【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
本を読むのは大の苦手!感想文ってなにを書けばいいの?読めない人も、書けない人も、心配しなくて大丈夫!自分に合う本の選び方、フセンを使った読書の方法、さいしょの一行の書き方や、感想文のマナーまで……。コツさえわかれば、読書感想文なんてカンタンに書けちゃうんだ。さあ、トクベツ授業がはじまるよ!齋藤先生おすすめの本もたくさん紹介。読めばきっとステキな読書感想文が書ける一冊!【小学中級から ★★】
国家とは何か。そして国家と自分はどう関わっているのか。「国家は共同の幻想である。風俗や宗教や法もまた共同の幻想である。もっと名づけようもない形で、習慣や民俗や、土俗的信仰がからんで長い年月につくりあげた精神の慣性も、共同の幻想である」。原始的あるいは未開的な幻想から〈国家〉の起源となった共同の幻想までを十一の幻想領域として追及。自己幻想・対幻想・共同幻想という三つの構造的な軸で解明し、まったく新たな論理的枠組みを提言する「戦後思想の巨人」の代表作。改題・川上春雄、解説・中上健次 目次角川文庫版のための序全著作集のための序序禁制論憑人論巫覡論巫女論他界論祭儀論母制論対幻想論罪責論規範論起源論後記
映画を作る人間も、最初は観客だった。本書では60年?70年代、激動の時代の邦画体験を中心に、作品と映画人の魅力について紐解いていく。憧れの人・大楠道代との対談や、女優・樹木希林編を新規収録!本作品は電子書籍化にあたり、 諸事情により写真、イラストの一部を掲載しておりません。
「ナスの夢をみるとよいことがある」「ミョウガを食べると物忘れをする」「モモを食って川へ行くと河童に引かれる」ほか、日本全国に伝わる植物の俗信を徹底収集。項目ごとに整理した唯一無二の書。
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで‘発酵’に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵とは、見えない自然を捉え、ミクロの生物と関係を結び、暮らしの中に喜びを埋め込む。この総体が発酵文化であり、そのローカル文化を通して人類の不思議を解くのが「発酵文化人類学」。発酵には、オーガニック、美容、ライフスタイル、イノベーションへの発展の側面があり、単なる食品にとどまらず、人間にとっての未来の可能性があり、歴史・文化を見直すきっかけになる。発酵は、今、人類の未来を左右する最も注目を集めている分野のひとつと言える理由がそこにある。著者は発酵のしくみや人間と微生物との関わりを学ぶ中で、発見した。発酵には未来と過去があり、‘微生物と人間の共存’は社会を見直すキーワードそのものだということを。生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説した待望の文庫化。参考文献満載。解説・橘ケンチ(EXILE)
10年続いた『VERY』人気連載もついにフィナーレ! 大黒柱ワーママとして日豪を往復しながら読者の悩みに寄り添い、泣き、笑い、怒った、ママたちとの共感の記録。2本の書き下ろし、いままであまり語ってこなかった父との別れとつづった「父の話」、連載終了後にネットでBUZZった「エア離婚」の他に、作家・白岩玄さんとのロング対談「『男らしさの呪い』を解く」を収録。小島慶子は最後までVERY失格だったのか!?
