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【スポーツ】タグのライトノベル・小説

2006年にEXILE加入、いまやパフォーマーの司令塔的役割を果たすEXILE AKIRAだが、その過去が語られることはこれまでほぼなかった。本書では、サッカー選手という夢の挫折、ダンスへの目覚め、辛酸を味わった最初の上京、生死をさまよった事故、そしてEXILEメンバーと出会ってからの下積みの毎日……など、「何者でもなかった」苦節時代の焦燥や葛藤が、包み隠さず明かされる。また、「EXILE AKIRA」としての激動の12年についても、日本武道館での初ステージから、俳優業の開始、EXILE HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIら偉大な先輩たちのパフォーマー勇退、覚悟とともに志願したEXILE THE SECONDへの加入、そして2018年のEXILE再始動……まで、その胸の内をあますことなく綴る。気鋭のポーランド人写真家、マチェイ・クーチャによる撮り下ろしフォトも30点以上収録。現在のAKIRAを形成したすべてがここに。
公開日: 2020/10/01
ライトノベル
 
ナダルとの伝説的な死闘を分析しつつ、テニスの本質を体現するフェデラーの魅力を精緻に綴った名エッセイのほか、卓越した洞察力と縦横無尽なレトリックでテニスを楽しむ傑作エッセイ集。
公開日: 2020/09/04
ライトノベル
 
マムシと呼ばれたプロゴルファー杉原輝雄が、2011年12月28日に亡くなる直前まで語り続けた遺言メッセージ。マムシのニックネームは、逆転勝ちや競って優勝した回数があってつけられたと振り返りながら、「逆転勝ちは思い切っていけるから割と楽です。逆に逃げ切りは難しい」と語る。プロゴルフ界の現状についても、舌鋒鋭く語る。生命の灯が遠くない先に消えるのを自覚しているからこその苦言は、若手プロからスター選手にも及んでいる。本書は読むうちに、杉原輝雄の生きざまそのものが、遺言メッセージに思えてくる。マムシと呼ばれた杉原輝雄。ゴルフにすべてを捧げた生きざまは見事だ。
公開日: 2020/09/04
ライトノベル
 
[グラビア]特別対談 辻村深月×武田綾乃[特別対談]・辻村深月×武田綾乃 今書いているものはどれひとつとして、その後には書けないもの。 [書評]武田綾乃 「愛されなくても別に」書評・北上次郎 少女たちの願いを静かに力強く描く、反家族小説・瀧井朝世 突き刺さる言葉たち 武田綾乃の凄みを知る・三宅香帆 愛されなくても、愛することができたら[シリーズ]・西條奈加 「饅頭くらべ」・真藤順丈 「25セント」[読み切り]・佐藤多佳子 「パレード」・大木亜希子 「シナプス」・佐々木愛 「目をつむれば全部」[対談]・大木亜希子×佐々木愛 [エッセイ]・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・後藤拓実(四千頭身) 「これこそが後藤」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷 治 「小説から聴こえる音楽」[コラム]・〆切めし 寺地はるな ・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」[漫画]・益田ミリ 「ランチの時間」 ・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW―」[書評]・書評現代 若林踏・吉田大助・柳亭小痴楽・内藤麻里子 ・読書中毒日記 東山彰良・今月の平台 *武田綾乃 「愛されなくても別に」は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
公開日: 2020/09/01
ライトノベル
 
御坂晃はドラフト三位でプロ入りして八年目の三十歳。自己ワースト記録を更新し二軍落ちを言い渡された。代わりにセカンドを守ることになった上杉は、打撃はいいが守備は下手らしい――。そんな中、二軍コーチの西内から外野をやってみないかと打診され……(「コンバート」より)。コンバート、怪我、フォームの改造、引退勧告など、野球選手には常に様々な問題が降りかかる。それぞれのポジションの選手が直面する苦悩、決断、友情など、心の機微が胸に響く、ヒューマン野球短編集。
公開日: 2020/08/07
ライトノベル
 
