【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
歴史は人間の生き方を教えてくれる。人間が生き返る歴史巷談――歴史を知ることは、人間の生き方をよく知ることなり。どんなに時代が変転しようとも、そこにいるのは「人間」である。背景となる時代や社会が違うだけで、一人の人間の暮らし方は、昔も今もたいして変わりがないというのが、気配斎(けはいさい)けんじの歴史観なのである。わかりやすく、面白く、読みやすい鈴木日本史。
これは心と人生の教科書だ! 気くばりは教えること、育てること、学ぶこと、そして愛すること、働くことを上手にする、生きていくための基本。ちょっとした気くばりが自分と周囲を変える――気くばりが、他人に対して行うささやかな親切である、というふうにだけ受けとられてしまったら、残念なことです。気くばりをするためには、まず本人自身がしっかりしていなくてはなりません。個人が人生をどう生きるかの目的を持つ、そのなかの手段の一つが気くばりだということなのです……。全国に熱い感動を呼んだ、心と人生の教科書。
記憶力とは、人間がいま自分で自分の存在を確認しようとする「ロマン」である。知らないより知っているほうが、覚えてないより覚えているほうが、人生ははるかに楽しい。記憶力は生き方をちょっと工夫するだけで、誰でも強化・改善できる。驚異の鈴木式記憶力のノウハウを初めて明かす、記憶力面白ゼミナール。
自然と仲良し! 光と風と大地の贈物、ハーブの不思議な魅力で、心はヘルシー! ハーブっておもしろい。庭がなくても仲良し! セロリ、セイジ、ローズマリー、タイム、ルウ……ハーブは光と風と大地の贈物、自然の恵み。1粒の種子から花を咲かせ収穫し、スパイス、料理、ポプリに香水、薬や入浴剤、染めに……。あなたもハーバルライフ、楽しみません? ハーブの魅力でヘルシィに変身(心)デス。<「香りの花束ハーブのある暮らしから」改題作品>
小説への夢をささえに、浮き沈みの多い半生を、ひたむきに生きた、人気女流の自伝的随筆集――生家からの自立を願い、18歳の若さで結婚。幼な子を連れての恐怖の引揚げ体験、病苦、離婚、そして夜逃げ同然の再出発……。辛酸の中で、文学への執着を一筋の光明として生きた半生を、真率につづる「浮き沈み五十年」をはじめ、懐かしい土佐の山河や愛着ひとしおの着物の話など、人気女流の素顔の魅力が溢れる随筆集。
思い出深い昭和歌謡にまつわるエッセイ集。 大ベストセラー『国家の品格』の著者・藤原正彦氏による、エッセイ集です。 藤原氏自らが明治から昭和期の歌謡曲、詩歌を厳選。詩、メロディに対するこれまでの想い出と、これからの行く末を感慨深く綴りました。藤原氏の父・新田次郎、母・藤原てい両氏の愛唱歌とともに、その人となりが目に浮かぶような、身近に感じさせるような「身内の」エピソードが満載です。 収録曲としては、童謡・唱歌『赤とんぼ』『夏の思い出』『この道』『椰子の実』や、昭和のヒット曲『山小屋の灯火』『誰か故郷を想わざる』『長崎の鐘』『津軽のふるさと』など、幅広いジャンルの中からの懐メロ全34曲。月刊誌『サライ』で大好評を博している連載エッセイに、今回は大幅加筆してまとめました。 NHK朝の連続ドラマ「エール」に端を発する昨今の「古関裕而ブーム」、「昭和歌謡ブーム」を大いに盛り上げます。
1998年『広辞苑第五版』に「目が点になる」収録!! この事件がご縁の自伝的エッセイ集.テーマは家族・故郷・ご先祖様,友・仲間・恩人,歴史・土地・希望,本・音楽・映画.ときに爆笑,ときに涙の三題噺25話.思い出や今の関心,次世代への期待に温かな人柄とユーモアが,紡ぐ言葉にセンスが光る.多芸多才の秘密も見えてくる
