【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
チョウ、ネコ、そして人間……。自然の世界は生き物たちの不思議と知恵でいっぱい! 日本の動物行動学の第一人者として活躍した著者の、ユーモアと発見に満ちた随筆を厳選。
今こそ伝えておかねばならない歴史として「昭和史」に取り組みつづける、原点と活力の源はどこにあるのか。悪ガキ時代、戦争体験と雪中猛勉強生活、編集者時代の’秘話’。
これまでに著者が読んできた詩歌、小説、随筆、折にふれて見てきた絵画などを通じて、「橋」の記憶を掘り起こしつつ、人々にとって「橋」とはどのようなものだったのかを描く。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。平凡で、些細なこともじっと目を凝らして眺めていれば、日々はおかしなことだらけ。日常を描き続ける漫画家、こうの史代が貴方へ送る小さなお便り。待望の初エッセイ集。
日本植物学の父と呼ばれた牧野富太郎。花と植物の魅力の真髄を語った表題作、「私は植物の愛人」と軽口を飛ばしつつ研究人生を振り返る「植物と心中する男」などを精選。
古今東西の文学や民俗を渉猟し、軽妙洒脱な筆致で星を紹介した「星の文人」野尻抱影。星との出会い、抱影が特に愛したオリオン座やシリウス、四季折々の星にまつわる話などを厳選。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。絵本『絵描き』『ルリユールおじさん』(平成19年度講談社出版文化賞絵本賞受賞)はどのようにして生まれたか。未公開スケッチを多数収録した最新エッセイ。
[書き下ろし一挙190枚!]相沢沙呼 泡沫の審判 「このミス1位」「本格ミステリ大賞」ほかミステリランキング5冠達成!『medium 霊媒探偵城塚翡翠』待望の続編は、すべてが伏線――’最驚’の倒叙もの![新春特別企画]令和版 わたしの好きな戦国武将 [シリーズ「旅」]いつもと違う日常、奪われる自由。それでも、私たちには「小説」がある!あらゆるボーダーを振り払い、最旬の作家たちが誘う、行き先無限大の旅。・宮内悠介 国境の子 ・藤井太洋 月の高さ [特別対談]五十嵐大介×中脇初枝『神の島のこどもたち』が繋いだ縁〜どこにも行けないからこその物語[インタビュー]デビュー20周年記念作家・堂場瞬一の「美学」 [新シリーズ]・森沢明夫 さよならドグマ [読み切り]・一穂ミチ 愛を適量 [シリーズ]・赤神 諒 梟の眼 [エッセイ]・酒井順子 人はなぜエッセイを書くのか・後藤拓実(四千頭身) これこそが後藤 ・岸田奈美 飽きっぽいから、愛っぽい ・藤谷治 小説から聴こえる音楽 ・新井見枝香 きれいな言葉より素直な叫び [コラム]・〆切めし 木原音瀬 ・武田砂鉄 もう忘れてませんか? [漫画]・益田ミリ ランチの時間 ・ジェントルメン中村 ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW― [本]・青戸しの 書評現代(ミステリー) ・三宅香帆 書評現代(青春・恋愛小説) ・田口幹人 書評現代(時代小説) ・高橋ユキ 書評現代(エッセイ・ノンフィクション)・出口治明 読書中毒日記・今月の平台 *ライト版には、浅田次郎「兵諫 前篇187枚」は収録されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
船の上の自分とそれを取り巻く半球のような湿原と空は、それで一つの完結した世界のように思われはじめた。世界中で日本に最も程遠い場所を探して出会ったのは、ナイル川上流の広大な湿地帯。果てしない青空と生い茂るパピルスだけの’緑の砂漠’──南から北へ東から西へ、世界を旅する作家は土地の姿を見つめ、人やけものたちと出会い、口福を味わう。豊富な知識に裏打ちされた、楽しく奥の深い紀行エッセー集。
あれもこれもできない日常を、誰も予想できない方向へ飛び越えていく……驚きの発想、自虐とユーモアが炸裂する全25篇。さらに『君の膵臓をたべたい』『青くて痛くて脆い』などの人気小説家・住野よる氏との特別対談を収録。花田菜々子著『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』で話題の内山ユニコ氏によるイラストを、電子版には全てカラーで収録。
