【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグのライトノベル・小説
雑誌ジャーナリズムを知り尽くす著者が描く「もう一つの昭和史」。こんなおもしろい時代があった! ――長嶋茂雄の結婚披露宴で、新郎新婦に「肉迫」したかと思えば、アラン・ドロンの夜を大追跡! 川端康成、吉永小百合から力業でコメントを引き出し、三島由紀夫の自決報道に全力投球……。週刊誌業界で活躍すること40数年、取材する側、される側の知られざる「実像」を描くノンフィクション。取材現場の裏側を活写!
駿河一円に名をあげた親分・清水の次郎長も、金毘羅代参の石松の非業な死、義理にからんだ争いから、甲州の暴れん坊・黒駒の勝蔵との対決……、と因果な渡世は続くが、時勢はご維新に移り、遊侠の世界も変ってゆく。幕末下の任侠道に生きぬく次郎長一家の浮沈を、実録風に描く傑作。<全3巻>
シリアの商業都市アレッポに生まれ、電気技師として働いていたアラー・アル=ジャリールさんは、内戦が激化するなか、負傷者や市街地に取り残された猫の救出活動を開始します。その活動は、報道をつうじて世界中の人たちに知られるようになります。そしてFacebookでつながった人たちからの支援を受けて、「サンクチュアリ」と呼ばれる猫の保護施設をつくり、空爆で傷ついた猫たちを保護していきます。自らの危険もかえりみず、人間やどうぶつたちの命を必死に守るアラーさんの活動をつうじて、シリア内戦の悲惨な現実、戦争の愚かさを訴えかけます――。
夫の知らぬ妻たちの赤裸々な性と愛――8歳下の大学生に恋心が甦った准子、夫に内緒でフーゾクで働く麻美、テレクラで女に目覚めた織江、「契約愛人」のバイトをする純代、SM好きの夫を避けて3人の愛人をもつ弥生……。自分の欲望に忠実に生き、危険な「ときめき」を選んだ23名の人妻たち。夫の知らない真実を赤裸々に語る、衝撃のレポート!
水俣病から新型コロナウイルスまで…。近代資本主義社会の限界と災禍の時代によみがえる世界的文学者の思想! 水俣病犠牲者たちの苦悶、心象風景と医療カルテなどの記録を織りなして描いた、石牟礼道子の『苦海浄土 わが水俣病』は類例のない作品として、かつて日本社会に深い衝撃を与えた。だが、『苦海浄土』をはじめとする石牟礼文学の本質は告発だけではない。そこには江戸以前に連なる豊饒な世界と近代から現代に至る文明の病をも射程に入れた世界が広がる。経済原理優先で犠牲を無視し、人間と郷土を踏みにじる公害、災害。それは国策に伴い繰り返される悲劇である。新型コロナウイルスの蔓延が状況を悪化させる中、石牟礼本人との対談、考察を通し世界的文学者の思想に迫る、評伝的文明批評。今は亡き文学者に著者は問い、考える。「石牟礼道子ならどう書いたであろう」と。
食で世界を幸せにするために。イタリア、スペイン、ペルー、アマゾン、そして日本旅して料理して行動するシェフがおくる新時代の’何でも見てやろう’「激レアさんを連れてきた。」「朝日新聞」「AERA」他メディアで話題騒然! 新章大幅加筆!「同世代の日本人にこんなガッツと行動力、情熱と洞察力がある人がいたことに感嘆する」スパイラルキャピタル マネージングパートナー『入社一年目の教科書』著/岩瀬大輔確信をもって燃える。太田さんは、ジャンル分けする意味なんてない’地球の料理人’です! 「dancyu」編集長/植野広生
外務省元官僚による驚愕の近未来ノンフィクション・ノベル。日本外交の真実。『戦後史の正体』の著者が書いた、日本外交の真実。事実は闇に葬られ、隠蔽される<つくられた国境紛争>と危機を煽る権力者。外務省元官僚の近未来ノンフィクション・ノベル。【著者】孫崎享1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダでの勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002〜2009年まで防衛大学校教授。
