評 朝井まかて 伊集院 静 中島京子 宮内悠介 薬丸 岳 珠川こおり インタビュー 「檸檬先生」書評 吉田大助・内田剛[グラビア]第15回小説現代長編新人賞発表珠川こおり「檸檬先生」 仲村 燈「桎梏の雪」奨励賞 [新シリーズ]・畠中 恵 忍者の副職 [読み切り]・林真理子 未完成・一穂ミチ 式日[シリーズ「旅」]・森晶麿 グレーテルの帰還[読み切り]・鯨井あめ ボーイ・ミーツ・ガール・アゲイン・パリュスあや子 呼ぶ骨・中 真大 1978 [特別エッセイ]・曽根圭介 望外の顔ぶれ[シリーズ]・森沢明夫 さよならドグマ デザイナー・青山哲也の章[エッセイ]・酒井順子 人はなぜエッセイを書くのか 〜日本エッセイ小史〜 ・後藤拓実(四千頭身) これこそが後藤 ・岸田奈美 飽きっぽいから、愛っぽい ・藤谷 治 小説から聴こえる音楽 ・新井見枝香 きれいな言葉より素直な叫び [コラム]・〆切めし 坂上 泉 ・武田砂鉄 もう忘れてませんか? [漫画]・意志強ナツ子 るなしい[本]・青戸しの 書評現代(ミステリー) ・三宅香帆 書評現代(青春・恋愛小説) ・田口幹人 書評現代(時代小説) ・高橋ユキ 書評現代(エッセイ・ノンフィクション) ・池澤春菜 読書中毒日記 ・今月の平台 *ライト版には、珠川こおり「檸檬先生」は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
そろそろ旅の準備を始めませんか? 今年はここに行こう! 旅って計画している時、とても楽しいですよね。そんなひと時をサポートします。ベストセラー作家・吉田修一が旅の面白さを綴る25編。台北でマルーン5のライブを観て、阿蘇の天空の湯に浸かり、マカオで苦手なカジノに興じ、ソウルでのサイン会、そして愛猫との生活……などなど。旅に出たい! そんな気持ちがかきたてられるANA機内誌連載をまとめたエッセイ集。
「生きづらさ」―それは、執着心や焦燥感、コンプレックスといった負の感情によるもの。完璧な理想を追い求めすぎると、むしろ、負の感情が付きまといます。本書は、そのような囚われから抜け出し、晴れやかに生きるヒントを与えてくれます。何かを得るためではなく、捨てるために動く。少しの「思い切り」で、心に溜まった負の感情を「捨てて」みませんか。そのあとには、自分だけの幸福が残されるでしょう。<内容>●いまを変えれば、過去は捨てられる●「しつこい性格」はお捨てなさい●「理想主義」を捨てると、安らかな関係になる●二十代のうちに「心の甘え」は捨てておく●ヒメラキは「捨てたとき」にやってくる●重いストレスは「何かをして」捨てる●人と折り合いながら、「我」を大切にする●「捨てる力」で自分だけの幸福を見つける (※本書は2014/7/24に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
日本はいまや、総人口の33%(3300万人)を65歳以上が占める超高齢化社会となりました。もちろん800万人団塊世代も等しく「老い」への仲間入りです。そこで、人生の先輩・モタさんが「老い」への「ケジメ」のあれこれを本書で紹介します。晩年をすっきりと、フットワークよく過ごすには、先手、先手でモノとこころの整理を心がけることが大切。何よりも「モノを捨てる」ことを心がけなさいとアドバイスします。それがハッピーエンドを迎える大切な条件でもあります。●人生に小さな「ケジメ」をつけてゆく●「身辺整理」が「安心」を生む●折り返し点を過ぎたら、やりたいことだけをやる●こころの整理をひとつして、夢を持つ●未練とどう折り合いをつけるか●大きくなっていた欲を小さくする●今日一日を精一杯楽しく生きる●妻に先立たれた男はなぜかボケるのが早い●一人ではないという気持ちを育てる●あの世にいくときも、ユーモアを忘れないで (他)本書は新講社より出版された『老いへの「身辺整理」』を改題し、再編集した新版です。(※本書は2015/6/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