樹木希林、荒木飛呂彦、西原理恵子、リリー・フランキー、辻村深月……企画から取材まで、不登校の当事者・経験者が、総勢20名の大先輩たちに体当たりでぶつかって引き出した「生き方のヒント」。社会に出たくない人も、いま人生に迷っている人も、中高生からシニア層まで幅広い世代に突き刺さる言葉がつまった一冊です。
アリストテレスは歩きながら哲学し、彼の弟子たちは逍遥学派と呼ばれた。活動家たちはワシントンを行進し、不正と抑圧を告発した。彼岸への祈りを込めて、聖地を目指した歩みが、世界各地で連綿と続く巡礼となった。歴史上の出来事に、科学や文学などの文化に、なによりもわたしたち自身の自己認識に、歩くことがどのように影を落しているのか、自在な語り口でソルニットは語る。人類学、宗教、哲学、文学、芸術、政治、社会、レジャー、エコロジー、フェミニズム、アメリカ、都市へ。歩くことがもたらしたものを語った歴史的傑作。歩きながら『人間不平等起源論』を書いたルソー。被害妄想になりながらも街歩きだけはやめないキェルケゴール。病と闘う知人のためにミュンヘンからパリまで歩き通したヘルツォーク。ロマン主義的な山歩きの始祖・ワーズワース。釈放されるとその足でベリー摘みに向かったソロー。インク瓶付きの杖を持っていたトマス・ホッブス。ラッセルの部屋を動物園の虎のように歩くウィトゲンシュタイン。刑務所のなかで空想の世界旅行をした建築家アルベルト・シュペーア。ヒロインに決然とひとり歩きさせたジェーン・オースティン。その小説同様に大都市ロンドン中を歩きまわったディケンズ。故郷ベルリンを描きながらも筆はいつもパリへとさまようベンヤミン。…歩くことはいつだって決然とした勇気の表明であり、不安な心をなぐさめる癒しだった。
映画はこうしてつくられる。『華氏451』製作中の苦吟する日々の撮影日記、『アメリカの夜』の映画作りの混乱する現場を描いたシナリオ―フランソワ・トリュフォー監督が自作2作品を通して、映画という芸術形式の創造の秘密を赤裸々にかつ率直に綴った稀有な本。女優のわがままや思わぬトラブル、スケジュールに追い立てられる日々、技術上の問題など、多彩な興味津々のエピソードで描かれた映画の世界の内幕でもある。
『負けても何かが僕の心に残るから、ラグビーを再び観に行ってしまうということではないだろうか? 結末が勝者の立場でも、敗者の立場でも、しっかりと戦い続けていれば、絶対にスタジアムから何かを持ち帰ることができる』2015年から2019年ラグビーW杯開幕前までの作品を中心とする、7本のショート・エッセイを揃えました。ラグビーロスに悩む貴方に届け!【掲載作品/括弧内は作品で取り上げる人やチーム】・とんぼ(清宮克幸)・持たざる者たち(九州電力)・「軸」定まらず、「武器」は減った(中央大学)・ キャンディー・ガール(サンウルブズ)・花歌が聞こえるスタジアム(リコー)・大衆を支配するオーラ(ダン・カーター)・今夜はラグビーで眠りたい
『ショートショート?短編の中我あり?』、『ショートショート?短編故我思う?』、『エッセイ集?ココロ揺さぶるコトバ達?』の三作品を集めたショートショートの傑作集です。短い文章で語られる物語を存分にお楽しみいただける作品です。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。現役漫画家にして、修学旅行や林間学校に同伴する看護師、通称「ツアーナース」である著者が見つめた、こどもの病気の最前線。ほっこり泣けて、役に立つハートフル・コミックエッセイです。ウェブメディア「よみタイ」で大人気のコミックエッセイ第2集。既刊の第1集以降の連載から、「ケガと消毒」「やけど」「嘔吐」「熱中症」「アトピー」「てんかん」「ストーマ(人工肛門)」など、「こどもの病気」をテーマにした回から、読者の反響が大きかった全17話をセレクション。医療監修を担当する坂本昌彦氏(佐久総合病院佐久医療センター小児科医長/「佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクト」リーダー)との対談コラムも掲載。楽しく読めて、医療知識が学べ、ホームケアの助けにもなる一冊です。