人類史の最前線から秘宝館まで……人間って、面白い!愛と好奇心が渦を巻く、興奮のルポエッセイ!博物館が大好きな著者が、まじめに、ときに妄想を膨らませつつお宝や珍品に迫る。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸……さまざまな世界と人間への情熱と愛と好奇心に満ちたルポエッセイ。◎登場する博物館◎長野・茅野市尖石縄文考古館東京・国立科学博物館/風俗資料館京都・龍谷ミュージアム静岡・奇石博物館/熱海秘宝館熊本・大牟田市石炭産業科学館長崎・雲仙岳災害記念館宮城・石ノ森萬画館/日本製紙石巻工場福井・めがねミュージアム/越前和紙・岩野市兵衛氏大阪・ボタンの博物館解説/梯 久美子装画/化猫マサミ
【書籍説明】新選組二番隊組長永倉新八は、市中巡察中、昔知っていた女に出逢った。新八に足抜けの手伝いを頼んだ深川女郎お須賀だった。今は、老舗の後妻である。新八は松山藩江戸留守居役の次男だが、厳格な父親に反発して家を出た。天然理心流近藤道場試衛館の居候になり、剣技を研きながら暢気に暮らしていた。お須賀は「足抜けして自由になりたい。そのために金が要る」と言う。新八は試衛館塾頭の土方歳三と道場破りをして金を手に入れたが、女は金だけ持って恋人と駈落ちしてしまった。その後、お須賀は恋人と別れて京に上り、奉公先の若旦那の後妻になった。だが、姑の大内儀は評判の意地悪婆さんで、お須賀は辛い日々を送っていた。その意地悪姑が殺された。町方役人は「下手人はお須賀」と考えた。お須賀は新八に助けを求め、新八は新選組副長土方歳三に泣きついた。歳三は隊務に追われて忙しい。最近、倒幕浪士に拳銃や銃を流す者がいて、活動が激化していた。だが、新八に頼まれて、歳三は下手人探索に乗り出した。【目次】昔の女道場破り大暴れ足抜け後始末いけず姑殺し沈黙の目撃者親切ごかし大裁ち鋏どこかで見た顔仕掛けた罠古屋敷急襲下手人
めくるめくプレカリアートの世界へようこそ! 活動家・雨宮処凛が、17人の「プレカリアート」な人々を徹底取材。彼らに希望は?? 社会は変わるか? 生きること、働くことの根源を問う、渾身のルポルタージュ! ――俺たちの魂の叫びを聞いてくれ! これは、明日の見えない「プレカリアート」たちの自由と生存のための闘争史だ。月収10万円のフリーター、ロスジェネ世代のニート、「派遣切り」におびえる非正規雇用者、「債務奴隷」さながらの新聞奨学生、高学歴ワーキングプア、「ネットカフェ難民」の日雇い派遣……「雇用崩壊社会」の現実に迫る懇親のルポルタージュ!!
『レ・ミゼラブル』のマリウス、『モーツァルト!』のヴォルフガング・モーツァルト、『ミス・サイゴン』のクリス、『エリザベート』のルイジ・ルキーニなど、名だたる作品に出演し、’ミュージカル界のプリンス’と呼ばれている山崎育三郎。大ヒットドラマ『下町ロケット』の真野役でテレビドラマでも注目され、以降数々のドラマに出演。バラエティーでのトークも面白いと評判を呼び、益々注目を集めています。そんな彼が初めて打ち明けた本音。初めて見せた表情。初めての記憶から人生の節目になった出来事まで全て正直に語り、どんなことがあろうとも前を向き、自分の手で切り開いては夢をつかんできた、30歳の山崎育三郎の集大成です。【著者プロフィール】山崎育三郎 (やまざき いくさぶろう)1986年1月18日生まれ 東京都出身。特技は、ダンス・ピアノ・野球。趣味は、ゴルフ。幼いころに見たミュージカル『アニー』に衝撃を受け、小学3年生から歌のレッスンを始める。