知性を武器に向上心に駆られて生活をどんどん変えた結果、今はひどく寂しく不安なことになっている。人間とは何か。人間と自然はどういう関係にあるのか。われわれの日々の生活がどういうメカニズムを経て自然を変えるのか――。捕鯨や狩猟、エコロジーの実験、山、川、樹木、風景などについて思索する。極めて知的で創造的な、自然と人間に関する12の論考。第44回読売文学賞受賞作。
少しでも早く、広く、届けたい。’被災地(ふるさと)’へのエール。 医師として、元市長として、みんなの故郷のことをずっと考えてきた。東日本大震災からの復興再生を祈願して。福島県出身の医師で、岩手県宮古市の市長を12年間勤めてきた著者が、’被災地(ふるさと)’ の過去、現在、未来を語る。東日本大震災、とくに福島原発事故の課題と取り組みの現状に関して伝えたいこと――地域に寄り添い、地域の視点から発信してきた5年間にわたる記録。巻末には識者を交えた’福島復興’座談会も収録。
天才女流棋士として活躍した著者は、現在重度の肝硬変で郷里でひとり暮らす。不倫、ヘアヌード、自己破産など、波乱万丈の46年の人生を駆け抜け、死を見つめて遺すメッセージとは。失踪騒動の真相も初めて明らかに
人のこころを解きほぐし、生きる力を与えるおいしい食事を、そっと差し出したい――。そう願った佐藤初女さんが主宰した青森・岩木山麓の「森のイスキア」には、悩みや迷いを抱えた人が数多く訪れ、心のこもった手料理を一緒に食べて、生きる力を取り戻していった。「初女さんのようなおむすびをつくりたい」という多くの人々に請われて各地で講演やおむすび講習会を開き、食の大切さを伝えていた初女さんが、料理のし方や心遣いを丁寧にわかりやすく語り尽くしたエッセイ。食材を「いのち」ととらえ、いのちがささやく物語に耳を澄ませた著者ならではの’発見’が詰まった一冊。おむすび、かぼちゃの煮物、ほうれん草のおひたし、ポテトサラダ、煮豆、りんごのコンポートなど、料理の作り方も多数紹介。〈解説〉若松英輔〈目次〉1章 おむすびに心を尽くして/2章 いのちをいただく料理/3章 お母さんの手が伝えるもの/4章 病む人の心に寄り添うとき/5章 料理をすることが祈ること
ベストセラー『大往生』から20年。パーキンソン病とつき合いつつ80歳を迎え、さらに前向きに暮らす。「死ぬのが怖くなくなった」実感や日常、両親や友との思い出を語る
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。新型コロナウイルスの世界的大流行が、日本経済および社会の変化を猛烈に加速させています。とりわけ労働市場では、コロナショックをきっかけに、人に仕事を割り当てる「メンバーシップ型」よりも、仕事に人を割り当てる「ジョブ型」を求める流れ、「ゼネラリスト」よりも「スペシャリスト」を求める流れが加速しています。ビジネスパーソン側でも、組織に頼らず、どのような時代になっても生き残ることのできる、自立したキャリアを築きたいという志向が高まってきています。コロナショック以降、より顕著になった、こうしたキャリアニーズに対応するために、ビジネスパーソンはどのような能力を身に付ける必要があるのでしょうか。時代の先行きがこれまで以上に不透明になるなかで、どうすればビジネスパーソンとして自己の職務に誇りを持ちながら、人生をサバイブしていけるのでしょうか。本書では、時代の変化に強く、汎用性の高いスキルとして「経営×ファイナンス」という能力を提示します。ここで、我々が「経営×ファイナンス」という能力を取り上げる理由は、事業目標の設定、計画策定、チームをモチベートしながら組織を前進させる経営力と、資金の調達、最適配分を行いながら、予実を管理しキャッシュを最大化するファイナンス能力は、組織を運営するために必須の能力であり、また、資本主義の中心的機能だと思うからです。時代が変わっても、所属する組織が変わっても、扱うサービスや業界が変わっても、はたまた会社員、個人事業主、起業家といった働き方が変わっても、組織運営にとって不変的な機能である経営とファイナンスに関する能力は時代を超えて求められ続けます。そして、それらがあれば、そもそも組織に所属せず独立する道も開かれるでしょう。これらの能力を組織に所属しながら最も効率的に高められる業界として、M&A、事業再生、PEファンドという3つの業界を取り上げます。本書の後半部では、これらの3業界を一括して「経営×ファイナンス業界」と呼び、同業界がWithコロナ、アフターコロナの時代にこそ伸びる背景やこれらの仕事の魅力について、現場経験者と業界専門のキャリアアドバイザーの視線を交えながらお話したいと思います。
