【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』『季節のない街』などで知られる小説家・山本周五郎が残した数少ないエッセイ集。この中には『青べか物語』のもととなった浦和での出来事を綴った日記のようなエピソードが全編に渡って収録されている。
「あんたもワテが産んだ傑作やでねぇ、なんも心配しとらんよ」。かつて僕が白血病になった時、母はこう笑い飛ばした。今度は僕が母を救う、そう決めたはずだったのに。死が近づく闘病の日々と、母を失った日常で僕が知った、最愛の存在がいない世界とその死の本当の意味。死後1年、母から届いたスペシャルな贈り物とは。特別編も収録!
感じる秋の気配。花火が散る前に、届けます。『澪標』2016年08月号。表紙イラストはひよこ鍋さん。「新作読み切り・小説」が6作品、「新作読み切り・詩」が1作品、「学内発表作品・小説」が1作品、「新作連載作品・小説」が2作品掲載されています。風理『板橋区・某所』<新作読み切り・小説>藤井カスカ『悲しいエピローグなんて、いらない』<学内発表作品・小説>舞原胡蝶『異類の花嫁』<新作読み切り・小説>877『照らす明かり』<新作読み切り・小説>二三竣輔『迷走恋愛論』<新作読み切り・小説>ヤベユウネ『したんか?』<新作読み切り・詩>ひよこ鍋『夕闇あんくれっと ―白夜の夢―』<新作読み切り・小説>弟切貴久『雪と空と 其の一・空哉』<新作連載作品・小説>橋爪朝寿『こどもおとな』<新作読み切り・小説>二三竣輔『悪友と哲学者の行進曲』第十四話「意味」<新作連載作品・小説>ひよこ鍋<表紙イラスト>三浦茜<身を尽くす会サークルロゴ>タリーズ<澪標タイトルロゴ>小桜店子<総編集長>二三竣輔<編集長>身を尽くす会 編集部<編集>
バーテンダーが綴る、渾身のエッセイ集です。四半世紀を超えてカウンターから見続けてきた、「人生の機微」がここにあります。 BAR THE ARTIST 桂 直樹
50代、60代、70代こそ、人生の黄金時代。個人がもっとも自分らしく生きることのできる、人生のハーベスト・タイムです。――50代からはじまる「白秋期」に収穫の実りを得るためには、毎日とどう向きあうか。誰もが避けられない3K問題(健康、経済、老後の孤独)と、どのようにつきあえばよいか。86歳を迎える著者が、自らの実感を込めて贈る、人生後半の生き方のヒント。【本書の目次より】地図のない明日への旅立ち――まえがき1章 白秋期は人生の黄金期――六十代からはじまる黄金時代2章 たかがお金、されどお金――脱仕事主義のすすめ3章 長寿は幸福に能わず――病院に依存しない生き方のすすめ4章 ことわざの効用――巧言令色のすすめ5章 孤独のユートピア――慣習の絆を断ち自由に生きるエピローグ――あとがきにかえて 人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬の四つの時期に分けて考えれば、白秋期とは五十歳から七十五歳あたりまでの二十五年間である。その季節を私たちはどう生きるのか。白秋期は晩年ではない。フィジカルにはさまざまな問題を抱えていたとしても、いまの五十歳から七十五歳までの時期は、むしろ人生の収穫期ではないかと、私は思っている。――まえがきより
いじめ、初恋、不登校、自殺未遂、高校留年、大学生活での友情と恋愛、社会人。 自らの体験を、様々な人との出会いと別れを交えながら追憶するもの。
子供の頃から動物まみれで暮らしてきた著者が綴る命の本質に迫るエッセイ集。四匹の飼い猫たちとの日常を描いた「馬鹿猫」、小動物系の都市伝説「小さきものの逆襲」、農家と肉牛の深い絆を綴る「家畜の気持ち」、虫やカエルを殺して遊んできた小学生の作文「懺悔」など、生きとし生けるものへオマージュ18篇を収録。新潮社刊「猫談」のリニューアル電子版。
透明人間になれる女子高生。そんな彼女が、競馬場で買った初めての馬券は… 「マーブルケーキ」。健気さに、ついつい惹かれてしまうのだ。女子アスリートにまつわる3本のショート・スポーツエッセイ 「不釣り合いなガール」「一体感の再構築」「娘の成長」。月曜日の明治神宮野球場。故に、あの親子は、なぜ野球を観ているのだろう? 「月曜日のコントローラー」。マラソンで窮地に陥るエリートサラリーマン。その時、彼の耳に奇妙な声援が入ってきた 「ファイト!」。応援すると、そして、応援されると、僕らは強くなれるのか?スタジアムで繰り広げられる、プレーヤーとオーディエンスとの絶妙な共犯関係。著者初の短編小説を含む、6つの力作がここに揃いました。気鋭のインディ・スポーツライターが描く「ファンタジー×スポーツ」の合わせ技。新しいスポーツの世界観をとことんお楽しみ下さい!
