【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグのライトノベル・小説
世は維新政府となり、やくざ渡世も変貌する。清水次郎長は道中探索方となり、山岡鉄太郎、勝海舟に協力、清水港の開港をはじめ、晩年は開墾に従事する。という熱病にたおれるまでの次郎長一代記のほか、富士山を挾んで甲州黒駒の勝蔵との宿縁を描く「富嶽二景」を収録した長編傑作。<全3巻>
1970年代の50枚……レッド・ツェッペリン、ザ・バンド、イーグルス……豊潤なる70年代! ――1970年代、それはロックが熟成の時を迎えた、ビートルズなき後の百花繚乱の時代であった。奇しくもその時代は、1発の凶弾により終わりを告げるのだが……ジョンの死とともに。『ジョンの魂』から始まる、1970年代を代表する50枚のアルバムを一挙に紹介する、王道のロック・ファン座右の書が、ついに完成!
言えない、聞けない、ホントの話がいっぱい! バカな行内規則に、セコイ金集め、左遷にイジメ、銀行のウラ、教えます――公的資金で、給料もボーナスも大丈夫! 外資なんかへっちゃらさ! 世間の風当たりが厳しい間だけ、ガマンガマン。日本の銀行マンは、ホントにどーしようもないぜ。あんたたちみんなが、銀行を疑うんだ!! ご存じ「はみ出し銀行マン」が教える、カンタン資産運用から預金防衛策、銀行の裏事情まで。痛快エッセイ登場。
明治期、アメリカ言論界で健筆を振った怪物・河上清と、その一家の50年の軌跡を描く! ――アメリカ言論界の第一線で活躍した河上清と、その一家の50年。外国のマスコミに定期的に記事を書き、その存在が認知されている日本人ジャーナリストは、いま見あたらない。河上清は明治時代に、その難事をやってのけた。日本初の社会主義政党設立に挫折した青年が、K・K・カワカミとして再生し、異国の地でペンに生きた驚異の軌跡。
食欲・性欲・ケンカ欲、あっと驚く人間ドラマ。風呂場からたちのぼる裸身の刺青。塀の中の愛と感動を赤裸々に! ――タフで陽気な女囚たち。壁の内側で繰り広げられる、セキララ生活を初公開! 食欲・性欲・ケンカ欲、風呂場から立ちのぼる裸身の刺青、化粧への執着、同性への恋など、あっと驚く人間ドラマ。新入り女性看守が愛を込め、彼女たちと過ごした日々の、おかしくもありホロッともする泣き笑いをつづる。愛と感動に満ちたルポルタージュ。<『囚われた女たち』改題作品>
感染を告げられたとき、妻は? 家族は? 恋人は? HIVという幻に翻弄される人々の絶望と希望。衝撃のノンフィクション! ――エイズが「死の病」ではなくなった現在も、日本人HIV感染者の大半は、人生を大きく狂わされ絶望のなかを生きている。恋愛、結婚、出産、家族関係……、決して語られることのない生と性の現実とは? 世界の奈落を追った気鋭の作家が、100名以上の感染者と家族に取材を敢行し世に問う、衝撃と感動のノンフィクション。「エイズは男女にとって一番大切なところに忍び込み、彼らを極限の状態にまで追いつめます。弱さや醜さや高慢さといった負の内面をむき出しにし、人間性を試してくるのです。(中略)こんな底意地の悪い病気はありません。試された人間がボロボロになっていくのを眺めているのですから」(エイズ患者の妻)<本文より>
[グラビア]吉川英梨『海蝶』刊行記念霞が関・海上保安庁長官表敬訪問 &篠田麻里子&女性海保隊員とのガールズトーク炸裂![特集]スペシャル鼎談 吉川英梨×篠田麻里子×川原山由香(現役保安官)海蝶&海保コンフィデンシャルトーク!『晴れ、時々くらげを呼ぶ』コラボ企画 特集! くらげ推し水族館[読み切りミステリー特集]・横関 大 「人を見た目で判断してはいけない」・神護かずみ 「白雪姫と毒りんご」・佐野広実 「春の旅」・染井為人 「多少の犠牲」 ・倉井眉介 「犯人は言った。」第67回江戸川乱歩賞募集予選委員・編集部員が語る「こんな作品を待っています!」 [対談]『ぴりりと可楽!』