普通の人は長生きすべし、これがモタさんの持論だ。おいしいものをたくさん食べ、いろいろなところに旅をして、いろんな人と知り合って、愉快に、のびやかに、ゆっくり生きる。「ゆっくり生きる」とは、自分の人生をていねいに、大切に生きることにつながる。そこになんともいえない豊かなものを感じる、というモタさん。明るい、楽しい人生を後押しする、モタさんの「ゆっくり力」を発揮した好エッセイ88本。●善きことはカタツムリの速度で動く●世の中のことはほとんどのことが長丁場だ●「一怒一老」とはさようならしよう●人と人とは、ゆっくり時間をかけて熟成する●自分の気持ちは笑いとともに伝える●私は、人生80パーセント主義だ●ほどほどの人に備わっている品性のよさ●悪口をいわれてもいいじゃないかのゆっくり力●身の周りの「いいもの」が心を豊かにしてくれる●ゆっくりがいい、でも小まめに動こう (他)◎本書は新講社より出版した『「ゆっくり力」ですべてがうまくいく』を原本とし、『病気になりたくなかったら「急がない」「怒らない」』『安らぎの処方箋』『人から「大切にされる人」されない人』からも一部抜粋し、再編集した新版です。◎本書は2015/6/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました
人と人とがたったひとことで共感できる言葉、それが「ありがとう」です。「ありがとう」のひとことで、相手も自分もやわらかい、あたたかな心持ちになる。それがこの言葉のちからでしょう。本書は、著者の長い執筆活動から「ありがとう」をキーワードに抜粋し、86の項目に再編集しました。どの項もユーモアたっぷり、やさしい文体で、読み進めるうちに幸せな気分につつまれます。心で思っているだけでなく、実際に「ありがとう」と声に出す。すると気持ちが発散され、明るくなる。相手の気持ちも分かり、ほがらかな雰囲気になり、人間関係もよくなる。「ありがとう」は人間関係の潤滑油、「ありがとう」を実際口に出して相手に伝える「効用」を説きます。また年を重ねると、さらに「ありがとう」の言葉は、あたたかい人間関係といい人生をつくります。長年の人間観察から得た、モタさんの知恵のつまったあたたかい人生アドバイス・エッセイです。●「ありがとう」は心のゆとりのバロメーター●「幸福な時間」があってよかった●「ありがとう」といえる相手が必要だ●「ありがとう」から始まる会話がある●「ありがとう」と、いわれる人より「いう人」になる●「すみません」より、明るく「ありがとう」を●苦手に人にも「ありがとう」●「ありがとう」で心が浄化する●「ありがとう」を要求しない●不満は「ありがとう」で消える (他)◎本書は新講社より出版した『「ありがとう」というだけで元気が出る』を原本として、『「先のばしぐせ」を直すとすべてがうまくいく』『「断る力」を身につける!』『「あきらめる」力が次のチャンスを生む』『そんなに自分を叱りなさんな』『人に必要とされる人』『「好感を持たれる人」はシンプルに考える』などからも抜粋し、再編集した新版です。◎本書は2017/11/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました
長いつきあいの知人から、ふと、「あなたに会うと元気になる」といわれたら、どんな気持ちになるでしょうか。おそらく、その「意外な言葉」に驚き、後になって喜びが押し寄せてくるのではないでしょうか。「人と人」が織りなす世の中で、自分がだれかを元気づけられるとしたら、だれかからそのように喜んでもらえるとしたら、うれしいことでしょう。モタ先生は、『「あの人」に会うと元気になる。落ち込んだときは「あの人」に会いたい。そんな「あの人」があなたのまわりにいるなら、ただそれだけで「幸せの種」を握っているようなものだ』といいます。「あなたに会うと元気になる」といわれる人とは、どんな人なのか、また、だれかを元気づけられる人になるには、どうすればいいのか。本書では、モタ先生が生活の中で感じ、考えたさまざまなアドバイスを送っています。●笑顔のいい人が得をする●自分が楽しんでこそ、人も楽しくなる●「もう年だから」は禁句にしよう●人の弱点を指摘してはいけません●「大きな気づかい」より「小さな気づかい」がいい●楽しいところが「自分の居場所」になる●自分に謙虚な人は、どこまでも優しい●自分の価値観が、長い人生を支える (他) ◎本書は新講社より出版された『「あなたと会うと元気になる」といわれる人の共通点』を改題し、再編集した新版です。◎本書は2018/3/27に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