著書発行部数1000万部を超える齋藤孝・明治大学教授がはじめて小説スタイルに挑戦。現代版『君たちはどう生きるか」。サッカーに熱中する中学二年生の「メッシ君」と、絵を描くことが大好きな高校二年生の「ゴッホ君」の兄弟。二人の家の近所に、古書店「人生堂」が開店した。その店主「サイトウさん」は、二人がさまざまな悩みを相談するたびに、さりげないアドバイスとともに、何冊かの本を教えてくれる。コンプレックス、いじめ、進学、恋愛、身近な人の死……思春期の少年なら誰しも突き当たるような問題に、本は道しるべを与えてくれ、成長に誘ってくれる。またそれらの本を読んでいるうち、格差社会や環境問題など、未来を生きていく上での指針も見つかるだろう。あまり読書が好きではなかった二人だが、サイトウさんの店に通う半年弱の期間に、みるみる本が好きになっていった。カバー絵は「漫画 君たちはどう生きるか」の羽賀翔一氏。ポストコロナの時代を生き抜く青少年に贈る決定版の読書・人生の手引きです。
公開日: 2020/08/05
ライトノベル
 
[グラビア]この災厄に思うこと 朱野帰子・荻原 浩・黒木 渚・後藤拓実急激に世界が変わったとき、表現者たちはそれをどう見ていたのか。物語とエンタテインメントに携わる、十一人による書き下ろし。(グラビア・本文ページに収録)[発表]・第66回江戸川乱歩賞発表・受賞の言葉 ・選評 綾辻行人 新井素子 京極夏彦 貫井徳郎 月村了衛・第67回江戸川乱歩賞募集[対談&短編]・松居大悟×又吉直樹 「人とは共有できないことを言葉にする挑戦」 ・松居大悟 「お父さま」 [特別掲載]・米澤穂信 「里芋病」 [特集]・特集 この災厄に思うこと堂場瞬一・徳永圭子・中脇初枝・葉真中 顕・原田マハ・姫野カオルコ・藤井太洋・パリュスあや子 「ふたりのサラ」 ・湊ナオ 「牧神の午前中はビープ音」 ・小原周子 「明日のことはわからない」 [読み切り]・鯨井あめ 「ブラックコーヒーを好きになるまで」・朝倉宏景 「雨を待つ」 ・一穂ミチ 「ネオンテトラ」 ・清水裕貴 「きみは光」 [シリーズ]・長浦 京 「NOC 緋色の追憶」 [新人賞]・第14回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作一挙掲載中 真大 「無駄花」 ・ILLUST DAYS特別企画 受賞作の冒頭をコミカライズ! ・「無駄花」書評 細谷正充 ・師弟対談 中真大×T-TRIPPIN’(DAZZLE 4 LIFE )[エッセイ]・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・後藤拓実(四千頭身) 「これこそが後藤」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷 治 「小説から聴こえる音楽」[コラム]・〆切メシ 伊吹有喜 ・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」[漫画]・益田ミリ 「ランチの時間」 ・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ ―NOW―」[書評]・書評現代 青戸しの・三宅香帆・田口幹人・高橋ユキ ・読書中毒日記 池澤春菜・今月の平台 ※ライト版には窪美澄『私は女になりたい』は収録されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
公開日: 2020/08/01
ライトノベル
 
「遠くへ行きませんか」「行くー!行きましょうぞ!」スポーツ用品販売会社に勤める素子は、同じく保育園に通う子供を持つ珠理を誘って、日帰り温泉旅行に出かけることに。ずらりと食卓に並ぶのは、薬味をたっぷり添えた鰹のたたき、きのこと鮭の茶椀蒸し、栗のポタージュスープ。季節の味を堪能するうち、素子は家族を優先して「自分が食べたいもの」を忘れていたこと、母親の好物を知らないまま亡くしてしまったことに思いを巡らせ……(「ポタージュスープの海を越えて」)彼女が大好きな枝豆パンは、‘初恋の彼’との思い出の品。病に倒れた父の友人が、かつて作ってくれた鶏とカブのシチュー。――‘あのひと口’の記憶が紡ぐ6つの物語。
公開日: 2020/07/24
ライトノベル
 
