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ライトノベル・小説

現実を超現実(幻想)の世界に解放していくのがファンタジー 緑色の苔におおわれ、人も建物も風化していく新宿……その緑の世界を闊歩するヒッピーたちの姿を通して、自由な魂を謳いあげる表題作ほか、子供の姿をした作者が内側から子供たちの世界を描き、おとなたちの失われた故郷をかたる「子供の情景」、見すてられた草原となった東京の街にSLを走らせるため生命をかけるひとりの老人と少年たちを描いた「機関車、草原に」など、独自のファンタジーを追い求める著者が、内部に結晶するイメージを、ひとつひとつつまみあげ、小さく繊細な、しかしじゅうぶんに堅固な宇宙を創造していく傑作SF短篇集。●河野典生(こうの・てんせい)1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める刑事の執念! 娘が記憶障害!? 自宅で娘が襲われ、一命は取りとめたものの、記憶がなくなってしまう。しかも、なぜか警官の制服も、一緒に盗まれてしまう。どうして自分の娘が? そして、犯人の目的は? 警視庁中野警察署地域課の司大介警部補は、その理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める。浮かび上がる犯人の一人が、死体で発見される。さらに、もう一人の犯人も、同じ手口で殺されて…。復讐の鬼と化した司の追跡劇を描く、長篇サスペンス小説。●龍一京(りゅう・いっきょう)1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
妖異の原因も不明ならば、意味すら見当たらない……けれども……『あそこだけは、ヤバイんだ。業界では有名でね。あそこだけは、やめておけってね』……その話題にさしかかったとき。それまで明るかった表情が一変し、「ヤバイ」「ヤバイ」という単語が、連呼された。駅員、清掃員、カメラマン、老人、なんの変哲もない、ごく普通の人たちの日常の風景を描きながら、それがジワリジワリと壊れていく。その様をつぶさに記録した、珠玉の怪談集。●さたなきあ雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
あの大長編・架空戦記シリーズ全18巻がまとめて読める! 一九一四年(大正三年)七月、オーストリアとセルビアにて戦争が勃発。ほどなく戦火は、ヨーロッパ全土へ広がり、世界大戦へと拡大した。 三年後、日本も積極的な参戦をすべく歩兵師団をフランスへ派遣し、また巡洋戦艦「金剛」を中心とする援英艦隊を送り込む。今回の参戦には、帝国陸海軍のエリート将校たちに近代戦を実地体験させ、新時代の指導者をつくるという日本軍首脳部の思惑があった。 翌一八年三月、ロシア革命後に誕生したソヴィエト政府と停戦を実現したドイツ軍が攻勢に出る。崩壊した英軍のあとを受けて日本陸軍はよく戦ったが、ついに壊滅的な打撃を被り、戦線離脱を余儀なくされた。一方、海軍もドイツ艦隊を蹴散らすが、「金剛」をUボートに沈められる。 若きエリートたちは、近代戦の恐ろしさをまざまざと知った。 ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記が合本版として登場! 電子版のみの書き下ろし(17巻)を加え、全18巻がまとめて読める!●林 信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。●清谷信一(きよたに・しんいち)1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003?08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著廣済堂)など多数。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