偏食だった舌を変えた腸詰め、酒と最高にぴったりなギョウザ、美しい女たちがまるごとかぶりつくノリ巻き、断食明けの食欲をよみがえらせるお粥と塩辛、酔い覚ましに完璧な水冷麺、狂おしいほどに愛おしい激辛青唐辛子、自分だけの流儀で食べたい鍋焼きうどん、新米と秋大根とタチウオが織りなす虹のハーモニー、恋人と食べた幻のカムジャタン、ソウルフード的ハイガイの煮つけ、無性に食べたくなるスルメの天ぷら、ぷりぷりのサバの一夜干し……。どんな食べ物でも、味の中には人と記憶が潜んでいる。【目次】はじめに 酒飲みたちの母国語第一部 春・青春の味 ライラックと腸詰め/ギョウザらしいギョウザ/ノリ巻きは健気だ/プッチムゲの花をご存じですか?/塩辛とお粥のマリアージュ第二部 夏・以熱治熱の味 夏の麺/冷汁刺身、トクベツの!/激辛青唐辛子の季節/夏場のつくりおきそうざい列伝第三部 秋・甘くて甘い味 木枯らし吹いたら鍋焼きうどん/給食の温度/秋大根の三段ケーキ第四部 冬・はじめての味 あのスープ、あのカムジャタン/私のソウルフードはハイガイの煮つけ/オムクひと串の思い出/家ごはんの時代第五部 季節の変わり目 干しイカの天ぷら/ぷりぷりのサバ/豆の粉の盆正月膳/負けた、ジャージャー麺に 隣の国の酒の友 訳者あとがきにかえて
「批評」の終幕、そして「小説」の到来。小説という問題への探求、その思考の足跡をすべて刻んだ文芸批評家としての最後の主著。これは「小説」の到来をめぐる書物である。「小説」は誰かに(私に?)よって書かれるのではなく、誰かのところに、私のところに、或る時、とつぜんにやってくるのだ。私はそう思っている。 ――あとがきよりボルヘス、高山羽根子、ウィトゲンシュタイン、円城塔、保坂和志、マルクス・ガブリエル、筒井康隆、ゴダール、セザンヌ、ロラン・バルトetc.「世界」「神」「無限」――、マクロなテーマについて思考することが、いつのまにか「小説」の到来を呼び込む、そんな目論見に沿った論述は、どこに向かうのか?
5刷15万部突破!kemio独自のリズミカルな語彙が脳に雪崩れ込む話題書『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』が待望の文庫化。NYへの引っ越し、日々変わりゆく世界で今感じること……新規の書き下ろしエッセイと撮り下ろし写真を新たに収録!毎日が「口から文化祭」状態! SNSやYouTubeの発信にとどまらず、歌手、モデルとしても活躍。独自のボキャブラリーや、「意外に深い」名言で若者の支持を集めるkemioによる待望のエッセイです!もともとポジティブだったわけじゃない。物心がつく前に両親が亡くなって、「当たり前」なんてわからないし、クラスでは「変な人」扱いされて、無視されたこともあった。芸能界に憧れたけど、オーディションには落ち続けて、自信をなくしたことも数えきれないほど。だけど人生は環境じゃなくて、すべてやり方次第。自分でカスタムした武器で、この世の中を生き抜いていく!人間関係や将来、恋愛……目の前のあなたの悩みを、新機軸に吹き飛ばせる令和のバイブル。1章―私の、私だけの人生引かれたレールを走るだけなんてガラケーちっくじゃね?2章―人間関係わんこそば私を泣かせる相手に恨みはないの、強くしてくれてありがとうなの3章―恋なんて、、一生 #出口の見えないカンバセーション だわ4章―ウチら棺桶まで永遠のランウェイ知恵とか勇気とかなんでもいいから、自分でカスタムした武器で世界を壊してこ+後日談エッセイ7篇+文庫版あとがきを収録。NYでの生活、最近の恋愛事情、コロナ禍に思うこと……今のkemioが1冊に。
子どもに就活アドバイスができずに悩む「親バブル子ゆとり」、平野ノラの芸がイタくもあり嬉しくもある「ディスコの灯を守り続け」、とんねるずとフジテレビの運命に無常を見る「女子大生ととんねるず」、奥田民生に学べ!バブル崩壊後のナチュラルブーム――「ナチュラルの波を乗りこなせ」……など、全20章を収録。受験戦争はらくらく通過、就職活動は売り手市場。苦労知らずで、おめでたくて、50代になっても後輩気分……そんな駄目な世代を自認する酒井順子が見る、バブル世代の功罪とは。団塊・新人類世代と氷河期・ゆとり世代にはさまれたバブル世代。消費に積極的でコミュニケーション能力が高くて肉食、というイメージはどうしてできたのか。メディア、ファッション、名付け、IT、出世……あらゆるテーマでバブル世代を振り返る、バブル世代もそうでない世代も、おもわず頷く新しい愛ある世代論!