刊行記念三宅裕司×吉森大祐 東京下町の笑い、エンタメの力 [読み切り]・吉森大祐 「桔梗屋の女房」・一穂ミチ 「魔王の帰還」 [シリーズ]・赤神諒 「梟の眼」・長浦 京 「NOC 緋色の追憶」 [エッセイ]・岸田奈美 「飽きっぽいから、愛っぽい」・酒井順子 「人はなぜエッセイを書くのか〜日本エッセイ小史〜」 ・後藤拓実(四千頭身) 「これこそが後藤」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷 治 「小説から聴こえる音楽」[コラム]・〆切めし 夏樹玲奈 ・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」[漫画]・益田ミリ 「ランチの時間」 ・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW―」[書評]・書評現代 若林 踏・吉田大助・柳亭小痴楽・内藤麻里子・読書中毒日記 こだま・今月の平台 ・第15回小説現代長編新人賞 1次選考経過作品発表 ライト版には、川瀬七緒 「仕立屋探偵 桐ヶ谷京介」は収録されておりません※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
【期間限定 試し読み増量版】今宵何かがやって来る……。おぞましさに血も凍る50の怨恨実話貸したものを返してください…「午前3時20分の恐怖メール」。だから絶対に出てはいけない…「死を招く非通知電話」。肩を揺さぶられて目を覚ますと…「目に見えない何かがいる!」。死してなお彷徨い続けるものたちが、次に狙うのはあなたかもしれない――。かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、怖すぎて一人では読めない50話を厳選収録。第一章 身の毛もよだつ戦慄の実話第二章 怨霊の潜む歪んだ空間第三章 地も凍る死者からのメッセージ第四章 冥界につながるミステリー・スポット第五章 闇にうごめく霊魂の恐怖
【期間限定 試し読み増量版】血みどろの腕、這い回る赤ん坊、「殺したろか」と囁く女。本当にあった24の心霊体験実話「グシャ!グシャ!」と音を立ててフロントガラスにぶつかってきたものは…「深夜のドライブをはばむ恐怖のトンネル」。蛇のようにズズズと這い回る裸の赤ん坊…「決まって夜十時にやってくる訪問者」。胸の上に正座で坐る長い髪の女…「殺したろか」。壁のなかから伸びた手にがっしりとつかまれ…「青白い手が誘う恐怖の看護師寮」。怪現象続出で話題を呼んだ伝説の霊体験番組から、24の実話を厳選収録。第一章 生と死を分ける病院の夜第二章 近代的なビルに巣くう怨霊第三章 楽しいはずの山や海が……第四章 古い家には何かが潜んでいる第五章 哀しくも恐ろしい霊体験
【期間限定 試し読み増量版】あなたの隣にも、ほら…。身の毛もよだつ48の最恐実話毎晩街灯の下に佇む母子の目的は?…「この子にあげてください、その目」。教室で始まった怪談話に次々人が加わり…「とっておきの恐い話」。いるなら出ておいでと言ってしまったばかりに…「墓地での肝試し」。ナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)で、かつて恒例だった「怖い話コンテスト」。そこに全国から寄せられた膨大な数の霊体験談から、とびきり怖い話を厳選収録。48の最恐実話!第一章 きわめつけの超怖い話第二章 怨霊がひそむ歪んだ空間第三章 心に染み入る怖い話第四章 恐怖へ誘う魔のスポット第五章 世にも不思議な怖い話
「僕の人生どうなるの? 生きるの? 死ぬの? 戦争はいや! 平和に暮らしたい! 日本のみなさんは広島や長崎を忘れないから、この気持ち分かりますよね」――イラク戦争下で高校生が綴った切実な熱き訴え。バグダッドに滞在していた大学生の著者が、体験ルポを加えた、現地で託されたメッセージ!