盲導犬を引退したあとも、ずっと家族でいたい せつない別れがあります。 盲導犬が歳を取り、「引退」すると、大好きな大好きなユーザーさんとお別れをしなければなりません。 もしユーザーさんが引退した盲導犬と、最後まで一緒に暮らすことを希望した場合、新しい盲導犬は貸与されません。それは、さまざまな不便さを受け入れることを意味します。たとえば、引退犬とともに、もう電車やバスには乗れなくなります。お店にも入ることはできなくなります。引退犬を引き取るということは、とても覚悟の伴うことなのです。 本書は、盲導犬との生活、そして引退盲導犬を引き取って暮らしていく大変さ、あるいはそこから生まれる喜びを「泣ける」エピソードとしてまとめています。第1章 引退犬と暮らすには 盲導犬もいつかは老いる 引退のお話 田舎の不便さ バルコニーのあるおうちで 11回目のバースデー 引っ越しの日 新居での生活第2章 カンちゃんとの出会い 訓練所を見学 ご対面 我が家にきた日 訓練師さんとの再会 カンちゃん大都会へ行く 風と音の地図 盲導犬はかわいそう? 犬恐怖症第3章 日々の暮らし 朝のセレモニー お昼のセレモニー 夜のセレモニー カンちゃんの好きな場所 カンちゃんの洋服 お出かけしたいカンちゃん カミナリは大嫌い 行方不明 カンちゃんのやきもち第4章 旅が好きなわけ 旅は五感で楽しむもの はじめての旅 犯人は誰だ? カンちゃんの初フライト 夢の王国 オーストラリアとカンタス航空第5章 盲導犬を卒業する日 はじめから決めていた カンちゃんの卒業式 リードでお散歩デビュー お留守番 みんなでお散歩 掃除機あそび バルコニーの壁の窓第6章 もしも願いが叶うなら カンちゃんの胃 検査の予約 心臓病 しあわせについて 天との契約 15回目の誕生日●田中真由美(たなか・まゆみ)1968年、兵庫県姫路市生まれ。9歳のときに、スティーブンスジョンソン症候群を発症。14歳で、地元中学校から兵庫県立淡路盲学校に転入し、夫の保と出会う。15歳に上京し、21歳で筑波大学附属盲学校卒業。東部百貨店池袋店にて、ヘルスキーパーとして勤務。2年後帰郷し、兵庫県宍粟市で保と結婚。その後、夫のパートナー盲導犬カンタスを家族に迎える。現在、兵庫県姫路市の「カンタス治療院」で鍼灸マッサージ師、アロマセラピスト、クレイセラピストとして従事している。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
原発はどこで始まったのか? GHQがつくった戦後ニッポンと「過ち」 戦後ニッポンを構成してきたのは、合理主義、個人主義そして生命至上主義だったはずだ。3・11によって、それらが儚いものだと気づかされた。 人間は欲望の塊だ。3・11の原発事故で、人間とくに組織の欲望が露呈した。政府、東電の傲慢、出来もしないことを出来ているように見せる欺瞞、そして都合の悪いことを隠蔽する姿勢など、見てはならないものを見てしまった。欲望は、進歩にもつながる源泉でもあるが、行き過ぎたら自然の怒りに触れることもある。 ぼくたちはどこで道を間違ってしまったのか。 原発とはいったい何だったのだろうか。いったい誰が日本に持ち込んで、なぜ今までブレーキがかからずここまで来てしまったのだろうか。あれだけ悲惨な事故を起こし、そして現在でも収束していないにもかかわらず、なぜ過ちを認めて方向転換しないのか。 政治家、官僚、マスコミ、学者、原子力ムラ、そして常に日本がお手本としてきた同盟国アメリカの思惑…。 その謎を解くためには、「原発の成り立ち」から「原発をやめられない社会」に至った歴史を学ばなければいけない。第1章 原発との正しい別れ方第2章 戦後ニッポンをつくったGHQ第3章 もうひとつの戦後史・裏戦後史第4章 なぜ原発をやめられないのか●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
家族が恋しくなる、ホームレスにまつわる実話エピソード集 深刻な金融危機を発端とした企業のリストラ・派遣切りの結果、失業者が増加し、ホームレスの数は急増しています。彼らは、その経緯だけでなく、現在の生活、置き去りにした家族などさまざまな悲しい事情をかかえています。 本書では、著者がホームレスに密着取材。ともに生活し、真摯に話を聞き、彼らを通じて人の生き方・家族愛について見つめ直す人間ドラマをまとめています。第1章 家族 許してくれた家族たち 最期に伝わった隣人の想い 犬に救われた2つの命 魔がさしてしまった瞬間 世界でいちばん小さい結婚式 車上でつき続けた無限の嘘 逃げた自分に対する後悔 父に逆らい続けて 果たして、30年ぶりの帰宅第2章 仲間 上野の歴史と共に生きる 不幸の連鎖 脳溢血で潰えた夢 寒波に消えた小さな炎 若き野宿者の気付き 安らかに眠れる場所第3章 他人 悩める若人の人生相談 ホストの行く末 見かけによらない若者たち したたかで強い目を持つ人 暴力の代償 DVに耐えかねて 山谷で救われた日●村田らむ(むらた・らむ)1972年生まれ。愛知県名古屋市出身。イラストレーター、ライターとしてさまざまな雑誌で活躍する。サブカルチャーやアンダーグラウンド、犯罪などに関する記事を扱うことが多い。特に10年以上続け、もはやライフワークとも言えるホームレスに関するルポは評価が高い。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