Twitterをやっていないので、日々の呟きやボヤきは、facebookに顔文字付きで載せています。具体的な状況などは書いていないことが多いのですが、この独り言のようなボヤきにも、色々な反応やコメントが(笑)。反応が多目だった呟き・ボヤきをピックアップしてみました。
元不良でこの春から高校生になる真宮逢人は、バイト先から逃走する食い逃げ犯を追いかけていた。逃げられそうになったところを、ポニーテールの美少女・藤室綾の純白の……――ではなく、ハイキックに助けられる。真宮はその日から、綾のことをなぜか忘れられずにいた。高校の入学式当日、真宮の席の目の前には、見覚えのあるポニーテールが揺れていて、思わぬ再会を果たす。さらに、バイト先には綾の妹・瑞姫までやってきて、新しい日々が始まる予感。そんなある日、真宮は瑞姫から「綾姉のこと気になるんでしょ?」と告げられ――。第7回新人賞〈最優秀賞〉受賞作・元不良の少年と美少女三姉妹が織り成す、青春×初恋×ぽんこつストーリー堂々開幕!!※本作品は『豚は飛んでもただの豚?』シリーズ全3巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
「旅の多い人生だ。世界各国、日本各地。ホテルや旅館などの恵まれた寝場所だけでなく、原野やジャングルなどでも寝なければならない」(本文より)真冬のロシアのホテルで遭遇した信じられないホラー体験、モンゴルのゲルにやってきた深夜の来訪者、ラオスでカビと虫の死骸に囲まれた一夜、一瞬で身体ごと蚊に包まれるツンドラのテント生活など、旅の達人・椎名誠がこれまでに泊ってきた「宿」を振り返り、驚き・発見・恐怖・感動のエピソードをまとめたエッセイ集。地球を股にかけた、オドロキのエピソードが満載!
〈このタイトルは室生犀星が「純文学誌」に書いた小説をぼくが高校生のときに授業中に読んでいて──小便がでなくて苦悩するこの小説に首をかしげていたものだ。尿が出ない苦悩、なんて高校生には意味がわからなかった。今は前立腺肥大によるものと理解できる。そのときの犀星は七十二歳でいまのぼくがそれと同じだ〉(本文より)老いてもなお椎名誠! なめんなよな。極悪ピロリ菌掃討作戦を決行するも、思いもかけぬ困難が待ち受けたり、昔の旅のアレコレも「もう二度と行かないだろう」という苦い述懐になったり。シーナさんの日常と非日常。最新エッセイ集。
40歳で飛び込んだパリ暮らし。あらゆるギャップに日々悪戦苦闘、けれど街にあふれる音に耳を澄ませば、パリジャンたちのゆっくりたっぷり、へっちゃらな生き方が見えてきた――。一喜一憂のパリエッセイ!