人はなぜ戦うのだろう? 戦い抜いた果てになにを見るのだろう? マラソンの有森裕子、競馬の福永洋一、ボクシングの高橋直人……。トップに立つ者の恍惚と不安。時は容赦なく彼らの夢を、力を、プライドを奪いさる。しかし、なお<奪われぬもの>の一条の光。それこそが、ファンの眼を射る。練達の筆が冴える、傑作スポーツ・ノンフィクション6篇。
公開日: 2020/07/24
ライトノベル
 
愛の名残りをいとおしむ女たちの多彩な朝。一人で生きていても、恋愛の似合う女がいる――「君は、いつでも一人で生きている女だよ」そんな女、いるはずないと、心では思う。でも、一人で起きる朝も悪くないと思えてきた……。芸能界に生きる女と、プロスポーツに力を注ぐ男との、ふとした出会い。あわただしく逢って別れる、現代の男女の恋愛を、乾いたさりげない優しさで描く、著者初の恋愛小説集。
公開日: 2020/07/24
ライトノベル
 
7人制女子ラグビーチームの監督を務める浩子は、来年に行われる国体で優勝するべくチーム作りを始めた。子育て中の主婦や俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら個性豊かなメンバーが集まるが、所詮は寄せ集めチーム。うまくはいかない。一方、浩子の妹、泉は悩んでいた。姉と一緒にラグビーをするべきかどうか。泉はかつてラグビーをやっていて能力はあったのだが、ある理由でラグビーから離れていたのだった。
公開日: 2020/07/17
ライトノベル
 
<近くて遠い国>。韓国がそう言われるのは<日本に似て非なる>国だからであろう。であればこそ親しみやすい反面、食い違いが生じれば忽ち嫌韓感情を生んでしまう。その韓国とは、2002年のサッカーワールドカップ共催を契機に、俄かに「韓流ブーム」が沸き起こり、歴史ドラマが数多く紹介され好評を博した。それらの多くは秀作・力作ぞろいで、今でも人気は高いが、作品を通じて朝鮮時代や韓国文化が理解できるかと言われれば、「水戸黄門のドラマを見て江戸時代や日本のことを知ろうとする」のと変わりない。その国のことを理解するには、このようなドラマではなく、古典を通して逍遥するのも有効かもしれない。というのも、韓国文化の母体は朝鮮時代にあるからだ。その朝鮮時代に朱子学(儒教)を通じて国家建設を目指した「士大夫」と呼ばれる科挙合格官僚がいる。特に朝鮮前期に活躍した成俔の随筆「慵斎叢話」は当時の世相を知る最上の資料でもある。この「慵斎叢話」は宮中世界、歴史・文学、自然現象から巷の奇譚・笑話に至るまで多様な話があるが、本書では極めて人間臭い話題を中心に、男女のスキャンダル、破戒僧、呪詛・占い、宮廷秘話など、韓国の厳しい儒教社会に対する先入観を打ち破る奇異譚を紹介する。
公開日: 2020/07/17
ライトノベル
 
母親を病で失い、会社を退職した父親と実家のある田舎へ越してきた14歳の暁。バスケットに情熱を燃やしていたものの、転校先に女子バスケット部はない。そこで暁は、学年イチの秀才で運動神経ゼロの欣子、不法滞在の身でほとんど学校に来ていないタンザニア人のプミリアたちと女子バスケット部を立ち上げる。初心者の集まりだったチームに苦心する暁たちの前に一人の少女が現れる。それが、暁と本田薫との出会いだった。
公開日: 2020/07/08
ライトノベル
 