「日本軍は負けた。生きて国へ戻るため、君たちは、看護婦に化けなさい」 太平洋戦争末期、南方艦隊司令部に従軍していた女性タイピストたち。戦地・インドネシアで終戦を迎えた彼女らは、「人身保護」のため看護婦に転身。密かに日本への復員を待ち続ける…。 知られざる歴史がついに明かされる、感動のノンフィクション作品。 本書は、数奇な運命をたどり、戦地をくぐり抜け、青春時代を送った二人の女性の物語である。第5章 バリクパパンでの生活第6章 敗戦の序曲第7章 ポツダム宣言第8章 ポツダム看護婦への転身第9章 囚われの地・プジョン第10章 帰国への途第11章 久しぶりに見た日本●村上和巳(むらかみ・かずみ)1969年、宮城県生まれ。中央大理工学部卒。医療専門紙記者を経て、現在は国際紛争、安全保障、医療・科学技術などを取材するフリージャーナリスト。著書に『化学兵器の全貌』(三修社)、『大地震で壊れる町、壊れない町』(宝島社)、共著に『戦友が死体となる瞬間 戦場ジャーナリスト達が見た紛争地』(三修社)、『タリバン戦争の謎』(祥伝社)など。最近は東日本大震災に専念。震災関連共著『3.11絆のメッセージ』(東京書店)、『風化する光と影 東日本大震災特別レポート』(マイウェイ出版)。国際ジャーナリスト連盟(IFJ)2012 JAPAN AWARD 東日本大震災部門奨励賞受賞。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
世界で2000試合無敗の伝説を持ち、グレイシー柔術の祖となった日本人 遠く明治時代、アメリカを振り出しにヨーロッパ、中南米と、世界各地を放浪しながら異種格闘技戦を繰り返し、二千試合無敗の戦績を残した柔術家がいた。 コンデ・コマ=前田光世。グレイシー柔術の祖となった日本人の青春を描く。小学館ノンフィクション大賞優秀賞作品。●神山典士(こうやま・のりお)1960年埼玉県生まれ。信州大学人文学部卒業。ノンフィクション作家。主な著書に、第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『ライオンの夢 コンデ・コマ=前田光世伝』(小学館)、『ひとりだちへの旅』(筑摩書房)、『「日本人」はどこにいる?異文化に生きる武士道のこころ』(メディア・ファクトリー)、『アウトロー』(情報センター出版局)など。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
家族が恋しくなる、病院にまつわる実話エピソード集 病院というところでは、毎日多くの人が亡くなります。 最愛の家族との最期のお別れの時、人はどんな涙を流したのでしょうか。幼い命を助けられなかった時、医療関係者はその衝撃をどのように受け止めるのでしょうか。 本書では、その瞬間瞬間に立ち会ってきた現役のナースが、「家族愛」「人の温もり」が感じられる人間ドラマを1冊にまとめています。第1章 小児科 「ありがとう」と「ごめんなさい」 愛せなかったわが子へ お兄ちゃんだから 奇跡を願う気持ち第2章 産婦人科 生死を賭けた出産 最後のプリン 女であること 笑顔を見せない患者さん 母のぬくもり第3章 一般病棟(外科) 死に向かう手術 生きているよりつらい言葉 夫との約束第4章 一般病棟(内科) 孤独ではない死 介護士の思い出話 音楽セラピー 届けられなかった想い 極道が集まる病院第5章 救急外来 虐待してしまった母親 植物状態のお父さん 絶望からの回復●岡田久美(おかだ・くみ)東京逓信病院高等看護学院卒業。一定の勤務先を持たない、フリーの看護師。勤務先は病院・診療所など、求職時の気分や経験したい診療科目によるため、経験は多岐にわたり、経験勤務先は30件以上。いつでもどこでもどんなところでも勤務できるオールマイティな看護師を目指している。現在、『円まどか』などのペンネームにて、ゲーム(代表作は『白衣性恋愛症候群』『ソルフェージュ』)のシナリオやドラマCDの脚本を書くことを本業に、都内クリニックの非常勤看護師として、二足のわらじで勤務中。
公開日: 2016/04/07