「笑い」は万病のモトであるストレスを解消する。また免疫力を高め、身心の治癒システムを活性化させる。楽しいから笑うのではなく、笑顔をつくるから気持ちが楽しくなるのだという報告もある。さらに、明るい笑顔は他人の気持ちまで穏やかに明るくする。笑って楽しく生きるコツを、精神神経科・斎藤病院名誉院長であり、悩める現代人の「心の安らぎコンサルタント」として活躍した筆者が綴る。●うれしいと笑みが出るのは本能である●「笑い」で自然治癒力が強くなる。●何歳になろうとも息子の’ニンジン’でいたい●「笑い」は老化を防ぎ、ボケを遠ざける●「笑い」は好奇心を刺激し、生きるのが楽しくなる●「面白い」と思って見る世の中が、面白いのである●大切なのは相手とともに笑うことができること●お金やストレスとは、ほどよくつき合う●ただ長生きより、日々の楽しさを目標にする●明るく楽しく生きれば笑って大往生できる(※本書は2018/11/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
チャンネル登録者数約41万人!(2021年3月時点) 大人気カップルYouTuberゆりいちちゃんねる、ゆりなの初フォトエッセイ。2019年、自身のブログで病気を告白したゆりな。全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群という難病指定の病と闘いながらYouTuberになった彼女のこれまでを振り返りつつ、未来への展望を綴ります。撮りおろし写真多数収録で、美容、ファッション、愛犬しーじゅーも紹介! 病気は私の中の一部。毎日楽しく生きたいの!! どんな日も希望はそこにある。前向きに生きるエネルギーをくれる一冊。●コンテンツはじめにこれからお見せするのはゆりなの日記0〜2歳 ゆりなが生まれた日のこと6〜12歳 評価されることで感じた劣等感Yurinaに聞く美にまつわる50の質問13〜15歳 中学校入学、3人からひとりへ16歳 SNSの楽しさと難しさを知る17歳 これまでの日常を失ってしまった日Yurinaを作る10のこと18歳 大学生活で立ちはだかった壁19歳 いちろーに出会った運命の日Yurina、ICHIROの最愛の家族しーじゅーをご紹介20歳 ゆりいちちゃんねるを結成する21〜22歳 いちろーとともに描いた新たな夢Family ゆりなの家族についてYurina、ICHIROが描く これまでとこれからの未来過去のゆりなのお悩みに現在のゆりなが回答現在 どんな日も希望はそこにあり続けるゆりなの日々あとがき
「命さえあれば」―コロナ禍のNYでサバイブ。大江千里のNY音楽暮らしを綴るエッセイ第3弾。47歳で日本でのポップミュージシャンとしてのキャリアを一切合切すて愛犬「ぴ」と渡米しJAZZ専門大学ニュースクールに留学。大学卒業と同時に52歳でNYで起業したミュージシャン兼CEO、大江千里。2018年ポップス時代の楽曲を新しくジャズアレンジしたアルバム 『Boys&Girls』を、そして2019年には満を持してジャズトリオ(アリ・ホーニグ、マット・クロージー参加)でのアルバム『Hmmm』をリリース。才能ある音楽仲間と出会い、ビジネスでも力強いサポーターを得て、音楽家として社長として精力的に活動を続けていた。そんな2020年、世界中をパンデミックが襲う。2月、ジャパンツアーを切り上げて緊急帰国するが音楽活動そのものが中止や転換を余儀なくされた。60歳の誕生日、PCR検査、音楽ライブ配信、ワクチン接種、そして引越し…。世界が大転換期を迎える中、新しいジャズは生まれる。大江千里が「ウィズコロナ」にトライする日々をリアルに綴った1冊。目次(抜粋)【プロローグ】 還暦の僕からあの頃の「君」へ贈る言葉◆Chapter1 Pop Meets Jazz◆Chapter2 Becoming a Real Trio◆Chapter3 Hello!New World【エピローグ】 空の頂に、小さな星が昇る