ぼくは泳げない。なんなら、犬かきしかできない。でも、犬かきこそが世界でいちばん速いって。クロールよりも速い世界にたったひとつの泳ぎだって。そう信じてくれる人がいる―――。同級生の三池真央の誘いで水泳部の合宿に参加することになった中1の犬井京平。恒例の遠泳大会に挑むことになった。京平を待ち受けていたのは…!? 第8回みらい文庫大賞大賞作品第2弾!
公開日: 2020/07/03
ライトノベル
 
中学二年で野球部エースの勝行は、仲間らと花見し婦人のコートを団子の汁で汚し大喧嘩、荒城の城跡で祖父から町史を聞いてラブホを知る。墓参で祖母から実の父母の墓に眠りたいと打ち明けられた。姉の美貌の同級生の自死事件、預かった山羊の獣姦事件、盆踊りの輪に級友とフォークダンスで乱入、神社の祭礼の綱引きの伝統を破り神主を怒らせ、誕生会にクラス仲間31人が出席し家族は大童。年の瀬に中三からは都会の伯父宅に間借り一流中学から進学校合格を命じられエースの座を棄てた。
公開日: 2020/07/02
ライトノベル
 
【イラスト付き】銀ぎつねの半獣・蘇芳凛一はアルファなのにも拘らず、勉強もスポーツも結果が奮わない「落ちこぼれ」だった。さらに厳格な家で育ったことで、無表情で口数も少なく、友人もできないまま大人になってしまった。そんなある日、兄が病気であることを知る。弟の結婚を望む兄を安心させるため、凛一は婚約を捏造することを思いつく。仮の婚約者役は唯一親しく話しかけてくれるベータの沖津吉見に頼むことに。沖津は年下ながら思いやりのある優しい好青年で、凛一が憧れる人物だった。沖津は快く承諾してくれたが、「恋人ならみんなするよ?」とキスやセックスなど、本当の恋人同士のような甘い行為を繰り返し…? 「このBLがやばい!2020」小説部門9位、「ちるちるBLアワード2020」小説部門14位、「愛されオメガの幸せごはん」スピンオフ作品! 電子限定書き下ろしSSを収録!!
公開日: 2020/06/30
ライトノベル
 
堂場瞬一のデビュー作にしてスポーツ小説の金字塔『8年』から19年、満を持して続編刊行。東京オリンピック。野球アメリカ代表監督の大役は、元大リーガーの日本人に任された! 20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。オリンピック関連のスポーツ小説を4社からリレー刊行する「DOBA2020プロジェクト」第4弾!
公開日: 2020/06/26
ライトノベル
 
『本のエンドロール』で全国の本好きに心をつかんだ著者が、全身全霊で「お笑い」の世界を描き出す!夢と現実の間で悩むすべての人に捧ぐ感動作。雇用条件給料は準社員待遇(月給二十万円 社会保険完備)勤務内容:売場での通常勤務、催事スペースでのライブ出演休暇:週休二日制 オーディション休暇あり吉祥寺のスーパー「エブリ」の社員・樫村栄治は元甲子園のスター選手。だがプロ野球選手として大成できず、夢を捨てた過去を持つ。そんな彼に社長から突如下った指令。それはアルバイトのお笑い芸人たちをまとめ上げ「お笑い実業団」を結成、彼らの夢をバックアップすることであった。社長の言葉とは裏腹に、いつまでの夢にしがみつく彼らを軽蔑する栄治。だが客のいない催事スペースで必死にネタをする彼らを見て、栄治の中で何かが変わっていく。笑いには、敵を味方にする力がある。笑いには、人をひとり救う力がある。そう。おもろいは、正義だ!
公開日: 2020/06/23
ライトノベル
 