12歳の時に受けた小椋佳さん企画のアルゴミュージカル『フラワー』のオーディションで見事主役に抜擢され、ミュージカルデビューを飾る。東京音楽大学在学中に受けた、日本上演20周年の『レ・ミゼラブル』オーディションでマリウス役に抜擢。甘く気品のある歌声、確かな演技力で多くの観客を魅了し、その後もミュージカルを中心に数多くの作品に出演する。近年は活動の幅を映像にも広げ、ドラマ『下町ロケット』(TBS)で注目を浴びると、3クール連続、4作品で連続ドラマに出演。2020年は、NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ)などに出演。バラエティ番組でも、飾らないキャラクターでお茶の間にも人気が広がった、本格派ミュージカル俳優。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。中国革命を成功に導く鍵となった行軍の全貌を写真と証言で再現――長征は、中国史上もっとも重要な事件である。8万の紅軍は、国民党・蒋介石の襲撃を避けて、1万2500キロの撤退を開始した。毛沢東はこの行軍の成功により、その後の30年間、最高指導者として中国を担っていく道を切り拓いた。天安門事件前後の中国大陸を世界で初めて取材して、この大長征を再現した大作。
マムシと呼ばれたプロゴルファー杉原輝雄が、2011年12月28日に亡くなる直前まで語り続けた遺言メッセージ。マムシのニックネームは、逆転勝ちや競って優勝した回数があってつけられたと振り返りながら、「逆転勝ちは思い切っていけるから割と楽です。逆に逃げ切りは難しい」と語る。プロゴルフ界の現状についても、舌鋒鋭く語る。生命の灯が遠くない先に消えるのを自覚しているからこその苦言は、若手プロからスター選手にも及んでいる。本書は読むうちに、杉原輝雄の生きざまそのものが、遺言メッセージに思えてくる。マムシと呼ばれた杉原輝雄。ゴルフにすべてを捧げた生きざまは見事だ。
半村良自選短編集。表題作「ぐい呑み」をはじめ10作品を収録。昭和という時代を生きた男と女、人情の機微をたぐいまれなる筆致で描き出す。怪談から人情噺、したたかな女から一途な女、振り回される男と?生きる意味を考える男……。物語の中に、さまざまな人々が生き生きと描かれる。浅草、銀座など、作家がすくいとった昭和の東京の町の風情と雰囲気も楽しめる極上の短編集。
◆この目録は二〇二〇年五月までに刊行された河出文庫、河出i文庫、KAWADE夢文庫のうち入手可能なものを掲載しました。◆書目によっては今後、品切れや定価が変更になる場合がございます。ご注意ください。◆価格は本体価格で表示しております。ご購入の際には別途消費税がかかりますので予めご了承ください。※掲載されているタイトルは二○二〇年五月現在、書店で購入可能なものです。
なぜ真犯人は歴史から黙殺されたのか!?ヒットマンにされた義士・安重根と歴史から抹殺された楊成春とはいったい何者なのか?外交資料から浮かび上がってくる秘匿された情報とは? 当時の極東情勢、韓国併合に潜む外交史の闇を暴く衝撃のノンフィクション!□ 日本を近代化にみちびいた幕末の英傑は なぜ暗殺されたのか。□ 安重根が背負っていたものとは何だったのか。□ その影に見え隠れする歴史に黙殺された人物とははたして――〜日清韓露の複雑な関係が交錯する! 日韓外交史の闇に震撼する歴史ノンフィクション〜明治四十二年十月、枢密院議長・伊藤博文がハルビンで暗殺された。狙撃犯は安重根、今でも韓国で英雄とされる人物である。しかし、可能なかぎりの当時の外交機密文書を丹念に読み込むと――そこに浮かび上がってきた人物とは、はたして何者だったのか。日本を近代化にみちびいた幕末の英傑・伊藤博文が目指していた韓国併合とは? 日本政府の思惑とは?