くるり 岸田繁氏推薦! !結婚して、まる3年。夫婦、ふたり暮らしのサイコーにハッピーな日常!食べさせたいのはきれいに焼けたほうのハンバーグ、ついでにもうひとつ淹れるドリップコーヒー、眠れなくて深夜に誘う近所の散歩、コンビニにアイスを買いにいく本気のじゃんけん、シャンプーを詰め替えるタイミングの攻防戦、寝ているときに手を伸ばせばすぐに届く温度、愛する人との暮らしの中でふいに生まれる感情、ほんの些細なことのはずなのになんだか大きく感じる幸せ。楽しい、楽しすぎる、楽しくってしょうがないぜ、結婚生活!本書では、大和書房HPでの連載12本に加え、15本の書き下ろし原稿を収録。エッセイをもとに書き下ろした、ここでしか読めない漫画も5本掲載!夫婦の仲良しエピソードから、義理の両親との関係、お金のつかい方、家事分担、夫婦円満生活の根底にある「考え方」まで。エッセイ、漫画の両方で ’ものすごい愛’にまみれた世界が楽しめます。読んだら、強制的にハッピーがあふれだしちゃいます。【もくじ】まえがき人物紹介1 ねぇ、毎日楽しいね2 なんだかんだ言ってもさ3 今日もだれかとふたり4 暮らしのうらがわ5 結婚してよかったあとがき
週刊朝日の超長寿連載「あれも食いたいこれも食いたい」待望の最新刊。かっぱ巻きの時はよい時/パンダかわいや/背脂チャッチャ七草粥は?/芋けんぴ・WHAT?/鶏むね肉の’向き’/ビビンバはラテンの匂い……。定番シリーズ第43弾!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。アカンベーをする魚? ピカソ猫? に遭遇! 写真とイラストとエッセイで愉しむ、18都市29日間のおもしろ街歩き――フランス18都市を、29日で、42万3086歩。路上観察の達人が、パリ、リヨン、マルセイユほかを、歩きに歩いて発見した、おかしなモノたち。アカンベーをする魚、ピカソ猫、一角獣(ユニコーン)などが、次から次へと、豊富な写真とイラストで登場します。前作『イタリア歩けば……』に続いて、著者の鋭い観察眼と健脚ぶりは、ますます絶好調!
人生の幸せは、素敵な人とのめぐり逢い。柔らかな、心優しい眼で見つめる人間への旅……「門」「あなたへのメッセージ」「静かな名人」など、58編のエッセイ――自分の幸せを自分のものさしで測る、これが自立の基本で、それは家庭にいようと、外で働いていようと、同じことである。そのことが、結局は、魅力ある自分、充実した自分を作り出すことにつながるのだろう。人生の幸せは、素敵な人とのめぐり逢い。柔らかな、心優しい眼で見つめる、人間の旅エッセイ集。
大ベストセラー『気くばりのすすめ』の著者で、元NHKの人気アナウンサーによる、元気を出して心美しく生きる人生のすすめ! 「元気を出して暮らしてみたら、そこに一人でも多くの人と仲良く握手し、手を取り合って生きていくチャンスが生まれてくる」……美しい人生の設計を説く感動の書。生きていくよろこびを説く感動の1冊――「生きることはらくではありません。しかし、不安の壁を乗り越えたところに、新しい生きる楽しみがあるはずですし、またそう信じたいものです。 他人はどうあれ、社会がどんなであろうと、まず、自分が心美しく生きてみることです……(本書第三章より)」元気と明るさを失いがちのあなたにおくる心の1冊!