ソ連旅行中の著者が北杜夫氏とともに体験した恐怖の一夜、「赤い矢号事件」とは?(「ソ連の旅」)メスの類はいっさい使わない外科手術、それがマニラの心霊手術。腕のやっかいな病気に悩む著者は、自分も治療台に乗ってみるが、その結果は?(「東南アジアめぐり」)そのほか、韓国、台湾、香港の、エピソードあふれる旅行記と、10日間の断食トリップまで、好奇心旺盛な作家の眼がとらえた、内的・外的体験記7編を収録。
風俗ルポライターとして活躍する堂島彰は、街である女性と再会する。娘と一緒に買い物をするその女は、彰が数年前に陶酔していたSM女王だった! 仕事関係の知人を通じて紹介された柊子は、裕福な家庭を持つ人妻でありながら、異常なほどのマゾヒスト。「家畜のように扱い苛めてやってくれ」と知人に頼まれた彰は、言葉攻めから蝋燭、オナニーを目の前でやらせるなど恥辱を与えながら、自らも堪えがたいほどの快楽に包まれていくのだった……。
嫌われる勇気を持つ女性だけが出世する? 老年と中年の母娘旅行はストレス満載? セックスレス不倫に悩む女性が急増中? 「#me too」はセクハラ史を変える? 平成が終わり、新しい時代が始まる今。自ら区切りをつけ、声をあげる女性たちの姿から、私たちの生き方を見直す大人気エッセイ!
ある日唐突に癌の告知を受けた作者の心の葛藤を綴った話。表紙は抗癌剤の副作用により指紋が見えにくくなった作者の手のひら。「小さな小川にかかる橋の上で私の頭上を行き交う蛍たちの光。わずかな時間しか残されていない小さな蛍たちが力を振り絞って懸命に明かりを灯す姿は「共に生きよう」と私の心に響き、蛍のひかりと私のこころは共鳴した(本文より抜粋)」
二〇〇二年頃より、「光」をテーマにした詩を書いてきました。それも「夜に探す光」をテーマにしています。 元気な時ではなく、心の弱った時や、ほんの小さな勇気を探す時、に「光」は必要です。 収録/短編5つ「イエスタデイは元気でいるだろうか」詩「影というのはもうひとつの光の名前」エッセイ「遠まわりの魔法」、荒木による人物風景写真。すべて初公開、オールカラー。エッセイは神戸新聞夕刊に連載された「随想」を手直し。
40代で女子大生!? 大学の通信制の文学部に入学した作家が綴った、学び続けた4年間。学ぶうちに現れてきたたくさんの良いこととは?作者プロフィール内藤みか(ないとうみか)山梨県出身・慶應義塾大学文学部卒(通信課程)・日本文芸家クラブ理事。著書80冊以上。1993年にデビュー以来、一貫して恋愛小説を書き続ける。2000年代に幾つかのケータイサイトでランキング1位を連発し、ケータイ小説の女王という異名を取る。脚本を担当したラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞受賞。『夢をかなえるツイッター』などSNS系への関心も強い。『数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話』(ぶんか社)など『夢をかなえるツイッター』などSNS系への関心も強い。近著は『熟女姫』、『無料も読み放題も!使いこなせる電子書籍生活』など。
チンチラシルバーのモコとメリー夫婦に、その息子のしし丸と娘のユキのモコファミリー日記です。4歳になったしし丸とユキはトラミやココットと一緒に相変わらずにぎやかに暮らしています。やがて、小虎や小竜も加わってわが家の猫たちは最盛期になります。
あなたもわたしも大好きな、お金にまつわるエッセイ 社会で生きている限り、みんなが必ず金を使っているのに、金について語る機会の方はあまり用意されていない。だから、勝手に作っちゃいました!■あなたも金が好きですか? ?はじめに、に代えて?■理論上生きていけていない■男性は女性よりも収入が高くなくてもいいのに■わたしに金はあるのかな、それともないのかな■買ってはいけない、は呪いの言葉■『この世界の片隅に』から学ぶへそくりのステキな使い方■宝くじで見られる夢■金持ちをディスっていいのは金持ちだけと言うけれど■欲しいのはほんとうにジルスチュアートのコスメだったのかしら■大金をかける買い物だけが記憶に残るわけじゃない■いくら金をもらえてもやりたくない仕事がある■マイカーへ十円傷をつけた犯人に告ぐ■いつ死ぬかわからないのに貯金をするのがつらい ?おわりに、に代えて?
