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ライトノベル・小説

裏社会でおこったアブノーマルな殺人――バブルが弾け散った世紀末、バニティ・フェアに渦巻く裏切り、情痴、そして暗殺。生き残りをかけた浅ましくも壮絶な死闘が、黒い紳士たちの間でいま繰り広げられる。魑魅魍魎の断末魔の叫びが響きわたる「闇世界」に引きずり込まれる志田司郎。長編ミステリーの真骨頂。バブルを清算する裏社会の非情の掟が巻き起こす事件の真相は?
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
実名で綴るとっておきの秘話――直木賞受賞、睡眠薬中毒、そして離婚。編集者を経て作家となった著者ならではの、ハード・ボイルド・グラフィティ。吉行淳之介、野坂昭如、長部日出雄、星新一、佐野洋、小松左京、司馬遼太郎らも登場。ミステリー界の裏面史を実名、秘話、とっておきエピソードで描いた、ファン必読、疾風怒濤のミステリー開拓時代。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
犯罪や風俗中心の読み物ふう戦後史。懐かしい話題でつづる戦後の風俗と社会史――日米安保条約の改定、国会デモ、東京オリンピック、高度成長、三億円事件、デヴィ夫人、吉永小百合、ビートルズ……懐かしのあの人、あの事件が次々登場して、我々を熱中させた激動の1960年代。戦後40年の歴史を、大衆の私的欲望や犯罪などいちばん時代を映す「欲望」という視点から描いて、人間のホンネに迫る。いま生きいきと甦った鮮烈な戦後史。<全3冊>
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
『ルーシー・ショー』のルーシーのドタバタぶりに目をみはり、『夫婦善哉(めおとぜんざい)』のダメ亭主に尽くす蝶子(ちょうこ)をみては、他人のお金をあてにする生活を夢見たことを自省。また、酔っぱらい作家・ブコウスキーの「くそったれ」人生には喝采をおくる。ほかに小津安二郎など、古今東西の達人たちが描いた作中人物を語る、群節(むれぶし)全開の痛快エッセイ! ズレてる? けど、おもしろい人たち満載!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
舅は人気戯作者、曲亭馬琴。家風の違いすぎる婚家、癇性な夫。苦労の絶えない結婚生活を明るく強く乗り切っていく女性の一代記――人気戯作者・瀧澤馬琴の一人息子に嫁入りした、てつ。結婚早々、みちと改名させられ、病弱な夫と癇性持ちの姑、そして何事にも厳格な舅・馬琴に苦労させられながらも、持ち前の明るさと芯の強さで、次第に瀧澤家になくてはならない存在になっていく。のちに「八犬伝」の代筆を務めるまでになる、馬琴の嫁の奮闘記。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
医療現場の驚愕エピソード満載……レントゲン写真は自ら保存すべし。薬価のカラクリ。「善人医者」は恐ろしい――20年間にわたり、心臓外科の最前線に立ち続けるカリスマが、皮膚で感じた、医療現場のあるがままの混乱とカラクリ、そして希望を、ホンネで熱く吐露した。望ましいのはとにかく臆病な医者、高価な最先端医療機器は信用できるか、新薬は「新」たに儲かる「薬」、新しい手術方法の問題点……。目からウロコが落ちる医療エッセイ。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
一休禅師が真の悟りを追い求める人間ドラマ。酒・女・狂歌を愛した一休の痛快修行物語。あくまで庶民の味方として活躍する風狂の生きざまを描く遺作長編――下克上の世にあって一寺に安住することなく、一休宗純は、愛弟子の天知・雲知を従え修行の旅に出る。道に迷う人々には教え諭し、一揆騒動に出会っては難民に味方して救い、野盗山賊とは命がけで戦う。やがて、実践ひとすじの禅生活のさなか、老母の死を看とる。時に一休禅師、50歳だった。著者晩年、円熟の筆が綴る川口版一休さん物語。<上下巻>
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
中国が抗日戦争に勝つためには、国民党と中共軍の「国共合作」しかない。その戦略に反対する蒋介石総統を奪取監禁せよ。周恩来ら合作派が密かに練った危険極まるこの作戦の実行者に、上海在住の日本人・紅真吾が選ばれた! 近代史の事実経過に即しつつ、名作『黄土の奔流』の不死身の主人公を配して描く、傑作長編冒険小説。国共合作作戦の陰に蘇った男のロマン!