できる範囲でゆったり生きる! 39歳で人工透析、会社を辞め、腎臓移植を受けた夫と妻の、新しい人生――人工透析からアメリカでの腎臓移植へ。人生の大きな方向転換に、とまどいながらも明るく生きる夫婦。仕事優先の生き方から離れ、病人であることを受け入れた新しい環境で、何ができるかを考えたとき、真に前向きの新しい人生が見えてきた! ゆったりと生きる喜びをつづる。<『おもいきりおしっこがしたい』改題作品>
骨董と病気は人間を変える。伊万里、李朝、唐津、仏像と、骨董に狂った男の笑えて悲しいエッセイ集――李朝白磁に始まった骨董狂い。他人のモノは、よく見える。他人のモノは、欲しくなる。東に珍品あれば、目を三角にして駆けつけ、西に迷品あれば、骨折した足をひきずってでも手に入れる。二転三転、贋作に泣き、掘り出し物に笑う。骨董に翻弄される快楽の日々を、当代一流のコピーライターがつづる、傑作エッセイ。
日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい「マクベス」像を描く、柄谷行人の初期秀抜エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながる、その明視力の圧倒的展開を収録。
フットボールを巡る、愉快で情熱的な旅! 「モーニング」の連載エッセイが待望の文庫化! ――ユースでプロを目指していた男は、スポーツライターとなり、世界各国のフットボールを巡る。向かったのは、南アフリカ、ブラジル、スペインなど、海外でも予算は毎回15万円。時に、草サッカーに乱入し、地元の人たちと応援に盛り上がり、時に、ビールを酌み交わす。愉快な人間たちとの交流を描いた痛快旅行記。◎「なんというギラギラのでっかいエネルギーだあ!」<椎名誠>
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。駄犬・珍犬にご注意! 路地裏の犬の魅力満載――パンダ犬、むさぼり犬、ニンジン犬、キャベツ犬、霊犬、人のいい犬、お立ち台犬、最後の銀ブラ犬……。好評既刊『猫はどこ?』に続いて、路上観察家として活躍する著者が、40年間に出会った、135匹の路地裏の犬たちを、小気味よいエッセイと写真で一挙公開。もっとも古い人間の友、犬好き必携の1冊。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。世界中(せかいじゅう)のどなたも幸(しあわ)せになって行(ゆ)けます○いじめは根本的(こんぽんてき)に無(な)くなります○自身(じしん)の運(うん)を積(つ)み上(あ)げて行(ゆ)けます○どの様(よう)な病気(びょうき)も、よせつけません○如何(いか)なる苦難(くなん)も乗(の)り越(こ)えて行(ゆ)けます○目指(めざ)す分野(ぶんや)で一流(いちりゅう)に、なって行(ゆ)けます○自身(じしん)の環境(かんきょう)が良(よ)くなって行(ゆ)きます私(わたし)が、四十(よんじゅう)数年(すうねん)、一日(いちにち)、一万遍(いちまんべん)の唱題(しょうだい)を継続(けいぞく)してきて、得(え)た体験(たいけん)の内(うち)、一(ひと)つ二(ふた)つを、各項目(かくこうもく)に取(と)り入(い)れて、述(の)べて行(ゆ)きます。松田 全勝(まつだ まさかつ)
般若心経を唱え、迷って、歩いて、また迷って――。四国八十八ヶ所だけでなく、香川県最大の島である小豆島の中に八十八ヶ所の霊場があることはあまり知られていない。海あり山ありの風光明媚な遍路道、祈ることの意味、島民とのふれあいなど、島に移住した人気エッセイストが書き尽くす、結願まで約2年の迷走巡礼記!