巻頭20首=馬場あき子「木木たちがゐる」/高橋睦郎「變はりやまずよ」巻頭30首=俵万智「会話」作品20首=加藤治郎「雪の歩道」/榊原紘「水際」/沢口芙美「湿原にて」/染野太朗「恋愛」/谷岡亜紀「『おまえは誰か』」/野口あや子「纏わんがため」/花山多佳子「白い山茶花」/東直子「ひろうす」/平岡直子「幽玄」/正岡豊「直島バチスカーフ」作品連載(第6回)=斉藤斎藤「群れをあきらめないで」64作品連載(第5回)=小佐野彈「政商の人生・後編ーー銀河一族V」座談会 「前衛」とわれら「21世紀歌人」(坂井修一/斉藤斎藤/石川美南/寺井龍哉) 解禁! 塚本邦雄封印の34首「日本砂漠」/解題=小塩卓哉/島内景二発見! 寺山修司「歌集未収録短歌」寄稿 本多正一第一回 短歌研究ジュニア賞発表(小学生の部)特選=横道 玄 金賞=松本護也 銀賞=いたのななか(中学生の部)特選=水野結雅 金賞=岩本昊青 銀賞=渡部 蓮(高校生の部)特選=鎌田夏鈴 金賞=船田愛子 銀賞=横溝麻志穂(選考座談会)千葉聡/佐藤弓生/佐藤りえ/寺井龍哉連載松岡秀明│光をうたった歌人─新・明石海人論 30/松村由利子│ジャーナリスト与謝野晶子 14/五十嵐淳雄│塚本邦雄の映画手帳35/佐藤弓生・千葉 聡│人生処方歌集 25 174作品季評第117回・前半=佐佐木幸綱(コーディネーター)/桜川冴子/林 和清平出奔「Victim」│伊藤一彦「中今」│水原紫苑『如何なる花束にも無き花を』短歌時評=花山周子│新しい賞について(1)最近刊歌集・歌書評・共選=栗明純生/鯨井可菜子高野公彦 選 短歌研究詠草特選 三浦 敬準特選 高橋ひろみ/角田春美/松浦和男/瑞慶村悦子/広沢益次郎/山口暁子/井上政彦/塚野佐江子/笹川裕史/松田景介/今井美紀子/杉本眞理子/三浦美智子/田中啓介/黒澤信子/木里久南うたう★クラブ 218回=コーチ・横山未来子
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。第1弾は発売たちまち大重版になりました! たくさんの方から共感、感涙のコメントをいただき、その人気にお応えし、最速で第2弾の出版となりました。★第1弾の読者の声より「うちの犬とかぶって、笑えて、泣けた」「日常を細やかに描いていて楽しい」「作者の犬への愛情が伝わってくる」「心がほっこり、あたたかくなりました」「とても感動できる。犬を飼っていて良かった」「本を読み終え、うちの〇〇を思わず抱きしめた」「エフ漫画ファン。改めて本を読むとやっぱりおもしろい」続・亡きエフとの思い出、2歳を過ぎてますます絶好調のコメ、こんなにも違うエフとコメの性格……。特別描きおろし「エフのいない日々」「エフの手術」「エフとコメの違い」など収録ほか、かわいい写真も盛りだくさんです。犬と暮らす楽しさ、戸惑い、喜び、切なさ、健気さ……。ペットロスから2頭目を飼うまでの過程も。犬を飼っている人なら必ず共感する、犬を飼っていない人でも一瞬で笑顔にする、笑いあり、涙ありの心にやさしい漫画。エフ亡き後にやってきた「コメ」。ブログ、Instagram、twitterなどのSNSやご近所さんにも大人気。
「自分の仕事で好きなのは、人となりのすべてが求められるところである。文法、句読法、語法、外国語、文学の知識だけでなく、さまざまな経験、たとえば旅行、ガーデニング、船、歌、配管修理、カトリック信仰、中西部、モッツァレラ、電車のゲーム、ニュジャージーが生きてくる」(序章より)★推薦文★鉛筆と紙の辞書を愛し、校正が「出過ぎた真似」といわれるのを恐れている’女王’。他人とは思えない。――牟田 都子(校正者)◆正しい英語とは何だろう?カンマの思想とは?鬼校正者はどこを見る?今、英語の「揺らぎ」があなたを魅了する。――阿部 公彦(英米文学者)★概要★誤字・脱字や言葉の誤用を正す「校正」。ベテラン校正者の眼を通じて見るそれは、規則と心情とのあいだで揺れ動く、意外なほど人間らしい仕事だった!アメリカの老舗雑誌『THE NEW YORKER』の校正担当者で、’Comma Queen’〈カンマの女王〉の異名をもつ著者が、その半生と、校正の現場で遭遇したミスや「揺れ」を振り返る――。’between You and I’のようなネイティブでも間違える文法や語法、ディケンズ、メルヴィル、ディキンソンら著名作家たちが操る記号――カンマやダッシュ、コロン――の独特な使い方、クセが強い校正者たちのエピソード、トランスジェンダーのきょうだいを呼ぶときの代名詞etc…。「正しい英文法」だけでは白黒つけられない、迷いと葛藤の日々を描く唯一無二の校正エッセイ!