雑誌やSNSに載ってる素敵なあの子に、キリキリしちゃうあなたに――大事なのは、他人が自分をどう思っているかじゃなくて、自分が自分をどう思っているか。自分で自分を「いいね!」と思える、それがなにより最高で、最強。おしゃれも雑誌も大好きな著者が、あの頃の自分に、そして心の中に「女の子」を持つ全女性に向けて贈るエッセイ。それは誰のためのファッションか/インフルエンサーにはなれなくても/他。
浅田次郎の大人気旅エッセイシリーズ第4弾。100万ドルに値する体験をした!‘浦島太郎が食べたご馳走と、滅多に会えない織姫と彦星の恋の行方に想いを馳せる’表題作ほか、爆笑と感動と法悦の極上エッセイ集。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」文庫化。※この作品は過去に単行本版として配信した『竜宮城と七夕さま』の文庫版です。
季節と詩情が常に添う父・露伴の酒、その忘れられぬ興趣をなつかしむ「蜜柑の花まで」。命のもろさ、哀しさをさらりと綴る「鱸」、「紹介状」「包む」「結婚雑談」「歩く」「ち」「花」など、著者の細やかさと勁さが交錯する29篇。「何をお包みいたしましょう」。子供心にも浸みいったゆかしい言葉を思い出しつつ、包みきれない「わが心」を清々しく1冊に包む、珠玉のエッセイ集『包む』。
「いったい涼しげというのは、すっきりと線が立っている趣をいい、すっきりとは或る鋭さを含んでいるとおもう。……。げというのは力量である。」(『回転どあ』「あじさい」)――父・幸田露伴の思い出を綴った文章で世に出た著者は、東京下町・向島に生まれ育った。気性の激しさ、繊細鋭利な感性、強靱な文体で身辺を語り、日々の発見を精妙に記す。庶民生活を清新に描いた、単行本未収録エッセイ101篇。
父・露伴が重態の床で教えてくれたのは、「母の座」というもの。家事雑用、浮世談義、自然への手引きに、一生残るような教えをしてくれた父。胸にまいた古い種が発芽し、奔走した塔の再建、木や荒涼とした崩れへの思い入れなど、晩年の心境を、研ぎ澄した五感が映す、心にしみる58篇。幸田文の息吹きを伝える随筆集。
「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)――男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む、幸田文の強靱な感性。連作的随筆『駅』の12章と小説『栗いくつ』を収録。
いい旅をするための知識と心がまえを説く本。旅ブームの今日だが、軽薄な旅が多すぎる。旅の専門家である著者が、旅の思想、歴史、問題点などを豊富な事例で語り、次の旅への効用を大にしてくれる。――旅する人間の精神風土は、年々荒廃してきていないだろうか。例えば、自然に対する我々の感応の貧しさ。自然は旅における環境であり、旅先自体でもあるのだから、今こそ自然と人間のかかわりを見つめ直す好機である――との視点から、旅のさまざまな面を論じる「いい旅の仕方、考え方」。
ビールとテレビさえあればいい。そんなぐうたらエッセイストが、いやいや日本全国を巡る旅に。札幌(地元)から那覇(遠い)まで、一道五県を舞台に、死ぬまでしたくないことに挑戦してみました。生まれて初めての犬ぞりにジェットコースター、青木ヶ原樹海探検に、パツパツの水着でシュノーケリング……果たしてキミコさんは無事に旅を終えられるのか。ご当地ネタも満載の、爆笑必至の旅日記。
好きで始めた居酒屋探訪。さすがに昔のように毎晩通うことはなくなったが、馴染みの店はたくさんある。旅に出るのも億劫なときは近場を散歩。ふらりと入った店で掘り出し物を見つけたり。映画や演劇観賞は今でも一番の趣味。人生まだまだ楽しめそうだ──古希を迎えた著者が、日常にあるささやかな幸せをつづった「サンデー毎日」連載のエッセイに、美麗な写真を添えたオリジナルカラー文庫デジタル版。
予期せぬことが切っ掛けでスタートした「舞姫」エリスのモデル探し。文豪・森鴎外がデビュー小説に秘めた、日本文学最大の謎がいま、明かされる!