[グラビア]特別対談 辻村深月×武田綾乃[特別対談]・辻村深月×武田綾乃 今書いているものはどれひとつとして、その後には書けないもの。 [書評]武田綾乃 「愛されなくても別に」書評・北上次郎 少女たちの願いを静かに力強く描く、反家族小説・瀧井朝世 突き刺さる言葉たち 武田綾乃の凄みを知る・三宅香帆 愛されなくても、愛することができたら[シリーズ]・西條奈加 「饅頭くらべ」・真藤順丈 「25セント」[読み切り]・佐藤多佳子 「パレード」・大木亜希子 「シナプス」・佐々木愛 「目をつむれば全部」[対談]・大木亜希子×佐々木愛 [エッセイ]・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・後藤拓実(四千頭身) 「これこそが後藤」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷 治 「小説から聴こえる音楽」[コラム]・〆切めし 寺地はるな ・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」[漫画]・益田ミリ 「ランチの時間」 ・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW―」[書評]・書評現代 若林踏・吉田大助・柳亭小痴楽・内藤麻里子 ・読書中毒日記 東山彰良・今月の平台 *武田綾乃 「愛されなくても別に」は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
独房に入るにも、入所案内みたいなパンフレットがある――国際的に有名な地震学者が、「業務上横領」で告訴され、2006年2月1日「詐欺」容疑で逮捕。7月21日保釈。本書は、この不可解な逮捕劇を描いた本ではない。171日間という長期の拘束期間、科学者は何を経験したのか。逮捕・勾留されると「どうなるか」を科学者の目で解析する。
原子力発電所をかかえる閉鎖的な地域社会のなかで起きた一件の不審火。原発の危険性と経済的依存との葛藤を劇的に描きつつ、〈原爆文学〉と〈原発文学〉とを深く結びつけた記念碑的労作「西海原子力発電所」。チェルノブイリ原発事故を受け、核廃棄物輸送事故による被爆と避難生活がもたらした生活の破壊と人間の崩壊を予言した「輸送」。3・11でフクシマ原発事故を経験した現在から、先駆的〈核〉文学はいかに読み解かれるか。
なぜ人が人を殺すのか? 殺人を犯した一青年の育ちを追う人間記録。――中学の卒業式に、「ぼくのことを忘れないでほしい」と書き綴った少年が、6年後5人の男女を殺してしまう。家庭と教育の場で、その間、何が起きていたのか? 反抗と孤独、愛情と憎悪にゆれる少年の中で、いつ、何が間違ってしまったのか? 父よ、母よ、知ってほしい。いま、真剣に親と子の生き方が問われている!
航空機王国アメリカに挑戦した日本の技術力は? 3年8ヵ月にわたる日米戦争の間に、日本の陸海軍は、派生型も含め164機種もの航空機開発に着手した。特に、ボーイング社が開発中だった世界最大の4発爆撃機B29をはるかに上まわる、6発の「富嶽」製造は、今日の日米最先端技術戦争のさきがけとなった。日米決戦の裏側で、技術者たちのもう一つの戦い! <上下巻>
ちょっと思わせぶりなタイトルだが、それもそのはず。半村良のものがたりに登場する女性たちのための観察メモなのだから。だがそこは作家、まして「嘘つき」と言われてた著者だけに、虚実とり交ぜて、物語性のあるエッセイに仕立てられている。様々な女性たちが登場するが、その一人一人が小説の中で生き生きと動き回っているのが想像できる。創作の裏話であり、ひとつの面白い物語でもある。
この事件は空の安全のために何を残したか。大韓航空機撃墜事件の根本的謎は解明されなくとも、事件発生のさまざまな要因を可能なかぎり想定することによって、再発防止のための方策を立てることはできる――大韓航空機の謎を多角的に解明してきた著者が、その後さらに驚くべき新事実を発見。ここに、コース逸脱の核心に迫り、スパイ説の虚構をはぐ。事件全体がブラック・ボックスに封じ込められたまま、歴史の中に置き去りにされようとしている。再発防止のための方策を立てる上で、この事件から何を学ぶべきか。ソ連側の新情報を加えて検証した
自動車王国ニッポンの礎は、かくして築かれた。日産の中川良一、トヨタの長谷川龍雄、ホンダの中村良夫……航空技術から自動車の研究開発に転身した男たちが、スカイラインGT、カローラ、ホンダF1カーなど、航空機で培った高い技術力と大胆な発想によって、続々と世界の名車を生み出していった開発秘史。<上下巻>