日本文学の巨星が遺した講演録、単行本未収録エッセイ、芥川賞選評を集成。「一行も書けなくなるような境地がある。そこにさらされたとき、その奥から何かが見えてくる。」作家稼業、書くことと読むこと、日本文学とドイツ文学、近代語と古典語、翻訳と創作、散文と韻文、口語と文語、「私」と「集合的自我」、夏目漱石『硝子戸の中』『夢十夜』、永井荷風、徳田秋聲『黴』『新世帯』、瀧井孝作『無限抱擁』、馬と近代文学、キケロ、シュティフター、ゴーゴリ、ジョイス、浅野川と犀川、競馬場と競馬客、疫病と戦乱、東京大空襲、東日本大震災、生者と死者、病と世の災い――。深奥な認識を唯一無二の口調、文体で語り、綴る。「候補作全体の評定よりも、ひとつの作品へ宛てて書くことが多かった」芥川賞全選評を収録。【目次】I書く、生きる/読むこと、書くこと/作家渡世三十余年/ドイツ文学から作家へ/翻訳と創作と/小説の言葉/言葉について/凝滞する時間/秋聲と私/野間宏と戦後文学/わが人生最高の十冊/ここはひとつ腹を据えてII読書ノート(『ヴイヨンの妻』太宰治著、『東京焼盡』内田百間 著/牧野信一と嘉村礒多/『無限抱擁』瀧井孝作著)/読書日記/無彩の町に紺・黒・柿色/無知は無垢/森の散策(『老境について』キケロ著/『天の川幻想』小泉八雲著/『中世知識人の肖像』アラン・ド・リベラ著/『死者のいる中世』小池寿子著/『愛日』高井有一著/『東語西話――室町文化寸描』今泉淑夫著/『ディカーニカ近郷夜話』ゴーゴリ著)/馬の文化叢書 第九巻「文学――馬と近代文学」解題/土手――幻想の往来/バラムの話/思い出の映画『リチャード三世』/『硝子戸の中』から/「この人・この三冊」シュティフター/昨日読んだ文庫/出あいの風景(たずねびとの時間/雨の朝 暗い日常/童顔/自分を探す/キャロ)/生前のつぶやき/浅野川/水の匂いの路筋/破られぬ静寂のなかへ/だから競馬はやめられない/馬券的中の恐ろしさ/言葉の失せた世界/鐘の声/日記/我が病と世の災いとIII芥川龍之介賞選評(自縄自縛の手答え/「欠損」をめぐる文学/アンセクシュアルな現実/融合と分離と沈黙と/「ぼく」小説ふたつ/失われたことへの自足/百回目は――/行き詰まればこそ/雑感/感想/LOVEの小説/選評/「暴力の舟」を推す/無機的なものをくぐって/試みるうちに超える/寂寥への到達/虚構への再接近/難所にかかる/選評/終息なのか先触れなのか/屈伸の間/漂流の小説/転機にかかる/騒がしき背理/見取り図の試み/現在と遠方と/冒険の旅立ち/実際の幽明/あぶない試み/停滞のもとで/水の誘い/穏やかな霊異/「悪文」の架ける虹/対者を求めて/意識と意志/意識の文学/がらんどうの背中/例話の始まり/尚早の老い)
温泉大国の台湾。日本人観光客にも人気が高い有名温泉のほか、地元の人でにぎわうローカル温泉、河原の野渓温泉、冷泉など種類も豊か。さらに超のつくような秘湯が谷底や山奥に隠れるようにある。著者は、水先案内人である台湾在住の温泉通と、日本から同行したカメラマンとともに、車で超秘湯をめざすことに。ところがそれは想像以上に過酷な温泉旅だった……。台湾の秘湯を巡る男三人の迷走旅、果たしてどうなるのか。体験紀行とともに、温泉案内「台湾百迷湯」収録。
夫婦二人旅の提案。テーマは植樹と環境問題。植樹は平和運動である――『アルプスの少女ハイジ』の舞台をスイスに訪ねた夫妻が、次の目的地に選んだのは、「環境文学」の先駆的な名作『木を植えた男』の作者ジオノの故郷。後年、『千の風になって』を作ることになる作家夫妻による夢紀行。植樹とは平和運動なのであると知る「発見の旅」に、さあ出かけよう! 南仏旅行・必携のガイド。
究極のスウィート・メモリー、美味しく懐かしいお菓子大コラム! きっとあなたも好きだった、嬉し懐かし美味しいお菓子。泉麻人が甘味に挑戦します! ――セブン‐イレブンやニコマート、あるいは町のお菓子やさんの戸を開けた瞬間、遠足の前の日みたく、胸がワクワクときめいてしまう。そんな気持ちを忘れないすべての人に捧げる、嬉し懐かし、とっても美味しいお菓子大コラム。ミルキー、つくんこ、おっとっと……etc.。いっぱい詰まった、究極のスウィート・メモリー。