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「震災と密航」は「蛇頭と原発」につながっていく 命と引き換えにしてまで次々と日本へ流れ込む密航者「東京チャイニーズ」。 祖国の村おこし、巨大ビジネスとして……刻々と変化する密航事情。本書では、福建、香港そして新宿・裏歌舞伎町の隅々まで徹底追跡し、闇に潜む蛇頭と不法滞在者たちの真実の姿を解明する。 また、2011年に起きた「3・11東日本大震災」と中国人密航者との関係にも言及。1995年の「阪神淡路大震災」と比較しながら、その闇を深くえぐり出す。 大震災の混乱は、‘手配師’の目には大きなビジネスチャンスに見えていた。 阪神淡路大震災のドサクサに紛れて、機能を失った神戸港から、密航者が多数上陸した。 そして16年後、フクシマの原発事故処理現場には、中国人が潜入しているという噂があった…。 阪神淡路大震災から3・11東日本大震災にいたる16年の日本社会を「出稼ぎ密航者」と「原発ムラ」という「見えない外部」から、日本社会のほんとうの姿を見てみようというのが、本書の趣旨である。第1章 震災と密航者第2章 福建発神戸行き第3章 原発列島第4章 東京チャイナタウン第5章 眠らない街第6章 原発手配師第7章 結婚手配師第8章 原発・地下ビジネス第9章 蛇頭の天国第10章 蛇頭の正体を見る終章 フクシマから日本の荒野が見える●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
発掘! いまも生き続ける細菌部隊の告白調書 1956年、中国撫順で「中華人民共和国人民法院特別軍事法廷」が開かれた。この裁判に先立って取り調べに応じた旧日本軍捕虜のなかに、元731部隊の隊員が数人いた。彼らは、自らの罪状を認め、すべてを告白した。 本書は、元731部隊の隊員たちの赤裸々な告白をもとに、731部隊が置かれた現地をなんども取材し、現存する関係者に証言を得たものである。自らの罪と引き換えに資料を売った一部幹部と違い、罪を悔いた隊員たちの悲痛な証言の数々である。また、電子書籍化にあたっては、多くのカラー写真・資料を追加している。 戦後も生きながらえた元731部隊の医学戦犯たちが、戦後の日本の医学、薬学界に君臨し続けた。世界一の長寿国といわれる日本人の健康は、あの731部隊の人体実験の犠牲者の血によって築かれたものともいえる。 元731部隊幹部たちの戦犯逃れと新たな結託「GHQ血液銀行」の存在が、のちに薬害エイズなどを引き起こす要因のひとつとなった。また731部隊の人体実験の成果が米軍に引き継がれ、新たな細菌兵器「貧者の核兵器」が第三世界に拡散している。 遺伝子工学を応用した究極の生物兵器の開発などにも関与する731部隊は、過去ではなく現代の、そして未来へと引き続かねばならないテーマである。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
第22回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品 第22回大宅壮一ノンフィクション賞受賞の名作が、ついに電子化されました。 エイズ患者の実態を知ろうと、周囲の反対を押し切って、アメリカでホーム・ナース・ボランティアの資格を取得した著者は、やがて一人の黒人女性患者と生活を共にすることになります。 自らの内に潜む病への嫌悪感を乗り越え、患者たちと自然に接することができるようになるまでの苦闘と、そこに芽生えた友情を描いた感動のルポ。 また、本作品を原作として、1992年には佐藤純彌監督により、同タイトルで映画化(東映配給)もされています。●家田荘子(いえだ・しょうこ)作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
中国は、国家として本気で尖閣諸島を獲りにきている! さまざまな行き違いや誤解などがあり、緊迫している中国との関係。この状況で、中国という国家の体質、中国人という気質を知ることは、隣人としてもっとも急がねばならない。 武力衝突や戦争への危惧などの話は「杞憂」に終われば、それでいい。現実になってほしくはない。ただ、災難を、頭を低くして避けるだけが能ではない。中華民族、中華思想をよく知ることで、災難は事前に避けることは出来るのだ。 本書では、中国という国の成り立ち、民族の性格、スパイやサイバーテロの実態、そしてアメリカや日本との関係性までをわかりやすく解説。はたして、「中華思想」の正体とは。そして、強さと脆(もろ)さが同居する中国人の正体とは何だろうか。 長年にわたり中国を取材し続けてきたジャーナリストが書き下ろす渾身の一作! 電子オリジナル作品。序 章 常識が通じない国との戦争第一章 そもそも中華思想とは?第二章 中華思想のルーツを求めたロングマーチ第三章 地政学から地経学へ第四章 不機嫌な中国第五章 ドイツ人は三角、中国人は二極、日本人は円第六章 爆食中国人を、誰が養うのか第七章 膨張・中国の正体を見抜け終 章 危うい隣人●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人 ?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。