夏の甲子園で優勝し、「ナイトくん」旋風を巻き起こした超高校級のエース、長谷騎士。ところが、決勝で肘を壊し、ドラフト指名を見送られてしまう。「俺、何のために野球やってたんやろ」行き場のない憤りを抱え、目標を見失った長谷が出会ったのは、甲子園のグラウンド整備を請け負う「阪神園芸」だった。あさのあつこ氏、佐藤多佳子氏、須賀しのぶ氏、はやみねかおる氏、金沢健児氏(阪神園芸株式会社 スポーツ施設本部 甲子園施設部長)絶賛!!甲子園の神整備、「阪神園芸」をモデルにした話題の小説『あめつちのうた』スピンオフ短編を無料公開!野球の聖地、阪神甲子園球場。今日も彼らは、地味に、地道に、あのグラウンドを守り続けている。
公開日: 2020/06/23
ライトノベル
 
絶賛の声、続々!「この物語の中には、紛れもない野球と人間がいる。野球と人間だけが生み出せるドラマが存在する。読み進むに従い、未知の世界が広がっていく。どこにもなかった野球小説が誕生したのだ。」【あさのあつこ】「2017年、大雨の甲子園で、阪神園芸の奇跡のような仕事と球史に残る試合を観た。私にとって知りたいことが全部詰まった一冊だった。若者たちの挫折と夢、反感からの友情。繊細で温かいつながりがすばらしい。」【佐藤多佳子】「人はみな、何かのプロなのだ。数々のプロを生んだグラウンドを育み守るのも、またプロだ。グラウンド整備は人生に驚くほど似ていて、だからきっとあの聖地はこんなにも心を熱くさせるのだ。」【須賀しのぶ】「学級文庫に置きたい。そして、読み終わった子どもたちと、わやわや感想を話し合いたい!」【はやみねかおる】「私たちの普段の仕事がリアルに描かれていて、あっという間に読み終えた。この本を読んで、スポーツを支える裏方たちの喜びを、苦労を、努力を知ってもらえたらうれしい。」【阪神園芸株式会社 スポーツ施設本部 甲子園施設部長 金沢健児】土と向き合う。雨を信じる。そうして、日本最高のグラウンドが生まれる。甲子園の神整備、「阪神園芸」が小説に!絶望的な運動神経の持ち主・雨宮大地は、自分とは正反対の弟や頑なな父への鬱屈を抱え、甲子園のグラウンド整備を請け負う阪神園芸へと入社する。ところが、持ち前のセンスのなさから、仕事は失敗続き。広いグラウンドのなかで、たったひとりうろたえる自分は、本当に一人前のグラウンドキーパーになれるのか?同性愛者であることを周囲に隠す親友・一志や、重い病気を患いながら歌手を目指すビールの売り子・真夏、ケガでプロへの道を断念した、同僚の長谷。大地は同じく「選べなかった」運命に思い悩む仲間たちと関わり合いながら、自らの弱い心を掘り起こすように土へ向き合っていく。タイガースファン、高校野球ファンのみならず、すべてのスポーツファンに捧げる、唯一無二のグラウンド整備お仕事小説! 今日も彼らは、地味に地道に、あのグラウンドを守り続けている。
公開日: 2020/06/16
ライトノベル
 
『負けても何かが僕の心に残るから、ラグビーを再び観に行ってしまうということではないだろうか? 結末が勝者の立場でも、敗者の立場でも、しっかりと戦い続けていれば、絶対にスタジアムから何かを持ち帰ることができる』2015年から2019年ラグビーW杯開幕前までの作品を中心とする、7本のショート・エッセイを揃えました。ラグビーロスに悩む貴方に届け!【掲載作品/括弧内は作品で取り上げる人やチーム】・とんぼ(清宮克幸)・持たざる者たち(九州電力)・「軸」定まらず、「武器」は減った(中央大学)・ キャンディー・ガール(サンウルブズ)・花歌が聞こえるスタジアム(リコー)・大衆を支配するオーラ(ダン・カーター)・今夜はラグビーで眠りたい
公開日: 2020/06/12
ライトノベル
 