牢屋のような部屋で、刑罰のように物を書く。そして無性に、二条の、西行の、一遍のような放浪に憧れる……。風に背を押され、次の町へ次の村へ、身ひとつになって、たったひとり、無目的の終りのない旅に、という。さまざまな風景の中の、さまざまな出合い、触れ合い、その一瞬一瞬の命の炎を、そして紅葉(もみじ)する中尊寺での得度後、道元の「すててこそ」の境地を得る1年の心の移りを、華麗な筆でつづる。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。言葉と絵のメイク・ラブ! いとうせいこう&岡崎京子のなんかへん――あのいとうせいこうくんが、岡崎京子ちゃんと組んでこしらえた、なんとも不思議なハプニング。どんなハプニングかって? それがなんとも……いやはや……。
フランス語で、悪女の反対語は、馬鹿女である。すなわち、悪女とは、クレバーな女のことだ。ところが、恋愛後進国の日本では、知的な女は、馬鹿女よりも、遥かに分が悪い。恋愛結婚戦線で、不当にも苦杯を舐め続ける、真に賢い女たちよ、高度な恋愛術を身につけた、悪女を目指せ! 稀代の仏文学者が、痛快無比に答える、恋愛相談。◎林真理子氏推薦!「もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう」実践的・悪女の恋愛術。すべての賢い女性たちよ、悪女を目指せ!Q二股生活をうまくづづけるには? Qなにもしない彼をその気にさせるには? Q好き好きオーラ全開で失敗ばかり Q年下の男と結婚して、楽しく暮らすには? Q身動きできない不倫の泥沼から逃れたい Q私を捨てた男に、胸のすくような復讐を!
帰らない日へ向けて、私は手紙を出す。私の中のほの白かった輝きは、それは何ゆえであったのだろうか。……父・伊藤整の作家の血を濃厚に受けつぎ、あふれる才能と恵まれた環境に育った少女の心に、なぜこんなにも帰らない日への深い愛惜の思いがあったのか。限りない未来への予感を抱きつつ、若くして世を去った聡明な少女の、美しい魂の記念碑。
嵯峨野の自然と人生を流麗に綴る好エッセイ――剃髪して京都の郊外嵯峨野に庵を結んだ著者が、樹木、野の草をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の来しかた、人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を読む者に与える好エッセイ。吾れ、常に、ここにおいて、切なり、と心につぶやく。すると、心の中に涼しい風がおこり、もやもやした俗情がさっぱり吹き払われる……。剃髪して京都・嵯峨野に庵を結ぶ著者が、草花、樹木をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を与える好エッセイ。
聖書の一言一句を、体験をふまえて解き明かし、人間的魅力にあふれた聖書の意味を語る――人が〈どんな人間であったらよいか〉と自問するとき、聖書の一言一句はみごとな輝きを放つ。人間の心の弱さ醜さを見据えた上で、人の採るべき道を教え示してくれる。日々の生活の中で当面する愛や幸福を、あるいは信仰や平和を、聖書はどう語っているだろうか。クリスチャンである著者が人生の指針として、その魅力を解き明かした長篇エッセイ。
高度経済成長華やかなりし頃、少年が幼少期を過ごした東京には、郷愁あふれる景色が広がっていた……。幻想文学の鬼才、怪奇小説の名訳者として知られる著者が幼い日に見た情景とは? 懐かしいメニューの数々をきっかけに、在りし日の風景をノスタルジー豊かに描き出す。お子様ランチに興奮した三越の食堂、着流しで悠々と街を歩く祖父の姿、そして浅草の遊園地で一緒に遊んだねえやさんとの日々。独自の文体で描いた南條商店版『銀の匙』。