旅も人生も、演出家は自分。色鮮やかに描かれた旅の記録をまとめた本格的エッセイ。百名山制覇、通算300回の屋久島山行――。全国各地の山々や名所を旅する中で見えたものは、我が国の風土の美しさと人生を輝かせる教訓だった。
「友情結婚」という新しいかたちで、一生の伴侶と幸せを手に入れる「なぜ自分は結婚したいのか」「自分は相手の幸せのために何ができるのか」――。友情結婚活動をする際に大切にするべきこと、押さえておかなければならないポイントとは?約10年間、「友情結婚」のための活動を行った著者が教える、誰もが幸せになるためのヒント満載。「常識的な結婚」とされる恋愛結婚に踏み切れない、あるいは望まない人々に提案するのが「友情結婚」。認知度は未だ低く、世間からもてはやされることもあるのが現状である。友情結婚を進める正しいステップと情報を徹底解説。
※この電子書籍は2016年に単行本として発行されたものです。小学生時代から、自分のポジションを考えていたという著者。その智恵と工夫で芸能界でも活躍し、ママ友の世界でその技を一層磨いた。職場や友人、どこでも使えるその法則を1冊に!
師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかける。夏目漱石、芥川龍之介、鈴木三重吉ら一門の文学者から、親友宮城道雄、教え子、飼い猫クルツまで。哀惜をこめてその死を嘆き、思い出を綴る追悼文集。〈解説〉森まゆみ(目次より)I漱石先生臨終記/湖南の扇/亀鳴くや/花袋追慕/花袋忌の雨/寺田寅彦博士/御冥福を祈る/鈴木三重吉氏の事/四谷左門町/酒徒太宰治に手向く/黒い緋鯉/草平さんの幽霊/青葉しげれる/薤露蒿里の歌/舞台の幽霊/追悼句集II朝雨/「臨時停車」より/東海道刈谷駅/「つはぶきの花」/宮城会演奏プログラム口上一束/ピールカマンチヤン/「新残夢三昧」よりIII鷄蘇仏/破軍星/空中分解/アヂンコート/片山敏彦君解説 森まゆみ
とくべつうまいものを、なんて考えるようでは、うまいものが食えるわけがない――。好きなものはお粥、酎ハイ、バスの旅。タマゴに馬鈴薯、市場あるき。家で、外で、旅先で。飲んで食べて、また飲んで……。「味な話」「酔虎伝」「ほろよい旅日記」の気ままで楽しい食・酒・旅エッセイ。〈解説〉角田光代
20周年記念拡大115ページ 特集「うたう☆クラブ」は永遠に 1.歴代コーチからのメッセージ栗木京子/小島ゆかり/穂村弘/加藤治郎/なみの亜子/横山未来子/斉藤斎藤2.ベストセレクション(第II期) 各コーチそれぞれのベスト5選=加藤治郎/なみの亜子/横山未来子/斉藤斎藤3.特別作品20首「うたう☆クラブ」ゆかりの歌人たち20人 盛田志保子「春の手前」雪舟えま「わたしゲラルト(ウィッチャー3 ワイルドハントに寄せて)」岡崎裕美子「わらわらうるがす」須崎友文「アトミカリー・フラット」虫武一俊「二〇一五年からのこと」今橋愛「あまくちさとう。」遠藤由季「おでん日和」佐藤羽美「ジャム」辻聡之「煙鯨」堂園昌彦「二十首」樋口智子「雪根開き」松木秀「マザー・ロシア」やすたけまり「菩提樹からの迷路をたどる」山川藍「サハリン以降」屋良健一郎「日本人になるために」飯田彩乃「揺り籠とその周辺」北山あさひ「素」九螺ささら「スプリングプリン」工藤吉生「九七から一一六」寺井龍哉「渋谷春愁」エッセイ=「うたう☆クラブ」とわたし4.再録・第I期コーチ10周年座談会とベストセレクション栗木京子/小島ゆかり/穂村弘/加藤治郎(2012年7月号より抄録)5.加藤治郎インタビュー6.第II期ベストセレクション作者からのメッセージ7.