ボクシング部で憧れの鏑矢の背中を追って地道な努力を続ける木樽。周囲も驚く成長にともない鏑矢との関係には微妙な変化が忍び寄る。最後に勝つのは誰なのか!?女性教師・耀子、マネージャー・丸野、監督・沢木、孤高のライバル・稲村、個性的な部員たち他、多彩な人々との出会いを背景に少年たちの友情を感動的に描き出したスポーツ小説の金字塔!本当の強さとは何か!?
公開日: 2020/06/10
ライトノベル
 
[グラビア]・真藤順丈 インタビュー 特別な場所『宝島』、そして英雄の始まり。・小説現代長編新人賞受賞者パリ×兵庫×三重 本誌史上初のSkype三点中継![小説現代長編新人賞 特集]・小説現代長編新人賞受賞者緊急鼎談! 死ぬまで物語を書くために。・しらさや尚 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」冒頭コミカライズ ・武田綾乃・額賀澪 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」合評対談・藍川ユヅル 「隣人X」冒頭コミカライズ ・望月優大 「隣人X」解説・小説現代長編新人賞受賞作 編集長講評・作家解体新書吉川四章発表吉川英治文学新人賞 今村翔吾&呉勝浩への「30の質問状」[小説]・野崎まど 「タイタン」(1?2)・泉ゆたか 「酒飲み」 ・吉森大祐 「白縫姫奇譚」 [長編一挙掲載]・鯨井あめ 「晴れ、時々くらげを呼ぶ」 ・パリュスあや子 「隣人X」[エッセイ]・四千頭身・後藤拓実 「これこそが後藤」・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」 ・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷治 「小説から聴こえる音楽」 [コラム]・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」・〆切めし 岩井圭也[連載漫画]・益田ミリ 「ランチの時間 」・ジェントルメン中村 「ようこそ!アマゾネス☆ポケット編集部へ -NOW-」[書評]書評現代 若林踏・柳亭小痴楽・吉田大助・内藤麻里子読書中毒日記 こだま今月の平台※ライト版には、真藤順丈「ブーテン」 は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
公開日: 2020/06/01
ライトノベル
 
その「トライ」は、歴史を変える。7人制ラグビー×円盤投!二刀流で東京オリンピック出場を目指す天才アスリートの苦悩と奮闘を迫真の筆致で描く、新機軸スポーツ・エンタテインメント! 2018年、陸上日本選手権。ある選手の活躍が、観客を魅了する。7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投の決勝に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡――。前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。
公開日: 2020/05/26
ライトノベル
 
