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ライトノベル・小説

米資本の大手銀行「ホライズン・ステート・バンク」は、死亡寸前の邦銀「かみかぜ銀行」をタダ同然で買いたたき、42人の占領スタッフを東京へ派遣した。リストラで収益率を上げ、株価を高め、最終的には日本の個人金融資産をごっそりアメリカ本国へかっさらう!ところが、責任者マービン・バトラーの前に、日本でも特に不可解な人種「銀行マン」が鈍重に立ちはだかる。保身、根回し、なあなあ主義との、果てしない消耗戦が、いま始まった。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
一心の口から語られる驚くべき過去に、晴香は涙する──中学教師の高岸明美は、他人を寄せ付けず、寂しげな目で教室にたたずむ1人の少年のことが気になっていた。彼の名は斉藤八雲。‘幽霊が見える’と噂され、クラスメートから疎まれる孤独な少年を、明美は必死に理解しようとするが……迫りくる恐るべき事件の影、その先に待ち受ける最大の悲劇、その時八雲は!? 謎に包まれた過去が明らかになる、衝撃の八雲少年時代編!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
殻を破りなさい。ジーン(遺伝子)の声に導かれ地上に生まれた私。たった1羽の渡り鳥として未知への旅が始まった。2本足(人間)の襲来、餌の調達、熱い恋心、交尾と共食い、卵の心配、そしてジーンとの別れ、即ち死――(「ジーンとともに」)。ほかに「主人公のいない場所」「渡鶴詩」「雀遺文」「アズマヤの情事」。野鳥愛好家として知られる著者が鳥と人間を同位置で観察し、生きものの心と体のありようを鋭敏に、ユーモラスに描き出した新機軸の傑作小説集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
いつも穏やかで幸せな心でいられる、とっておきの方法。それが「慈悲の心を育てる」ことです。この世のすべてが自分とつながっていると理解できれば、怒りも欲も苦しみも心にわいてくることはありません。ブッダの言葉にいちばん近い経典と言われる「法句経」を、スマナサーラ長老が現代の私たちが理解しやすいような言葉になおして教えてくれます。心がほっとしてじんわり温かくなる、そんな優しい一冊です。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
根拠のない不安感、急に襲う落ち込み……。心の患いから脱出しようと努力をするが、全然気分は晴れてくれない。心という不思議をとらえ、「ポスト癒し時代」を晴れやかに生きるヒントを綴った異色エッセイ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
小学校の「通信簿」がオール5だったヤツが大人になったら「人事査定」で評価E――。いったい人事考課とはなんだ? 職務希望書の書き方から貢献度の見せ方、上司別対処の裏ワザ、外資系企業の人事対策。はたまた派閥、学閥、社内競争まで……。人事評価特Aを10年間もキープした元・エリート銀行マンによる究極の「はみ出し流」世渡りエッセイの決定版。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
季節もののおいしさに知る口の福。仲秋名月にこめた祈り。気になる秋の抜け毛。五十五年後の級友の消息。秘境への旅の感動―。移りゆく四季を背景に、日々の心の機微を描いた珠玉随想の数々。加えて、人生最大のイベントとなった豪華客船搭乗や引越しなど、稀な体験の数々。創作の現場から、日常生活まで国民的作家の素顔に出会える待望の一冊。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
人の一生のなかには、三つの転機がある。まず十七、八歳のとき、友だちの感化で悪くなる。次は、三十歳、ものごとに慢心して、老巧のものを馬鹿にする心に注意。最後は、四十歳、過去ばかりふりかえって将来を見なくなる。この三転機に注意せよ、と説いた徳川家康の生涯を、青少年向きに書きおろした伝記文学の白眉。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