Aマッソ加納、初めてのエッセイ集! Webちくまの人気連載「何言うてんねん」に書き下ろしを加えた全40篇を収録。忘れられない漫才の一節、未知の検索エンジンに真夜中のレンコン、今この時代に芸人であるということ。鋭くて、繊細で、どこか過去の大切なものを思い出させる、今いちばん新しい言葉がここにあります。初の短編小説『帰路酒』収録。
女性の生き方をリアルタイムで捉え続けてきた人気エッセイストのライフステージエッセイ、最新版!精神的にはやっと成人式グレイヘアをきらめかせ好きに生き始めるお年頃なのに職場では怖がられ恋の8050問題を抱え母親はさらに重さを増す「令和の50代」のリアルがここに!Webマガジン「ミモレ」大反響連載、単行本化巻末に50代読者大アンケート結果を収録「誰にも言えない秘密を教えてください」「今、悩んでいることを教えてください」「50代までにしておいてよかったと思うことを教えてください」「50代になったらやめた方がよいと思うことを教えてください」「50代にできるようになったことを教えてください」「50代で嫌いになったことを教えてください」ほか
ビールのグラスは凍らせるな! ビールのプロが伝授する「うっまー!」の秘密――ビールを飲んだら、何時間後に「酒気帯び」が消えるの? いちばん美味しく飲めるグラスの温度って? 発泡酒って、いつ生まれたの? 日本で最初にビールを飲んだのは、杉田玄白? なんで昼酒って効くのかなあ……。プロが伝えるビールの真実Part2。酒を知る酒飲みになれば、もっと美味しい! 逮捕もされない!?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。『吾輩は猫である』の子孫猫をついに発見!? お気楽こそ身上。イラストと写真満載でつづる、猫エッセイの決定版! ――『吾輩は猫である』に描かれた猫の子孫を探して、いざ下町へ。路上観察家として活躍する著者が見つけた、肥やし猫、ミッキーマウス猫、広告猫、車猫、猫実……って何!? マイペースで生きる猫たちを、豊富なイラストと写真で、たっぷり紹介します。見るほどに読むほどに、いつのまにやら癒される、猫エッセイの決定版。
男は泣くもんじゃない、淋しいだとか、悲しいだとか、そんな感傷を歌ったり、描いたりするのは、女女しいことであり、男として恥ずかしいことだ、という男性原理がつくりだした根強い意識のなかで、夢二は死ぬまで感傷を正直に吐露し、悲哀をそのまま描きあげた。勇気なくして、激しい情熱なくして、だれがそれをよくなしえようか。……竹久夢二の魅力に迫る!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。書下ろしとなる連作「パスワード」「TOKYO八景」をはじめ、雑誌・結社誌に発表した短歌250首、予備校合格体験記のパロディ掌篇も特別収録。和田誠、大林宣彦との想い出を綴った、エッセイ等12本+小説3篇。
1986年刊行の名著が「完全版」で復活!糸井重里氏推薦!「若いときにも泣いたけど、いまでもやっぱり泣いてしまう。」今こそ読みたい人生と恋愛のバイブル!「愛は一般論で語れるが、恋愛は一般論では語れない。それは、恋愛というものが非常に個人的なことだから」著者自身の初恋の体験をテキストとし、色褪せることない普遍的な恋愛哲学を展開した名著『恋愛論』が「完全版」となって復活!本書は1985年に作家・保坂和志氏(当時、西武百貨店コミュニティ・カレッジに在籍)が企画しておこなわれた講演「恋愛論」がベースになっています。表題作「恋愛論」のほか、「気むずかしい赤胴鈴之助」、「誰が彼女を殺したか?」、「セーター騒動顛末記」、直筆マンガ「意味と無意味の大戦争」、本人による解説「巨大なナメクジ」を収録。さらに、「最後のあとがき」を新たに収録。【目次】恋愛論気むずかしい赤胴鈴之助誰が彼女を殺したか?セーター騒動顛末記講談社文庫版あとがき解説 巨大なナメクジ付録マンガ 意味と無意味の大戦争SB文庫版あとがき最後のあとがき解説 二村ヒトシ