止むことのない家庭内暴力・虐待に、どう立ち向かうのか? ――11歳で義父から受けた性的虐待。崩壊寸前の家庭から逃げるように結婚した相手からの激しい暴力。長年にわたるドメスティック・バイオレンスを、著者はどう乗り越え、自らの尊厳にめざめたのか? DV防止法施行後も止むことのない家庭内暴力。「弱者いじめ」に立ち向かう心と術(すべ)を説く、感動のノンフィクション。
危険だからこそ行く! 戦争現場を伝える、これは自分の天職だ! ――「そうだ戦争行こう!」……建設会社のサラリーマンを辞め、気鋭の軍事ジャーナリストになった加藤健二郎が贈る、キケンで楽しい転職講座。「北朝鮮にはじめて密入国? その方法は」「チェチェンの反政府ゲリラに気に入られ、バスジャックに同行取材」など、紛争・危険地帯に行かないとわからない、戦場の真実とは? 独自のスクープはどうやってモノにしたか?
北極と南極、地球の両端に立って、かけがえのない「青い星」についてもっと考えたい――この想いから両極横断行はスタートした。北極横断中に凍傷で足の指すべてを失い、挫折を味わっても、けっして諦めることはなかった。夢は実現できる! 世界で初めて両極を歩いて横断することに成功した冒険家の「南極行」ノンフィクション。地球はおもしろい 。だから、私は歩く!
倒産、失業、転職……逆境に克つヒント満載! ――出向先で親会社が破綻した千代田生命マン。後戻りできない「片道切符」でベンチャー企業設立に乗り出した富士通部長。短大卒で「キャリアの壁」に挑み続けたキリンビールのOL。失業・転職経験を糧にしぶとく生きるユニクロ店長……。会社人生、「負けながら強くなった」9人のドラマ。会社人生、あきらめるな! <文庫書き下ろし>
この文字を知ることは、新人類を知ることだ。21世紀は弱々しく幼稚な社会となるのか? 長期間の執拗な取材で、ついにその謎を判明させた渾身のノンフィクション! ――マンガ文字、丸文字とも呼ばれている〈変体少女文字〉は、昭和53年頃から猛烈に普及しはじめた。この文字に象徴される新しい文化は、弱々しく幼稚な社会を到来させる芽をはらんでいる。角ばった楷書型の男文化が後退し、21世紀の日本人は、誰もが「かわいい」価値観をもち、この文字を書く可能性がある。
30歳で主婦からシナリオライターを目指し、テレビドラマやアニメ脚本400本余を送り出して50年、めげないパワーの原動力を語る渾身の実録!8歳で戦災に遭い、小6から物書きを志すも高校で1年休学、洋裁学校卒業後結婚、2女の母に。30歳で懸賞テレビドラマに入選。プロを目指す。エプロン作家として子育てと家事と仕事を両立させてアニメ、ドラマ脚本を400本余り執筆。講師、講演活動の他、劇作、小説にもチャレンジ。そのノウハウを紹介。
本の中で世界旅行ができる傑作エッセイ集。JAL機内誌『スカイワード』連載2017年〜2020年分を収録。海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。桜の季節の京都で遭遇した不思議な着物を着た人々を描く『見果てぬ花』、失踪していた老猫が帰るまでの顛末を描く『四日目の奇跡』 ビンテージカーになっても愛車に乗り続ける理由とは『めざせ!二十万キロ』ほか全41篇。
「本能寺の変」の10年前ーー織田か、足利か。自由か、安定か。戦国武将の命運を分ける人生の岐路で光秀はどう動き、何を守ろうとしたのか。足利義昭上洛(1868)から槇島城の戦い(1573)へ。信長の迷走と決断。老練・光秀の執念を描き切った傑作戦国小説!
そこのいるのは、もうひとりのわたし? ――「わたしなんか、しあわせになれない」そう14歳の由宇がそう思うようになったころ、自分の姿と瓜二つの由芽が突然現れた。自分とは正反対で奔放な性格の由芽に、振り回されてばかりの由宇。由宇は以前父親から聞かされた、由宇と一緒に生まれるはずだった、双子の姉妹のことを思い出す。切なくも心温まる物語。思春期の揺れる思い!
人類史上最大級の謎! キリストの「復活」に驚愕のトリックが!? ーー体制に反逆する教えを説いて、民衆の熱烈な支持を得、「神の子」と呼ばれたイエス。だが彼は、反乱罪に問われ、十字架にかけられる。その死体は、密室状態の洞窟から忽然と消え、イエスは救世主(キリスト)となって復活した。人類史上最大級の奇蹟の真相と驚愕のトリックに、本格推理の英才が挑む。長編異色歴史ミステリー!