正解の結婚しかしたくないからまだ結婚しない、などと思っていませんか? 同じ結婚でも男と女ではまるで意味が違うもの。恋愛と人生の達人である二人が夫と妻の立場から語る究極の結婚エッセイ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
行内派閥抗争、顧客データ流出事件、女子更衣室まで検査する‘特検’の実態からイケイケ女子行員、変態行員の話まで……。大手銀行勤務の「人事評価特A」のエリート行員が暴露した超過激な内部告発と左遷日記。日本的経営に共通してある問題点を批評した激辛エッセイ。「左遷」の恐怖がわかる一冊。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
大学受験に失敗し、沈んだ気持で入ったスナックで、良介は‘女’のかすかな悲鳴を聞いた。このことが、不思議な世界に迷いこむきっかけだった。数日後、直径5cmほどの金属の円筒が突然、彼に送られてきた。これが、なんとタイム・マシンだったのだ。――マシンによって救い出した‘女’は、未来からやって来た時間監視局員だった。そして、次に二人がテレポートしたのは幕末の京都。坂本竜馬暗殺の夜だった……。奇妙な世界に巻き込まれた良介が活躍する長編青春SF。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
たった一枚の古ぼけた写真が、この大騒動の発端だった――。僕は失業して故郷へ帰っていたが、納戸で見つけた100年前の曾祖父の写真を見て驚いてしまった。こともあろうに「新幹線」が写っている!これが刺激になって、僕は我が家の持ち山の通称「神隠しの山」の麓にある洞窟に入ってみた。洞窟のあちら側では、100年前に僕の家で謀議がこらされていた。ちょんまげを結った侍姿の壮漢たちに見つかったので、あわてて洞窟を抜け逃げ帰ってきたが、村じゅう驚天動地の大騒ぎ。早速、新聞社の音頭取りで学者をまじえて「調査隊」があちら側を調べることになったが……。傑作痛快短編全12作。小松左京と山上たつひこの意外なつながりを明かした書き下ろし解説も収録。
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
SF
ライトノベル
 
平凡な毎日を送っていた美穂は、社長令嬢の令子に誘われて軽井沢の山荘へと遊びに出かけた。同日、二人の青年が、その山荘近くの別荘に泥棒に入る。留守宅を狙ったはずが運悪く人が残っていたため、彼らは殺人を犯して山荘へ逃げ込んでくる。人質となった美穂と令子、管理人の老夫婦は、恐怖におののいたまま、夜を明かす。突然の異常事態の中で、六人が迎えた思いがけない結末は……!? 息をもつかせぬ迫真のタッチで男女の愛憎を描いた、傑作サスペンス長編!!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
スポーツの世界を旅しはじめると、その面白さに惹かれて深入りしてしまう。季節でいえば真夏日にも似た、ヒロイックな日日を送っているスポーツマンたちとともに、同じ季節感の中で生きている自分がいる。一瞬の夏の煌きを綴った珠玉のスポーツ・ノンフィクション集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
夫婦には会話が成立しないのだ。何か言いかけると、センテンスは意味をもたないまま立ち消えていく。――わたしは退屈のあまり泣いている、夫もまた……。(「欠伸」) すれ違い、誤解、傷つけあい、絶望、それなのになお、何かを期待し、求めつづけてお互いにひかれあう男と女の不思議。ソフトタッチで描く孤独な都会のショート・ラブ・ストーリー31編を収録。彼と彼女、夫と妻、僕と君、あなたとわたしのそばにいるすべての男女に贈ります。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「ねえ金持ってる?」――別れた男からのしつこい電話。あたしはかまってないのに、今の彼はあたしが誘ってると思ってる。どうして信じてくれないの? あたしにとって今、大切なのは彼だけなのに。憧れの彼と同じように仕事がしたい。結婚しても仕事よ、なんて声を大にして言いたくないけれど、子供っぽい男は迷惑なだけ。愛してる振りして足を引っぱってくる。嘘つきで調子の良い男と、誠実だけどしつこい男、そして……。出会いと別れにゆれる女性の日常をリアルに描いた長篇小説。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