公開日: 2020/10/16
冒険
ライトノベル
 
莫大な財宝探しに命を賭ける美女と男たち。密林での凄絶なサバイバル・ゲームの勝者は? ――第二次大戦の終了まぎわ、日本軍によって、マレーシアの奥地に秘匿された時価数百億円の財宝探しが計画された。チームのメンバーに、美貌の女・須賀涼子、ボディガード役に元情報工作員で射撃の名手・原卓二、そして謎の現地組織。恋と欲望の修羅場の勝者は誰か? 著者渾身の長編冒険ハードボイルド。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
家出していた兄ちゃんが「女」になって帰ってきた! 講談社児童文学新人賞受賞作『非・バランス』につづく第2弾――有名中学に合格して、響(ひびき)の人生はうまくいっているはずだった。でも、このごろ何をする気も起きない。そんなときふしぎなメロディーが、すっと心に流れ込んできた。そして、家出をしていた兄ちゃんが、「女」になって帰ってきた! 親子、兄弟、友達……みんながギクシャク。この世は不協和音でいっぱいだ!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
尊皇攘夷、公武合体、権謀術数が渦巻く激動の幕末の文久2年、土佐の山奥の若き庄屋・吉村虎太郎は、脱藩を敢行。翌年8月、「天誅組」を組織、挙兵。その秋、激烈なる死を遂げた。草莽の志士たちへの著者の深い共感が、歴史に埋もれた「もう一つの転換期のエネルギー」を鮮やかに捉える。史料の博渉、明晰なる解読で、維新の先駆者の真実を追跡。「物語体」も一部駆使した、創見溢れる「史伝体歴史小説」。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
ロボット博士のかたやぶり発想法の第2弾。ワニやヘビを二輪車、トリを三輪車にたとえるなら、人間は千輪車である。千輪の車――人間の大脳には油がまわりにくく、注油のためには逆転の発想が必要である。みずからその無限の可能性をひき出して、創造性豊かな人生にするには、どんな日常的姿勢が必要か。大脳への注油法を語る!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
思わずビックリ。これが女子アナのホンネです――恋愛、仕事、ひとり暮らし。女の悩みは、あれこれ揺れる。これってふつうでしょ!? ああ、でも私は「女子アナ」、世間のイメージにもいろいろあって……。うーん、やっぱりこの際、思うこと全部書いちゃいます。ラジオでおなじみ、ミズタニが本音で綴る、読み始めてニヤリ、読み終わってドキリの軽妙エッセイ。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
言い訳しながら様々な方法で心のスキ間をうめようとする世間の人たち……。もう「コレ」なしじゃ、生きていけない! ――いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
なぜ「ギャル」の文化が、社会を支配し始めたのか? 今日の不可思議な現象を解明する、待望のギャル論! ――ギャルとは1980年代の日本に登場した、経済至上主義を原点とし、自己の容姿を武器に都市に跋扈する、非社会性と幼児性をあわせもった、蠱惑的な若い女性である。同時に、それに象徴される行動様式および時代思想である。「変体少女文字世代」が社会人に成長して「ギャル」になったとスッキリ解明。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
大人たちよ、ちょっとおかしくないか!? ――学校、家庭、結婚、老人……とにかく問題が山積みのニッポン。絵本作家の著者は思った。「大人たちよ、どこか、おかしくはないか!?」……そして、子どもにとって大人は「有罪」であるという結論に! 「困ったことがあったら、いつでも言いなさい」なんて言われても困るよ! などなど、あくまで明るくモノ申します!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
美しい女性(ひと)が美しい人生を送るとは限らない。ヴィヴィアン・リー、イングリッド・バーグマン、マリリン・モンロー、グレイス・ケリー、シンプソン夫人、フランソワーズ・サガン、ココ・シャネル、エディット・ピアフなど、15人の美女たちの愛と哀しみに彩られた生のドラマを華麗な筆でつづる。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
人生の知恵は、古典に学べ! 脱・煩悩の処方箋。浮世の悩みは尽きぬもの、だからこの世は面白い! ーー古典なんて退屈? 難しい? 答えはNO! あの「蜻蛉(かげろう)日記」も「風姿花伝」も、目からウロコの面白さ。さらに、家事・マナー大全の「女重宝記」、大江戸ナンパタウンガイドの「紫の一本(ひともと)」、坊さんマニュアルの「典座(てんぞ)教訓」などを著者が楽しく語る名エッセイ。浮世のお悩み、この1冊がすべて引き受けます!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
「愛してるんよ。あんたはトクベチュな人よ」――40代半ばの独身中年作家が、ふと遊びに出かけたソープランドで出会った、天使のような明るい韓国人女性。作家は、彼女の舌足らずのしゃべり方や、全身で愛情を表現してためらうことのない一途な性格に魅せられていく。現代では稀有な「純愛」を描いて、熱い共感を呼ぶ大人のための「名昨」恋愛小説。ひたむきで純朴な女性とのめくるめく恋の熱い日々!