MyDarling:霊長類、ヒト科、ホモ・サピエンス。オス、あと二年半で六十歳。きみがいなければこの「荒波」は乗り越えられなかった。君は必要不可欠な「相棒」だ。
精神に障がいを持つ「私」の再生の詩。揺れ動く精神と日常生活の狭間に立って、悩み苦しむながら、自分なりの歩みを見つけるまでの葛藤の日々が生み出す言葉の数々、あなたの心に刻み込んでください。
日本酒はおもしろい。「獺祭」旭酒造会長桜井博志氏推薦「すきなものを飲めばいい」痛快ですね。ここまで書いちゃって良いのか?でも、この著者は優しい。あれは、17年前。時給がいいという理由だけで働きはじめた居酒屋で、日本酒をたったひとくち飲んだこと、それがすべてのはじまりでした。ある日突然、日本酒に魅せられて、明けても暮れても、日本酒のことばかり。そんな著者が、日本酒の味、たのしみ、醸造工程、歴史、現在、そして未来など、様々な角度からその魅力に迫り、あらためて「日本酒って、いったい」と本音で向き合った、日本酒 ‘偏愛’たっぷりの痛快エッセイ集【目次】はじめに第1章 日本酒について考えていること第2章 じっくり、つくられる第3章 むかしの話第4章 日本酒の今おわりに本書で紹介した酒蔵著者おすすめの酒販店リスト
個人的な非常時と作家としての日常、男女の関係性の境界、作家と言葉の関係についての物語。46歳の作家、池田新平の元に叔父から、名古屋で一人暮らしの母親が入院したという電話を受けることから物語は始まります。仕事のスケジュールを考えながら病院へ急ぐ新平は、途中で付き合っている3歳年下の女性作家、北沢美也子に連絡します。物語は、二人の作家の作家としての思考と、母の病気という現実を二重写しのように描いていきます。新平は、冬をテーマにした短編を構想し、美也子はエッセイ集のテーマとタイトルを考えます。作家という職業の特殊性と、誰にも降りかかる可能性のある緊急事態が不思議な緊張と緩和をもって語られます。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。シリーズ累計11万部突破!チャンネル登録者数500万人超のトップクリエイター「東海オンエア」。彼らの動画をより楽しむための必読書『虫眼鏡の概要欄』第三弾!元号が平成だった昨年二月頃から、令和二年の本年三月に公開された最新動画の概要欄に綴られた虫眼鏡氏の文章に加え、「ボツネタ供養」、「人間の愉しみとは」、「大人の事情」、「スケベなお便り」という四つのテーマの新作短編エッセイを寄稿!東海オンエアの動画ファンのみならず、幅広い読者に愛される虫眼鏡氏の文才がまたしても炸裂しています。________27年生きてきて、初めて「家から出るな」と言われました。もともとインドア派の僕にとって、家から出ないなんてただの日常、全くノーダメージだぜと思っていましたが、そんなことありませんでした。(中略)この本が出版される頃、世界の情勢がまだどうなっているかはわかりませんが、この本が皆さんの元気の材料に少しでもなっていれば僕は幸せです。(「真・概要欄のあとがき」より一部抜粋)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
「自分で着られない」「どこに着ていくの」「間違いを指摘されたら恥ずかしい」――寄せられる悩みの数々にこたえ、その人なりのスタイルを応援する、実用リストも充実の群流きものエッセイ!
俳優として、男として、人間として、高倉健が遺した言葉を、亡くなるまでの30年間近くで取材し続けた編集者が伝える。
[グラビア]・真藤順丈 インタビュー 特別な場所『宝島』、そして英雄の始まり。・小説現代長編新人賞受賞者パリ×兵庫×三重 本誌史上初のSkype三点中継![小説現代長編新人賞 特集]・小説現代長編新人賞受賞者緊急鼎談! 死ぬまで物語を書くために。・しらさや尚 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」冒頭コミカライズ ・武田綾乃・額賀澪 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」合評対談・藍川ユヅル 「隣人X」冒頭コミカライズ ・望月優大 「隣人X」解説・小説現代長編新人賞受賞作 編集長講評・作家解体新書吉川四章発表吉川英治文学新人賞 今村翔吾&呉勝浩への「30の質問状」[小説]・野崎まど 「タイタン」(1?2)・泉ゆたか 「酒飲み」 ・吉森大祐 「白縫姫奇譚」 [長編一挙掲載]・鯨井あめ 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」 ・パリュスあや子 「隣人X」[エッセイ]・四千頭身・後藤拓実 「これこそが後藤」・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷治 「小説から聴こえる音楽」 [コラム]・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」・〆切めし 岩井圭也[連載漫画]・益田ミリ 「ランチの時間 」・ジェントルメン中村 「ようこそ!アマゾネス☆ポケット編集部へ -NOW-」[書評]書評現代 若林踏・柳亭小痴楽・吉田大助・内藤麻里子読書中毒日記 こだま今月の平台※ライト版には、真藤順丈「ブーテン」 は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。