人間、誰がいちばん強いかって? そりゃ、「カネ」を沢山持っているヤツさ――。企業の倒産は日常茶飯事の世の中。残高不足からはじまって、トンズラ、融手、捜査令状……。行きつくとこは、「カネ」を求めて街金、ヤクザ金融、銀行員の崖っぷちの大バトルが始まる!これはホントに地獄絵図……。いったい、誰がいちばん‘得’をするのか? 我が身にせまる、これぞ銀行小説の決定版!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
結局男は短い寿命でも幸せに死ねるように出来てるんだよ――。浮気を知っても別れようとはせず、僕をなじりつづける妻。離れたいのに、なぜか深くなる恋人・萌実。新しく結ばれた優しい摩夕。そして何よりも大切な娘・橘花。女たちの間を彷徨う僕は、なぜみんなが僕の好きにさせてくれないのかわからない。身勝手な男の視点から、不安定な日常と家庭生活、恋愛、性の不条理を鮮やかに切り取り、現代の男女をリアルに描く。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
女性を暴行し自殺に追いやり、故郷南紀を飛び出した中西明は、両親の遺骨を抱いて十年ぶりに帰郷した。中西を迎えたのは、墓石や駅の伝言板に書かれた不気味な脅迫文と知人の怪死であった。そして、現地で逢う予定の婚約者も寝台特急「紀伊」から忽然と姿を消した。中西の帰郷が動かす黒い影…。十津川の指示のもと亀井が暴く意外な真相とは。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
一族の誰もが欲しがる家宝の水差し。その相続を巡って、結婚や離婚、恋や駆け引きなど様々な思惑が複雑に交錯する。やがて水差しの魔力は一同をとんでもない事件へと導くが……モンゴメリ円熟期の傑作。
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
海外
ライトノベル
 
ごく近い将来の日本。金融システムの崩壊と経済恐慌と財政破綻があった。打ちのめされた貧しい階層、社会的弱者、出稼ぎ外国人、市場競争の敗北者の群が路上に放り出された。海の向こうでも悪夢が現実のものとなる。中国の中央政権が倒されて、各軍管区が覇を競い、二自治区が独立を宣言。またほぼ同時期に、ロシアではサハリン油田の冨を背景に極東シベリア共和国が誕生し、一気に大動乱の時代が到来した。戦禍に苦しむ大陸の民が、日本を平和で裕福な社会と見なして海を越え始めた。国軍は領海に入った難民の船をつぎつぎと撃沈した。それでも大量の難民が砲火をかいくぐって沿岸に漂着した。食糧暴動が頻発して治安の悪化は極限に達した。応化二年二月十一日未明、<救国>をかかげる佐官グループが第一空挺団と第三十二普通科連隊を率いて首都を制圧。それに呼応して、全国の基地で佐官が率いる部隊が将官の拘束を試みた。小戦闘、処刑、新しい司令官の擁立があった。同日正午、首都の反乱軍はTV放送とインターネットを通じて<救国臨時政府樹立>を宣言。同軍は政府軍と反乱軍に二分した。内戦勃発の春にすべての公立学校は休校となった。そして、両親を亡くした兄妹たちは、手段を選ばず生きていくことを選択した――。内戦下における家族愛、絆、人種問題、戦争と平和、経済と宗教、それぞれが孕む矛盾――。混沌の中を生き抜いていく少年少女の、裸者からの一大成長譚。今は亡き作家がゆるやかに破滅へと向かう世界と日本を予言した衝撃の大問題作が合本版になって登場。*本書は『裸者と裸者』上下、『愚者と愚者』上下、『覇者と覇者 歓喜、慙愧、紙吹雪』の5冊を合わせた合本版です。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
瀕死の子犬を偶然拾った深雪は、「忘れ雪に願いをかければ必ず叶う」という祖母の教えを信じて、子犬の回復を願った。そこへ獣医を目指す桜木が通りかかり子犬を治してしまった。忘れ雪の力は本当だったのだ! 不思議な力に導かれて出会ったふたりは、次第に惹かれあってゆく。やがて別れの時を迎えた深雪と桜木は‘7年後の同じ時間、同じ場所’での再会を約束するが……。愛しているのにすれ違うふたりの、美しくも儚い純愛物語。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