公開日: 2020/10/16
恋愛
ライトノベル
 
高杉晋作の用心棒は天下無敵のガンマン! 動乱の幕末を生きた男たちの夢と情熱――幕末に日本を脱出した天涯孤独の男・捨(すて)は、船上で高杉晋作と奇しき出会いを持つ。動乱の上海に着くと、米国からの流れ者ガンマンに弟子入り、手練の早業を身につける。はたして、彼の目的は何か? 風雲急を告げる幕末の日本と上海を舞台に、無敵不屈の用心棒が送った波乱数奇の生涯を描く、傑作時代小説。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
「心きれい」なんて言わないで! 『非・バランス』の著者が描く「友だちって何?」――もし私だったら、そんなふうに生き残りたくないと深澄(みすみ)は思う。自分からまっすぐに矢のように落ちていく……。小さいときから「仕事ニンゲン」の両親に自立を強いられて育ち、15歳になった深澄。お嬢様学校になじめず、いつも不機嫌な毎日を送っていたが、ある日、街はずれの崖の上で不思議な異国の少女に出会う。友だちになろうとする二人の前に、お金、親子、学校、仕事……大人たちの世界が冷たく立ちはだかる。◎「自分は、やっぱりひ弱なんだろうなと、ちょっと恥ずかしい。でも、ひ弱な人間も、生きていかなくちゃいけない。だからこそ、もう少し重なりたい。もうちょっとだけ、つながりたい。」<あとがきより>
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
不可思議な魅力に満ちた大人の童話――ヨーロッパに広く流していたお噺(はなし)のなかから、表題作をはじめ「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨン」などを、著者・ペローの文学観で編みなおした「昔話集」は、当時の社会に大きな影響を与え、現在も読みつがれている。本書はドレの画とともに、散文8編だけでなく韻文3編も加えて、そのすべてを紹介。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
みんなが奇体なエネルギイに充ちていた。いつでも走ろうとし、走ってはころんでいた。編集者を経て作家に、「EQMM」誌創刊の頃より激動のミステリー戦国時代の裏も表も知り尽くした筆者ならではのエピソードがいっぱい。推理小説ファン必読、実名表記による、疾風怒涛のミステリー・グラフィティ。戦後ミステリー界の騎手たちの裏面史を描いた傑作小説。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
論語をダシに奇人変人作家仲間を独特の文章でつづる名随筆――二千数百年前の中国の古典『論語』。余りにも有名であるけれど、きちんと読んだ人は、どのくらいいるだろう。ならば、孔子にならい、我流の読み方をしてみようと、阿川弘之が、悪友・遠藤周作、三浦朱門、吉行淳之介、北杜夫らとの珍談奇行の交友録をまじえて、世相風俗万般をにがりのきいた独特のユーモアでつづった快エッセイ。論語を知らない人も、ちょっと論語を楽しめる1冊。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
ファントム戦士・矢沢高雄の最後の大激闘! ――世界一騒乱の絶えないベイルートに姿を現わした日本人戦士・矢沢高雄と、唯一人生き残っていた戦友ジェリー・キーズの前に、一人の美女が! だがその裏に、主導権争いを巡って麻のごとく乱れるイスラム世界の闇のボスの巨大な陰謀が待っていた。今は亡き闘魂の作家による壮大なファントム戦士伝説・最終巻。戦士伝説、最終最高のクライマックスへ! <全10巻>
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
「ならず者18号」に科せられた刑罰としての旅。道に迷った「奇跡の犬」の壮大な冒険。生涯、孤高の旅人として生きた伝説の「試食の人」――。ユーモアとサービス精神に溢れた旅を巡る48のショートショート集。単行本未収録作品のほか、本文イラスト・長崎訓子の描きおろしストーリーや、いしいしんじの特別寄稿も収録。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
夏休みの自由研究のテーマを「瀬戸内の電車」にしたKTT。雄太も加わり四人で旅へ出発! 上田の立てたプランに沿って、まずは新大阪駅から山陽新幹線に乗ることにしたが、ケチの上田にしてはめずらしく指定席をとっていた。その理由は……? 倉敷から観光列車に乗りこんだ一行は、自転車趣味の女の子・陽菜と仲よくなり、瀬戸内ならではのスポットを巡りつつ、今までにない旅に出ることに!
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
ゆるゆる・和気藹々・のんびり楽しいグループ旅行のつもりで屋久島を訪れたモリエト一行。ところが、待っていたのは九州最高峰への登山だった! 急勾配に泣き、杉に癒され、脳内麻薬でハイになる。初心者チームが挑むいきあたりばったりトレッキングと、海外でキレた瞬間や忘れられない味など、世界中を巡って出会ったエピソード14本の詰め合わせ。旅気分満載のエッセイ集。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
水俣病から新型コロナウイルスまで…。近代資本主義社会の限界と災禍の時代によみがえる世界的文学者の思想! 水俣病犠牲者たちの苦悶、心象風景と医療カルテなどの記録を織りなして描いた、石牟礼道子の『苦海浄土 わが水俣病』は類例のない作品として、かつて日本社会に深い衝撃を与えた。だが、『苦海浄土』をはじめとする石牟礼文学の本質は告発だけではない。そこには江戸以前に連なる豊饒な世界と近代から現代に至る文明の病をも射程に入れた世界が広がる。経済原理優先で犠牲を無視し、人間と郷土を踏みにじる公害、災害。それは国策に伴い繰り返される悲劇である。新型コロナウイルスの蔓延が状況を悪化させる中、石牟礼本人との対談、考察を通し世界的文学者の思想に迫る、評伝的文明批評。今は亡き文学者に著者は問い、考える。「石牟礼道子ならどう書いたであろう」と。
公開日: 2020/10/16
ライトノベル
 
街はその後も降り続く雪で、すっかり白く暑くおおわれていた――都会の片隅で生きる人々の切なく苦味に満ちた人生。その一瞬の輝きをスリリングに描く13篇、渾身の人間ドラマ。
公開日: 2020/10/16
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