公開日: 2016/04/07
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ブルースの街のもうひとつの戦後史、横浜アウトサイド・ストーリー 1996年の暮れ、著者は横浜の繁華街にある雑居ビルで、全身白一色の老女を見る。彼女は「メリーさん」と呼ばれる老街娼で、横浜では伝説的な存在の女性だった。戦後、どこからともなく横浜に現れ、外人専門に身を売っていた。そのような女性はほかにもたくさんいた。でもそうした女性達はどこへ消えたのだろう。彼女達が生んだかもしれない混血児たちは? メリーさんに心惹かれた著者は、1960年代の末、全員混血というキャッチフレーズで売り出した人気GS「ゴールデン・カップス」のメンバー達と会う。そこから根岸外国人墓地という未知の場所へと、不思議な糸に導かれた著者は、墓地にまつわる奇妙な噂を追うことに…。 戦後横浜の鬼っ子(エイリアン)を通して、ブルースの街の光と影を描くノンフィクション。●山崎洋子(やまざき・ようこ)1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
公開日: 2016/04/07
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中国人密航ビジネスのカラクリを暴いた衝撃作! 母国で年収30年分にあたるほどの多額の費用を借金してまで、東京やニューヨークにやってくる中国人密航者。目的はただ一つ、‘出稼ぎ’である。 密航して‘出稼ぎ’をしないと生計が成り立たないほど貧困にあえぐ農村。密航船を用意する中国人マフィア。密航してきたスネーク(密航者)たちに仕事を斡旋する手配師。価格破壊で世界市場を狙う黒幕たち。その陰で、メード・イン・チャイナとメード・イン・チャイナタウンが壮絶な生き残りを賭けて闘う……。 金満ニッポンの甘い蜜に群がり、黄金を夢見てきた「透明な隣人」が堕ちる地獄を描く。 本作品は、チャイナ・マフィアと闇市場を支配する者たちが蠢く抗争街を描いた、渾身のノンフィクションです。 密航者、手配師、華僑の幹部、そして彼らを取り締まるニューヨークの捜査官まで。中国人犯罪を追い続けてきた著者が、執念の密着取材を敢行。貴重な資料写真も多数掲載しています。●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。
公開日: 2016/04/07
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「血の日曜日」はなぜ起きたのか、その時、ぼくらは何を見たか 1989年6月4日、天安門広場に集まった学生たちが虐殺された「天安門事件」。中国共産党にとって大きな汚点となるこの事件は、世界に衝撃を与えた。そして、天安門事件で弾けた‘種’は、東欧へ民主化の風として吹き、ベルリンの壁が崩壊し、ソ連の解体、冷戦終結、そしてアラブの春へと導いて行く。 だが、あなたは、天安門事件のことを、どれだけ理解しているだろうか。いま立ち止まって、「北京の55日」といわれたあの民主化運動を見直すことは、不透明なこれからの社会を読み解く足掛かりになることは間違いない。本書は、胡耀邦元総書記の哀悼のために集まった大衆運動から始まり、終結を意味するトウ小平の鎮圧報道までを追った、衝撃のドキュメントである。●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。
公開日: 2016/04/07
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本書は古今東西の名著・名作をどう読むかといった方法論とぜひ読んでおきたい必読書ガイドが1冊にまとまったものです。速読のしかたや音読・素読の効用、『大菩薩峠』のような大長編を読破するコツなど、「積ん読」本を「読了」本にする方法を手取り足取りご案内します。あわせて著者の読書日記や必読書ベスト100冊の選定など、これを読んだら本を読みたくてたまらなくなること必定!「百聞は‘一読’に如かず」です。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