萩原慎一郎「うたう☆クラブ」の歌30首(『滑走路』未収録作品)選歌とエッセイ=今野寿美第64回「短歌研究新人賞」応募要項第39回「現代短歌評論賞」応募要項作品連載 第七回 三十首斉藤斎藤「群れをあきらめないで(2)」作品連載 第六回 三十首小佐野彈「末弟―銀河一族VI―」十首+エッセイ金井じゅん子「兄の転向」横手麗子「アンガーマネジメント」野村灑子「ひとり居危ふし」時本和子「森タワーから」石原光久「冬の夜空に」佐保田芳訓「時の移ろい」鈴木良明「いのちの波動」経塚朋子「児手柏」廣庭由利子「春立ちぬ」連載松村由利子│ジャーナリスト与謝野晶子 17〈最終回〉五十嵐淳雄│塚本邦雄の映画手帳38〈最終回〉佐藤弓生・千葉 聡│人生処方歌集 28 松岡秀明│光をうたった歌人─新・明石海人論 33 短歌時評後藤由紀恵│短歌と年齢 書評森山良太│波汐國芳歌集『虎落笛』齋藤芳生│神谷由希歌集『火の滝』土井礼一郎│現代短歌を読む会著『塚本邦雄論集』佐佐木朋子│塩川治子著『歌人番外列伝/異色歌人逍遙』梅内美華子│大森静佳著『この世の息 歌人・河野裕子論』廣野翔一│中根誠著『プレス・コードの影』作品季評第118回・前半 穂村 弘(コーディネーター)/佐藤モニカ/山田 航大松達知「親ガチャ子ガチャ」│蒔田さくら子「吾亦紅」│工藤吉生歌集『世界で一番すばらしい俺』最近刊歌集・歌書評・共選田中徹尾/山下 泉小池光 選 短歌研究詠草特選 長谷智香江準特選 石原 明/古谷隆男/麻生みち子/群青更紗/久保親二/小泉和雲/紺野ちあき 高木 陸/山本みさよ/諸富ますゑ/藤田直樹/佐々木冴美/高橋ひろみ/熊谷 純/古川洋子/市川精二うたう☆クラブ 221回コーチ=加藤治郎
演劇ファン渇望の伝説の戯曲雑誌を限定復活。特集1「ポストコロナを紡ぐ物語」では、ベテランから若手まで人気劇作家24人による書き下ろし短編戯曲と上演予定の新作戯曲5作の一部を先出し掲載!特集2「伝説の創刊号を再録!〜コロナ禍の演劇界へのメッセージ」では井上やすし・平田オリザ対談、別役実と清水邦夫のエッセイ、野田秀樹の戯曲『赤鬼』準備稿を再録!佐藤信特別インタビューに加え、表紙画は女優のんが担当。
著名な賞の受賞、ベストセラー……、日本の現代文学が、いま英語圏で注目されているのはなぜか?アメリカ、イギリスの翻訳家、編集者、フェス運営者、装幀のデザイナー、書店など、本作り&文芸に関わる人々=文芸ピープルを取材し、その声と仕事を伝えるルポ・エッセイ!日本文学が、ここ数年、次々に英訳され、読者を獲得し、そこからまた世界に広く紹介されている。村田沙耶香『コンビニ人間』などベストセラーも生まれ、昨年は柳美里『JR上野駅公園口』が全米図書賞を受賞するなど、読者が広がり、高い評価を受けている。注目されるのは、若い翻訳家や編集者による紹介、独立系の出版社からの刊行、という新しい動きだ。いま何が起きているのか?作品はどのように発見され、翻訳出版されているのか?なぜ女性作家が注目されているのか?「日本」はいまどのように受け取られているのか?〈目次〉1章 新世代の翻訳家たちに聞く2章 新しい「日本文学」を編む編集者たち1――『コンビニ人間』が英語圏の読者に届くまで3章 新しい「日本文学」を編む編集者たち2――日本語の原体験と編集の仕事終章 変化の年
著書累計670万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集。「特になんの事件もない、何気ない日常の話をこれでもかと詰め込んだ1冊。でも人生は日常がすべてなんですよね。どこを切り取るか、どう捉えるかで人生は悲劇にも喜劇にも持っていけるから、どうせなら小さい幸せをいちいちクチャクチャ噛みしめ(ガムか)、できるだけ面白がって過ごしたい」(著者あとがきより)時に一緒に笑い、時に悩みに寄り添って涙する。泣いて、笑って、大忙しの作品集。大人気料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」の大反響ネタに大幅加筆。さらに書き下ろしの新作も多数掲載。エッセイにちなんだおいしいレシピも掲載した欲張りな一冊です。内容○具なしのインスタントラーメン○パッケージを開けるのが苦手な件○たけのことかいう食材○夏の王将○おしゃべりな人見知り○気が利かない人○おひとりさまビュッフェ○長女の呪縛○食べたくても食べられない人○星野源への葛藤○夢を追いかけること○あなたがしんどいことはしんどい○自分を好きでいるためにほか※この電子版は、カラーページも含まれておりますので、カラー端末をご利用下さい。