天井から垂れ下がった糸をつたって、乳色の液体がしたたり落ち、眠っている美女の唇に吸い込まれていった。すると信じられないような現象が起きた。女の美しい顔が、みるみるうちに皺だらけの老婆の顔に変貌したのだ! 乱れ切った世の中を糺そうとする気鋭の江戸町奉行鳥居耀蔵のもとで、市中を取締まる若き伊賀忍者箒天四郎は、ブラックリストの人物を得意の忍法で容赦なく懲らしめていった。だが一方には、彼の仕事を邪魔するヒューマニストの忍者塵ノ辻空也の存在が……。世直しで対立する二人の若い忍者の闘いを描いた力作忍法帖。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
秀吉の死去により、世はふたたび戦乱の暗雲に覆われる。丹波大介は、信義を失い、生き残るため、かつての主にすら刃を向ける甲賀忍者に見切りをつけ、己の信ずる者のためだけに闘うことを心に誓う。伊賀のみならず、甲賀すらも敵にまわす孤独な闘いの日々。時あたかも関ケ原の決戦前夜。大介は石田三成、真田昌幸・幸村父子に己の命運を賭けて家康暗殺を決意するが……。‘忍者の戦国史’として永く読み継がれる傑作時代長編。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
第二次大戦中、空爆を行った米軍搭乗員の処刑を命令した容疑で、B級戦犯として起訴された東海軍司令官・岡田資中将は、軍事法廷で戦う決意をする。米軍の残虐な無差別爆撃を立証し、部下の命を救い、東海軍の最後の名誉を守るために。司令官として、たった一人で戦い抜いて死んだ岡田中将の最後の記録。『レイテ戦記』を書き終え、戦争の総体を知った大岡昇平が、地道な取材を経て書き上げた渾身の裁判ノンフィクション。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
いったい自分は何をやりたいのだろう。何をやったら退屈しないでいられるのだろうか。私の20代は葛藤だらけだった――。「就職ジャーナル」「とらばーゆ」編集長を歴任、のちにiモード開発の立て役者となった著者にも、こんな時代があった! 就職難時代の仕事選びから、現場で出会った数々の試練、そして雑誌一冊を任されるまで。ビジネスの第一線で活躍を続ける著者が、心の揺れをありのままに綴り、頼れるセンパイとなってその対処法を見つめた、仕事エッセイ集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
学生時代。それはバイトの時代である! 若さがホトバシって、お金が足りなくなって、しゃかりきに勤労にいそしんじゃう日々なのだ。製本工場で巨大カッターにおののき、肉まんの点つけ作業に発狂しそうになり、配達するはずのエロ本にどうにもときめいてしまう。安い時給に騙され、泣いた、嗚呼、青春のバイト生活。誰もが思わず膝を打つ、はらだ印のはたらくエッセイ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「にんじん」――ルピック夫人は末の男の子をそう呼ぶ。髪の毛は赤く、顔はそばかすだらけだから。にんじんは、部屋の片隅にうずくまりながら、家族のために役立つ機会を待ちぶせしている。が、母親の口汚いののしりと邪険な態度が、そんな彼の気持ちを打ち砕く――。愛に飢え、愛を求めながら、母親のあまりの反応のなさに悩み傷つく少年の姿を生き生きと描き、読者の感涙を誘う不朽の名作!
公開日: 2016/05/20
KADOKAWA
海外
ライトノベル
 
突然死んだクラスメイトの遺品には、僕の名前が刻まれていた。それをきっかけに僕は、すべての記憶がひどく曖昧なことに気づき、やがて殺人が――森博嗣の真髄に溢れた傑作ミステリィ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
東京駅の地下道――そこで、岡島中彦は偶然、朋子と出逢った。八年、そう八年ぶりに再会した〈おとこ〉と〈おんな〉。それは同時に二人にとって〈ぬり絵の旅〉の再開でもあった……。白地図をぬりつぶしていく旅、その旅の終着点に二人が見つけたものは、いったい何だったのか? 旅路の中でくりひろげられる、甘くせつない、大人の恋模様を描いた、書き下ろし、恋愛物語〈ラヴストーリー〉。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
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