2004年に制作されたWEBゲーム‘CRIMSON ROOM’は、のべ5億アクセスを得た「怪物ゲーム」だった。 後に「密室脱出ゲーム」と呼ばれるジャンルの先駆けと言われる。 プレイヤーは見知らぬ赤い部屋に閉じ込められていて、そこから脱出するのがミッションである。 この小説作品『クリムゾン・ルーム』は、ゲームの謎解き本ではない。 主人公の「高木敏光」(著者名と一致しているところに虚実の皮膜がある)は、札幌に在籍する『株式会社β』に勤めているクリエイターだが、30代も半ばとなり、制作意欲の枯渇を感じている。その事実を、連夜の深酒やギャンブルで誤魔化す日々である。 違法カジノバーのバーテンダー「マリアンヌ」や、秘密クラブのホステス「桐子」らとの出会いや、交際がある。彼女らはまるで正反対の要素を持つが、それぞれの信念で自立した女性だ。 そんな中、高木は「K」という若い男から一通のメールを受け取る。ひょんなきっかけから、Kと会うことになった高木は、彼の中にある種の若々しい天才を見出す。 高木はKをゴーストライターとして、クリエイティブ界全体への現役復活を目指し、それは成功したかのように見えるが……。 もの作りの歓びと苦しみ。尊敬と嫉妬。盗作と剽窃。偽名と匿名。世代の転換――製作者にとっての悩みは、いつまでたっても永遠のものだ。 本書は‘CRIMSON ROOM’の作り手である著者・高木敏光が、自ら書き起こしたサスペンス小説である。どうか、フィクションの世界で、密室に閉じ込められてみて欲しい。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
【「4回泣ける」と評判!】とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があったその席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるというただし、そこにはめんどくさい……非常にめんどくさいルールがあった1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない3.過去に戻れる席には先客がいるその席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけめんどくさいルールはこれだけではないそれにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる喫茶店の名は、フニクリフニクラあなたなら、これだけのルールを聞かされてそれでも過去に戻りたいと思いますか?この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
「ほんとうに大切なことは、いつも‘旅’のなかにあった」ネイティブ・アメリカンたちが歩んできた聖なる道を知るとき、太古より私たちの体の中を流れてきたネイティブ(地球とつながる)スピリットが目を覚ます。長年にわたってアメリカ先住民族とその精神世界に触れてきた著者が、一人のメディスンマン‘ローリング・サンダー’との出会いから真実を求めはじめ、彼らに共通したものの見方、大地に深く呼応した生き方を、彼ら自身の言葉を交えて体系的に説明していく名作を電子化。(あとがきより)この本の二ページ目に、一つの「部族紋」が型押しに印刷されている。これはローリング・サンダーの紋、シールドマークであると同時に、世界中の「真実を求める者」に与えられたものである。彼はそうした人々のことをサンダー・ピープルと呼んでいた。雷は私たちの国でも古来より「神鳴り」といわれるようにたいへんに霊的なものと認識されるが、これは、私の直感によれば、雷を自分たちのトーテムとする「ほんとうのことを求める一族」が、ここにもかつて遠い過去に(未来に?)いたということを表わしている(中略)この本を、縄文人としてしか私たちが知らないヒトビトの透明で優しい精神と、ルーツを失ってしまったすべての‘日本人’のハートに捧げる。願わくば偉大なる精霊があなたの心に夜明けをもたらさんことを!(ローリング・サンダーからのメッセージ)母なる国がほろびる前にお前の兄弟姉妹たちが滅亡する前にしなければならないことがたくさんある。これは全世界のあらゆる国に共通のことだ。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