グラビア・池井戸潤「鉄の骨」ドラマ化記念撮影現場訪問&スペシャルインタビュー!・特別対談:今村翔吾×北方謙三小説・小栗さくら「波紋」・澤田瞳子「鴻雁北」・武川佑「千年の松」・柏井壽「月岡サヨの小鍋茶屋」・長浦京「NOC 緋色の追憶」・対談:武川佑×小栗さくらエッセイ・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」・藤谷治 「小説から聴こえる音楽」・四千頭身・後藤拓実 「これこそが後藤」コラム・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」・〆切めし 遠田潤子書評・書評現代 青戸しの・田口幹人・高橋ユキ・三宅香帆 ・読書中毒日記 出口治明・今月の平台連載漫画・益田ミリ 「ランチの時間」・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ -NOW-」※ライト版には、今村翔吾「じんかん」 は掲載されておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
公開日: 2020/05/01
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人生の中でふと湧き上がる、「野球」の記憶から切り出した9つの物語は、「人間」の人生そのもの。「何かに夢中になる」というのは人の性であり、業であり。それらを鋭くエンタメにまとめこんだ、感動、爆笑、号泣必至の万華鏡のような球情小説! 本格ミステリの名手・深水黎一郎の新境地をご堪能あれ。作品それぞれに仕掛けられた深水マジックも必読の傑作連作短編集。
公開日: 2020/04/24
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犬井京平、中学1年生。野球、サッカー、バスケ、バレー、陸上、スポーツならなんでも得意な完全体育男子(パーフェクトスポーツマン)。入学早々、小学生の頃からあこがれの三池真央さんにこんなことをいわれたんだ。「犬井くん、お願い。水泳部を救って」え……………。え??????っ!! 助けになりたいけど、す、水泳!? それだけは力になれない理由があって……。恋する犬井くんの中学生活は天国か地獄か!? 第8回集英社みらい文庫大賞大賞作品!
公開日: 2020/04/17
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1952年ヘルシンキ・オリンピックに命がけで乗り込んだ一人のアナウンサーがいた。玉音放送も担当した名アナウンサー・和田信賢最後の大仕事。まだテレビ中継がなかった時代――。戦後初めて日本が参加する夏季オリンピックに派遣された人気アナウンサー和田信賢。無頼な生き方を貫いた男は、長年の無理がたたって体調を崩していた。「どうしても、オリンピックを中継したい」その一心で、男は、大会の舞台ヘルシンキへと向かう。現地から「日本を鼓舞する」中継を続けるも、次第に目も見えなくなり……。著者がオリンピックに関連のスポーツ小説4社から連続刊行する「堂場2020プロジェクト」第二弾。
公開日: 2020/04/13
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約一年半の休刊を経て、リニューアル復刊!「毎号、勝負作! 全ページ、面白い。」小説現代、ここが変わります。3つの特徴1.毎号まるまる読み切れるリニューアル第一号は、三浦しをん、朝井リョウら人気作家の読み切り短編を掲載。2.表紙デザインを一新! 人気アーティストのCDジャケットやグッズデザインなど、エンタメ最前線の分野で活躍するデザイナーを起用。3.読み物も更に充実お笑いの四千頭身・後藤拓実やnoteで話題の岸田奈美のエッセイ。ノンフィクションライター・石戸諭のスポーツノンフィクション。今後はアイドルやアーティストなど豪華執筆陣も予定。 小説・大沢在昌 「無辺の夜に生きる」・林真理子 「ああ、驚いた」・三浦しをん 「青い空をゆく鳥は」・朝井リョウ 「心めくり」/「幸せさがし」・門井慶喜 「被災者 (おわれもん)―宝永四年富士山噴火」・宮内悠介 「ジャンク」・神津凛子 「視線」エッセイ・四千頭身・後藤拓実 「これこそが後藤」・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷治 「小説から聴こえる音楽」コラム・〆切めし 堂場瞬一・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」ノンフィクション・石戸諭 「You’ll Never Walk Alone」書評書評現代 若林踏・柳亭小痴楽・吉田大助・内藤麻里子 読書中毒日記 東山彰良今月の平台漫画・益田ミリ 「ランチの時間」・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ」※ライト版には、薬丸岳「告解」は掲載しておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
公開日: 2020/04/10
ライトノベル
 
工場の同僚に恋をし、デートに出かけた女性と、その家族の悲劇「セヘル」。刑務所の屋根に巣をかけた雀の妻の勇ましさと夫の情けなさをコミカルに描いた「我々の内なる男」。スポーツカーが大好きな掃除婦が通勤中にデモに出くわす「掃除婦ナっち」。1冊の傑作小説を通して、都会で暮らす娘が疎遠になっていた父の秘密に触れる「歴史のごとく孤独」。中東の伝統的価値観や情勢に翻弄されながらも日々の生活を営み、夢や思い出を抱きつづける人びとの美しさを、 政治犯として勾留中の著者が紡ぎだす短篇集
公開日: 2020/04/02
ライトノベル
 
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