いろんなところで掲載してきた散文詩に、数点の新作と書下ろしエッセイ2編を加え、一冊の本としてまとめました。 悲しい気持ち、愛しい気持ち、淋しい気持ち、小さな決意。 すぐそこにある日常をことばにしています。 収録散文詩タイトル抜粋 ・雨のにおいのするベランダで ・すぐには言えないこと ・その程度にはじゅうぶん大人 ・覚えている ・そこにあるなにか ・ほんとはポケットに ・なぜだろうとてつもなく虚しいのだ ・またひとりぼっち ・たくさんの時間 ・お元気ですか ・我が道をゆく 収録エッセイ ・消化できない気持ち ・華麗なる変身 ・失うと得る 【散文詩41編・エッセイ3編】約文字19,000字
個人出版で発表され、洒脱な視点が好評だったエッセイ集初の文庫シリーズ。 モテたいと願いつつも、自分から積極的にアプローチするのは怖い。そんなガラスのハートを持った著者が送る失笑エッセイ集第五弾。 人としての優しさに心温まる「感謝の心」。人の上に立つ者の苦悩を描いた「悪の人生」等。 最新書き下ろし一編を追加。【著者プロフィール】 1971年東京都生まれ。 生まれついての小心者が、創業者であった父親の急病により引き受ける事となった中小企業を経営する。 一見つつがない生活を送っているように見えるが、引っ込み思案にもかかわらず、自己顕示欲が強く、硝子のハートを持ちつつも、モテたい願望を捨てきれず、生真面目な性格ではあるが、生来の怠け者であるが故に心の葛藤に翻弄される日々を送る。 趣味は睡眠。特技は取り越し苦労。【暇人シリーズ】・暇人一 不協和な私・暇人二 葛藤の日々・暇人三 小利口なお利口さん・暇人四 どんぐりと背比べ・暇人五 年寄りに冷や水
メディアになんて登場しない、あえて言うなら、普通の娘が日常考えている出来事を自虐を交えて書き綴る。そっけない態度で会話も滞りがち、一人前になってしまった娘が、それでも慕う父親への密かだけれど確かなリスペクトが滲み出る。充分に照れながら。精一杯正直に胸の内を綴ったエッセイに、子を持つ親なら少しだけ、ウルッとしてしまいます。独りの時に、そっと読みたい、いとおしさ溢れる芸大生の、ちょっと毒をまぶした挑戦エッセイ。
発達障がい児と楽しく暮らす方法を日々模索中。岡山のおばちゃんのなるほど!あるあるワールドへようこそ!!
濃密な空気、ただよう芳香、さまよう筆致、読むたびに繰り返し立ち現れる回想のバグ!? 00年代の俊英が2010年代におくる思考のオブジェクトとは? カルチャー、思想誌を中心に発表した文芸/映画批評を編んだ初の論考集。
結成から30年にわたり世界のノイズ・シーンを牽引する「非常階段」のJOJO広重が音楽、映画、本、日々の雑感に、恋と友情を綴ったブログの初の集成は、読者への箴言集であると同時に著者の知られざる側面を垣間見せる短篇集の趣も。未発表原稿多数収録。
透明感あふれる清冽な歌声と類稀な詩世界の鋭さ、美しさで今最も注目されるシンガー・ソングライター、寺尾紗穂の処女エッセイ集。18歳から28歳の現在に至る10年間の時の移ろいを残酷なまでに浮き彫りにする、ワルツのように愛(かな)しい青春の記念碑。
〈BEAMS〉クリエイティブディレクター、選曲家、DJ、執筆など多方面で活躍する青野賢一が、音楽やアート、ファッション、日々感じることを綴った珠玉のコラム&エッセイ集。アリスを導くウサギのように、あなたを感性豊かな迷宮<ラビリンス>へと誘います。
2016年6月5日更新ストア配本用確定版発行…………………………2016年6月3日更新・記載漏れがあったので訂正しました。…………………………「月刊群雛」日本独立作家連盟刊のレビューの創刊号から2016年2月までの年鑑です。 またコラム「電子書籍元年の向こうへ・電子書籍のゴールとは」と、特典として散文「季節のカワリメ」を収録。*なお、群雛を発行しているもとの独立作家同盟とはほとんど関係ないので、事実関係やデータの間違いなどの責任は筆者にあります。問い合わせ苦情などは筆者までよろしくです。内容・2014年02月から2016年02月号増刊までの掲載回数2回以上の作者別レビュー (作家別コメント付き)・コラム「電子書籍元年の向こうへ・電子書籍のゴールとは」・特典散文「季節のカワリメ」