「どうしたら幸せになれるんだろう」14歳のわたしはずっとその答えを探していました。ある日、大きなお屋敷に住むおばあちゃんに幸せになる方法をたずねると、「サンタさんが間違えてかなしそうなネズミのぬいぐるみをプレゼントにくれた」と、おばあちゃんが14歳のときの出来事を語りはじめます。幸せのヒントは、かなしみを見つめることに、隠されていたのでした……。誰もが幸せになるために、かなしみを抱えながらみんな生きている……。だからしっかりとかなしみを見つめなければいけない、とおばあちゃんはわたしたちにそっと教えてくれます。そして、おばあちゃんの言葉にはっとしたわたしは、一歩一歩、幸せへの階段を上っていくことになります。おばあちゃんと14歳のわたしと一緒に、幸せとかなしみを見つける旅に出ませんか?誰もが心温まり、やさしい気持ちになれる物語です。*目次より1 幸せになりたくてたまらなくて、でも、どうやったらなれるのかわからなくて。2 おばあちゃんの魔法にかけられてしまった。もう身をまかせるしかない。5 ウサギのぬいぐるみがほしかったのにどうしてネズミのぬいぐるみなの?13 わたしという小さな命のなかにぎゅっと詰まっているもの。14 わたしに幸せになる資格なんてあるのだろうか?20 そしてわたしは、抱きしめることができるようになれた。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
人生とは心の中に道しるべを建てる旅であり、美しい愛の花を咲かせる旅である。国民詩人・坂村真民が遺した幻の随筆集・三部作。四半世紀の時を越え、新装版として、ここに完結。生きることのかなわなかった亡き長女への想い、尊敬してやまない一遍上人の生き様、自身を形成するバックボーンなど。これまで以上に内面に踏み込んだ話の数々は、多くの人や教えに触れながら流れてゆく著者の人生を、ときに悲しく、ときに美しく描き出す。*目次より● もっとも美しかった母● お地蔵さまとわたし● 旅終い● はまゆうの花● つゆくさのつゆが光る時● 印度の石● 足の人● 生きている一遍● こんにち、ただいまに立つ人
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
ある日、目が覚めると蟻に生まれ変わっていた……!?ドイツで200万部突破の抱腹絶倒のエンターテインメント小説。この日、ドイツテレビ賞を勝ち取ったキャスターのキム・ランゲは、まさに人生の絶頂にいた。空から墜ちてきた宇宙ステーションのかけらが彼女を直撃するまでは。自分が多くの悪しきカルマを積んだと「あの世」で告げられたキムは、土の中のトンネルで目を覚まし、たちまちその報いを知る――2本の触角、6本の足、おそろしく大きな下半身。蟻になっていたのだ!ケーキくずをひきずりながらうろつく生活なんてまっぴらごめん。夫の新しい恋人も許せない。とはいえ、蟻のままでは何もできない。方法はただひとつ。善いカルマを集めて、輪廻の階段を駆け上がるだけ……!「人生で起きたことはすべて、君に責任があるのだよ。わたしの役割はただ輪廻だけだ」――ドイツで200万部突破、世界30か国で刊行のベストセラー小説が、ついに邦訳!【主な登場人物】キム・ランゲ……テレビの政治討論番組の人気キャスター。32歳。足の太いのが悩み。夫のアレックスと娘のリリーとの3人家族。夫との仲は冷え切っている。アレックス……キムの夫。33歳。ブラッド・ピット似のイケメン。家庭を顧みず仕事に追われるキムに不満を抱く。リリー……キムとアレックスの一人娘。5歳。ダニエル・コーン……テレビ番組の司会者。ハンサムでセクシー。いつも周りに女性をはべらせている。ニーナ……キムの旧友。キムとはかつてアレックスを奪い合った仲。カサノヴァ……稀代のプレイボーイとして知られた18世紀のイタリア人。死後、蟻に生まれ変わっていた。ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)……転生のたび、キムの前に現れて彼女を導く。
公開日: 2016/04/07
SF
ライトノベル
 
妊娠中のおかあさんに贈る「胎教のための絵本」。妊婦の方々に、やがて生まれてくるわが子との「対話」を、妊娠中から深めていただければという願いを込めて、この絵本は生まれました。いのちの鼓動を感じたときから、「ふれあい」は始まっているのです。【本文より】だいすきなママへ……。ママ、感じる? ボクだよ。はなしかけてよ、やさしいこえで。ママの声をききたいんだ。からだはまだまだちいさいけれどボクのこころはいろんなこと、もうわかるんだよ。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