あなたは、現代科学の常識では説明できない不思議に、遭遇したことがありませんか。UFO、ネッシーなど「未知現象」に対する興味と期待は、いちだんと高まっています。太古地球にあった宇宙人基地、ESP能力を持つ生物、宇宙心霊の伝達など、超科学が初めて解いた驚くべき成果を、豊富な写真・図版でレポート。
「初めて自分の弱さを表に出すことによって自分自身を乗り越えたかった。私がこの作品を書いたのは、そうしなければ一歩も前に進めない、そう思ったから」。運命的出会い、深き愛、そして別離。2人のアメリカ兵との結婚、そして離婚を通し語られる、真実の思い。赤裸々に綴られた、衝撃の自伝的告白小説。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「コイははねてもいいでしょう」という中川一郎に、「はねてもいいが、池の外に飛び出したらそれきり日干しだぞ」と突き放す田中角栄。だが、中川は総裁選出馬に強引に動く。再選確実とされた鈴木善幸が突然退陣表明し、中曽根康弘、中川、河本敏夫、安倍晋太郎で争われた総裁予備選挙は中曽根の圧勝に終わり、敗れた中川は失意の自殺を図る。戦後政治の総決算を唱え発足した中曽根内閣。最初の世論調査で支持率は低く、厳しい門出となった。傑作戦後日本史全10巻ついに完結!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
大韓航空007便は、1983年9月1日未明、ソ連のミサイルによって撃墜され、269人の生命がサハリン沖に消えた。ショッキングな事態の中で、決め手となる情報を手にした日本政府は、かつてない情報コントロールによって、対ソ戦略のシナリオを固めていく。国際舞台の凄絶な情報戦争のドラマを描く。非常事態の中で、日本の危機管理はいかになされたか? <全3巻>
世界に散らばった、化石みたいな恋とセックスの欠片に捧ぐ(まえがきより)?。この世に男と女がいる限り、恋だの愛だの修羅場だのは永久に避けられないもの。そして、わが国ニッポンにおいては、なんだか独自の男女生態系がハッテン中。愛しているのに腹立たしいとはこれいかに? 女は本能で体感できることが男は10回生まれ変わっても理解できないのはこれいかに? 時代が流れようと事件が起きようと、進化してるのか退化してるのかどうかも曖昧な現代男女の実態を気鋭の書き手が分析。もはや「涼美節」ともいうべき、独特の視点と描写と文体が浮き彫りにする男と女の最新エンサイクロペディア。
[グラビア]この災厄に思うこと 朱野帰子・荻原 浩・黒木 渚・後藤拓実急激に世界が変わったとき、表現者たちはそれをどう見ていたのか。物語とエンタテインメントに携わる、十一人による書き下ろし。(グラビア・本文ページに収録)[発表]・第66回江戸川乱歩賞発表・受賞の言葉 ・選評 綾辻行人 新井素子 京極夏彦 貫井徳郎 月村了衛・第67回江戸川乱歩賞募集[対談&短編]・松居大悟×又吉直樹 「人とは共有できないことを言葉にする挑戦」 ・松居大悟 「お父さま」 [特別掲載]・米澤穂信 「里芋病」 [特集]・特集 この災厄に思うこと堂場瞬一・徳永圭子・中脇初枝・葉真中 顕・原田マハ・姫野カオルコ・藤井太洋・パリュスあや子 「ふたりのサラ」 ・湊ナオ 「牧神の午前中はビープ音」 ・小原周子 「明日のことはわからない」 [読み切り]・鯨井あめ 「ブラックコーヒーを好きになるまで」・朝倉宏景 「雨を待つ」 ・一穂ミチ 「ネオンテトラ」 ・清水裕貴 「きみは光」 [シリーズ]・長浦 京 「NOC 緋色の追憶」 [新人賞]・第14回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作一挙掲載中 真大 「無駄花」 ・ILLUST DAYS特別企画 受賞作の冒頭をコミカライズ! ・「無駄花」書評 細谷正充 ・師弟対談 中真大×T-TRIPPIN’(DAZZLE 4 LIFE )[エッセイ]・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・後藤拓実(四千頭身) 「これこそが後藤」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷 治 「小説から聴こえる音楽」[コラム]・〆切メシ 伊吹有喜 ・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」[漫画]・益田ミリ 「ランチの時間」 ・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW―」[書評]・書評現代 青戸しの・三宅香帆・田口幹人・高橋ユキ ・読書中毒日記 池澤春菜・今月の平台 ※ライト版には窪美澄『私は女になりたい』は収録されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。