成績上位で天下の灘校に入るも、深夜放送にドはまりして成績は急降下。広島カープファンだった故に、阪神ファンだらけの灘校に赤帽をかぶっていったことがきっかけで、ヒモで足を結ばれて3階の校舎からぶら下げられたりの過激なイジメを受け、にも関わらず、毎年泡沫候補と罵られながら生徒会役員に立候補、大人顔負けの熾烈な選挙戦を繰り広げる。(実話です)天才・秀才・奇人ひしめく灘校で自分を見失いかけた主人公のヒデキが、映画への情熱と仲間を見つけ、とうとう編み出した受験のテクニックによって、東大理III合格をつかむまでの自伝的物語。
ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。
どんな形でもいいので、幅広い世代に読んでいただきたい。本書をきっかけに「発達障がい」への理解が、今以上に深まっていければとの思いを込めた、著者の自伝的体験記。
ふれる、聞く、愛する、憎む……悲しみの先に広がる25の風景『悲しみの秘儀』に続き魂の思想家が贈るエッセイ集!生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。(「祈る」より)25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」眠る 食べる 出す 休む 書く ふれる 悲しむ 喜ぶ 嘆く 老いる 読む 見る 聞く ときめく 忘れる 働く 癒す 愛する 耐える 念ずる 待つ 憎む 見つめる 壊す 祈る
■「学問のすすめ」は、福沢諭吉が明治初年に書いた大ベストセラーですが、読み返してみると、「なんだこの本は! 今の時代にぴったりじゃないか!」と驚く部分がたくさんあります。冒頭の「天は人の上に人を造らず」は超有名ですが、それ以外の部分にも、今のあなたにダイレクトに響く言葉が散りばめられています。人は学問をすることで、「ビジネス」「政治へのスタンス」「親子問題」「人間関係のストレス」「自己評価」など自分と「世界」「外界」との関係を、カラリと晴れた世界に変えることができます。それこそが諭吉の「学問のすすめ」なのです。[目次]第1章 「社会」とのつきあい方第2章 「学問」とのつきあい方第3章 「他人」とのつきあい方第4章 「自分」とのつきあい方<著者略歴>齋藤孝(さいとう・たかし)明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『図解 論語』(ウェッジ)、『1日1ページ、読むだけで見につく日本の教養365』(文響社)、『友だちって、なんだろう?』(誠文堂新光社)等、著書多数※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 学問のすすめ カラリと晴れた生き方をしよう』(2021年3月26日 第1刷)に基づいて制作されました。※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
「アメリカ文学の父」W.アーヴィング(1783-1859)の最高傑作.短篇小説ありエッセイありの雑記帳.下巻には,ニューヨーク近郊に流布する首なし騎士による殺人を題材にした「スリーピー・ホローの伝説」や,英国のクリスマス風景を描いた連作など,合計15篇を収録.上下巻あわせて邦訳史上初の全34篇を訳出.挿絵多数.新訳.(全2冊)
万葉集から、方丈記、江戸の役者絵、正岡子規まで。古典籍をひもとけば、古の人々がどう病と向き合い、苦しい状況の中で希望を見出していったのかがわかる。歴史を学び、現代の糧とする文庫書き下ろし!