1960年、復帰前の沖縄に渡って全土に健康運動を広めて以来、「食の大切さ」や「日本の素晴らしさ」を長年伝えつづけてきた東城百合子さん。とくに、78年に出版された著書『家庭でできる自然療法』は、一般書店に流通されていないにもかかわらず、75万人の方々に愛読されて、現在でもロングセラーとなっています。そのような著者が自らの体験を柱に、今いちばん伝えたい思いを綴った本書は、単行本としてはじつに15年ぶりとなる書き下ろし。子どもを持つ父親や母親だけでなく、これからの日本を担う人たちにもぜひ読んでいただきたい、力強く生きるための道しるべとなる一冊です。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
「周りになじめない」「大勢の中でなんだか居心地が悪い」そんな思いを抱きながら他人に対して、どこか冷めた目で見ていることはありませんか。人と人とのつながりが希薄になってきた現代において、それは決して珍しいことではありません。むしろ私たちの「本質」を表しているともいえるのです。そんな現代人の本質を、じつに100年以上前から指摘していた人物がいるのをご存じでしょうか。それがオスカー・ワイルドです。中産階級出身、同性愛者、外国人というハンディを背負いながらも、保守的な風潮が色濃く残る19世紀末の英国ヴィクトリア朝の社交界において、独自の世界を確立した、売れっ子劇作家。そんな彼は、「個」がいかに生きるかということに対して、数多くの事を教えてくれる天才です。「常識」にとらわれない言葉に触れることで「自分は自分でいいんだ」「みんなと違う感じ方でもいいんだ」と生きる勇気が湧いてきます。「自分自身」「人間関係」「男と女」「人生」「道徳」の5つのテーマを読み進めていくことで、違った角度から自分自身を見つめなおすことができる「珠玉の一冊」です。【本文より】○浅はかな人間だけが、己を知っている。○その女を愛してさえいなければ、男はどんな女といても幸せなのだ。○友人は外見で選び、知人は性格で選んでいる。○男は年寄りにはなるが、善人には決してならない。○老人はすべてを信じ、中年はすべてを疑い、若者はすべてを知っている。○人が本当に馬鹿げたことをするときは、つねにとても高尚な動機からである。○生きる秘訣は、とことん、とことん、騙される喜びを味わうこと。○真実は滅多に純粋なことなどなく、単純であることは決してない。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
『女帝』『特命係長 只野仁』『カラマーゾフの兄弟』など数々の大ヒットドラマを生み出した人気脚本家、待望の処女作!ワクワクして、勇気がわいて、しかも涙がこぼれる。テレビドラマ界の大人気脚本家がはじめて放つ、最高の冒険ファンタジー小説が誕生。青い髪に生まれ、「バケモノ」と呼ばれる少年、キラ。失意のなか、森で出会った老師に導かれ、どんな願いも叶えるといわれる「七つのストーン」を集める冒険に出る。そこで見つけた、勇気のMINAMOTOとは……。壮大な世界観とともに描かれる、新しい自分に生まれ変わるための「心」のつくり方。「最初の一歩が一番こわいけん。ほれは見えない橋に踏み出すような勇気がいる。ほなけんど、踏みしめた足元に橋がかかる。わかいし(若者)よ、臆病なまま夢をつかめ」老師はそう告げると、ふっと消えた。キラは、再び「伝説の聖櫃」をもとめて、クイチピチュ(虹の峰)に向かって歩き始めた。(本文より)*目次より第一の石「赤」第二の石「オレンジ」第三の石「黄」第四の石「緑」第五の石「青」第六の石「紺」第七の石「紫」老師(ラオシー)の教え
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
言葉の裏側を、聞きのがしていませんか? 老人たちの言葉の裏側に隠された本当の気持ちを解き明かします。ベストセラー『死ぬまでになすべきこと』の著者による待望の書き下ろし。年をとることの意味、お年寄りとのつき合い方がわかる本。
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
ベストセラー『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』で全国に感動の輪をひろげた小説家・喜多川泰さん。新境地に挑むべく書き下ろされた今回の新作は、小学生&中学生という子どもたちの世界と、その親世代の生き方をテーマにした力作。ちょっとファンタジックな雰囲気を感じさせる内容に、思わず「ん?」と驚く読者がいるかもしれません。おいべっさんとは何か?不思議な母子はどこからやってきたのか?驚きのエンディング!
公開日: 2016/04/07
ライトノベル
 
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