あなたの人生を決める50歳の生き方を問う! ――全共闘時代のリーダー・田村正敏や羽仁五郎、カリスマ経営者として名を馳せた樋口廣太郎、大賀典雄、また草創期のメディア界で才能を発揮した永六輔、大橋巨泉……。戦後の日本に大きな足跡を残した著名人たちは、人生の転換期にどんな決断をしたのか!? 中高年期を充実させるための知恵が満載の人物ルポ。
女子3人、それぞれが抱える心の痛み。泣きたいくらいつらいのに、どうして泣けないんだろう? ――親友との関係に思い悩む、中学2年生の香緒(かお)。研究に熱中することで、なにかを忘れようとする、香緒のいとこで大学院生の知里(ちり)。一緒に住んでいた二人のもとに、知里の過去を知る、るう子が転がりこんでくる。奇妙な共同生活を送る中で、明らかになる三者三様の苦悩の正体とは? 第40回講談社児童文学新人賞受賞作品。
盗聴事件や警察官の犯罪で揺らぐ聖域の全貌。なぜ「21面相」は捕まらないのか? 警察幹部の相次ぐ政界進出は何を意味するのか? 世界でも第一級だといわれながら、不祥事が続出しているのはなぜか? 姿を見せない公安警察の水面下の闘いやVIPを守るSPの活動を描きながら、いま警察に何が起きているのか、どんな人間が警察を動かしているのかを鋭く追及する。30年余も取材し続けてきた日本一の「警察ウォッチャー」が揺らぐ聖城を解剖した話題の作品。
「私が死ぬのはあなたのせい」気づかないうちに傷つけ、傷つけられて。でも、もう、自分を隠せない、だませない! ――「佳苗に会いたがっている」と担任の先生に頼まれ、不登校の春名に会うことになった佳苗。ところが、春名は、佳苗に復讐したいと言い出す。理由がわからない佳苗は、戸惑うばかり。しかもそれ以降、友人の絵里や周囲との関係もうまくいかなくなってしまう。真の友情の姿を、丁寧な心理描写を駆使して綴った感動作。
カモメを食い、死の恐怖と闘った16日間。極限状況の中でどう戦い抜いたのか? ――北洋漁業船「第71日東丸」は、サハリン東海域で操業中に突然沈没し、船長以下16人の乗組員全員の死亡が伝えられた。しかし、絶望的な死の漂流を続けた、3人の生還者がいた。苛酷な自然の中で闘い抜いた男たちの、強靱な精神力と驚嘆すべき生命力を感動的に描く。
霧で人間まで草のように枯れていく……。霧深い北の街の奇怪な事件。本格ミステリー――北国の街、久寿里。1年の半分は霧に、冬は雪と氷に閉ざされた所だ。真夏でもぐずつくことの多い空に人々の心は晴れない。この街で、さらに陰鬱な事件が起こった。若い女性の首吊り死体と密室の中の首なし死体が発見されたのだ。署長に嫌われ捜査の主流から外れた4人の刑事が犯人を追う! <『霧の町の殺人』改題作品>
現役を引退した元プロ野球選手。なぜか第2の人生は、美術学校の事務員。その歓迎会の夜、上司がアトリエで殺された。だが1年前には、理事長が殺されていた。今回の被害者は、実は理事長の子飼いだった。理事長の威光をかさに粛清を行っていた悪評の人物。事件はにがい思いをした者たちの反撃なのか。それとも? 元野球選手の探偵が決めた見事なスクイズ。美しい絵画が凶器になった? トリック・ミステリーの傑作。
柔らかく可能性に満ちた国は、激しく病んでいる! ――I hate but I love……私の青春を主張できたアメリカ、個人の自由を主張させてくれるアメリカは好きだ。しかし、アメリカ至上主義が大国意識となる時、私はアメリカが嫌いになる。……吉田ルイ子という、小さな体に無限大な人間へのやさしさを抱いてしまった、フォトジャーナリストの誠実な肉声! アメリカ、好きで嫌いな国!
刑事の私は、矢萩利幸という名を3度も聞いた。まず、首なしのバラバラ死体、次に首なしの焼死体、最後に崖から突き落とされた男の身元として……。顔は分からなくとも、死体が3つあるのだ。さらに犯人らしき人物も名前が同じ。最初に人を殺し、その後、殺されたのか……。怪事件の真相は? トリック・ミステリー。